カンガルーの小部屋

  • 2010.09.03

    カンガルーの本棚 コミック版

    大倉かおりさん画の「坊ちゃん」(集英社)を読みました。

    子どもが買っておいた夏目漱石原作のコミック版です。

    あらすじは知っているものの、原作を最後まで読み通したことはありません。

    いつも、おもしろさが分かる前に、投げ出していました。

    コミック版は、小一時間ほどで読むことができます。

    原作の入門としては、十分に楽しむことができました。

    これに味を占めて、同じコミック版で「三四郎」「ビルマの竪琴」「二十四の瞳」に挑戦。

    いずれも、まずまずの満足度です。

    もし、そのあと原作にたどり着かなくても、全く知らないよりはいいのかも知れません。

    これからも「コミック版コーナーにも、足を向けようかなっ」という気持ちになりました。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    かんがるうっ子 ラジオ体操も終わりです

    6時半から始まる夏休みのラジオ体操も、31日が最終日。

    子どもは景品をもらおうと、最終の2日間は、ねむい目をこすりながら参加します。

    皆勤賞は、ノートなどの文具セット。

    参加賞は、縄跳びの縄。

    涼しくなったら、縄跳びでスリムな体に挑戦しましょうね。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    カンガルギー情報 おかあさんの会

    9月2日(木)夏休み明けのおかあさんの会を開きました。

    6名のおかあさんが、参加されました。

    米粉を使い、炊飯器で作る米パンを教えていただきました。

    翌3日の日、さっそくひとりのおかあさんが、できあがりを持参されました。

    少しお餅っぽいかな。

    試食しているわたしを見て、男の子が「僕のだから、返して」という目をします。

    わたしには、ひとつの知識と興味。

    男の子には、やっと手に入れた貴重品だったのでしょう。

    10月31日(日)に予定している「2011年新一年生おための食物アレルギー講座」は、少しずつ話を進めていきたいと思います。

    2010年入学のクローバーの会のおかあさん方、よろしくお願いいたします。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    聴診器のむこうに シラン怪獣

    5才の男の子が、お気に入りの怪獣を持ってきました。

    クリニックのおもちゃ箱の恐竜と戦わせます。

    「どっちがつよいの」って聞きますと、自分の怪獣を指さします。

    「名前はなんていうの」と尋ねますと、「シラン」

    「えっ、シラン怪獣。」

    おとうと君の負荷試験の後で、もう一度名前を聞きますと、やはり「シラン」

    シラン怪獣に決定です。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    カンガルーの本棚 伝える技術

    池上彰さんの「わかりやすく<伝える>技術」(講談社現代新書)を読みました。

    この夏は、池上さんの本が、マイブームです。

    ほかの方の解説図書と、どこが違うのだろうかと考えていました。

    池上さんは、NHKの出身です。

    「NHKでは、放送では解説するけれど、判断するのは視聴者。視聴者がそれぞれの意見を持ってください、というスタンスで望みます。」と述べておられます。

    なるほど、そういう経験を積まれる中で、培われた文体だったのかと納得しました。

    この著書で、次の箇所に惹かれました。

    「あなたの話を聞いている相手は、自分とは生まれも育ちも違うわけだし、持っている常識が違います。そんな人たちにどういうふうに話をすればいいのか、伝えようとする相手のことを一生懸命考えます。当然のことながら、相手のことがよくわかっていないと、どいう伝え方をしていいかわかりません。そこで、相手はどういう人なのだろう?どういうことを言えばわかってもらえるかな?と考える。これがつまり、相手への『想像力』と言うことなのです。」

    伝えることは、相手を知ること、相手を想像すること。

    その上で、伝え方の工夫をすること。

    伝えることの奥深さを学びました。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏