カンガルーの小部屋

  • 2010.09.11

    聴診器のむこうに シールがいっぱい

    2才の女の子は、3人姉妹の末っ子。

    おねえさんが採血をしましたので、お連れでシールをもらいました。

    会計を待っている間に、あれれ、シールだらけ。

    おでこにも、ほっぺにも、ひだりの腕にも、シールがペッタペタ。

    好きなものは、後まわしにしないで、すぐに食べる子どもが、先生は好きですよ。

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.11

    かんがるうっ子 みたなあ~

    土曜の朝、ゆっくり起きると、子どもの姿が見あたりません。

    お風呂かと思いましたが、お風呂場の電気は消えていますし、音も聞こえません。

    心配になり、お風呂のドアを開けると、「みたなあ~」

    髪の毛をたらし、合わせた両手には、なにやら、透明のまあるいもの。

    後で聞くと、石鹸液で20cmくらいのシャボン玉を作っていたとか。

    おとうさんには、占いおばあさんの「水晶玉」の様に見えました。

    階段の下で待ち伏せをしたり、いきなりびっくり箱のふたを開けたり、おとうさんを驚かさないでくださいね。

    心臓には、あと何十年かは、働いてもらうつもりなのですから。

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.11

    クイズdeカンガルー きれいな模様

    砂利道に、きれいな模様が、咲いています。

    あれ、何だろう。

    大きさは、30cmくらいです。

    みなさんは、何だと思われますか?

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.11

    聴診器のむこうに レディーの持ち物は

    6才の女の子は、バッグから持ち物だして、机の上にならべます。

    ノートに、鉛筆に、お財布に。

    すぐにしまおうとするので、「もう一度、みせてよ」とお願いしますと、得意げな顔で、またならべはじめます。

    恥じらいと、得意さとに、揺れ動く小さなこころ。

    あなたはすっかりレディーです。

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.09.11

    聴診器のむこうに Gemini

    二人定員のベビーカーに乗っているのは、5か月の男の子。

    右手を口に入れて、のんびりモード。

    申し合わせた様に、同じポーズを作ります。

    おかあさんは、小柄でほっそりとした方。

    みくらべて、生命の不思議さを感じました。
                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.11

    クリニックだより 三つの輪9・10月号

    神戸医療生協機関誌「三つの輪」9月・10月号が届きました。

    今回の「カンガルーのポケット」は「あなたの胸にも素敵なリボンを」です。

    世の中には、偏見をうけ、傷つき、社会の中で遠慮がちに生きようとする人たちが大勢暮らされています。いろいろな色のリボンは、そんな人たちを優しく支えようとします。

    お手にとられ、是非お読みください。

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.11

    かんがるうっ子 22時のシャボン玉

    土曜のよる、みんなでお散歩に出かけました。

    子どもが、何やら口にしています。

    口から出てくるのは、シャボン玉。

    街灯のわずかな光をうけながら、あわく小さく輝きます。

    ナナとハッちゃんは迷惑そう。

    夜ぐらい、僕たちのペースで歩いてもらえませんか。

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.11

    7+8= ぼくのみつけもの

    おさんぽのときに、おいしそうな「ほね」を、みつけました。

    おとうさんに、みつからないうちに、おくちにくわえました。

    でも、おくちから、はみだします。

    おとうさんは、ボクが「ひらいぐい」するのがきらいなので、たちどまりません。

    ボクは、「ほね」をくわえたまま、あるきます。

    おくちから、よだれがながれおちます。

    それでも、おとうさんは、とまってくれません。

    ひといきついて、くわえていた「ほね」を、じめんにおいたしゅんかんに、おとうさんは、あるきはじめます。

    さよなら、おいしそうな「ほねちゃん」

    ゆだんしていたボクが、バカでした。

    こんどおあいしたときには、すぐに、まるのみしてあげますからね。

                           2010年9月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏