カンガルーの小部屋

  • 2010.09.21

    聴診器のむこうに コアラのマーチ

    6年生の男の子は、食物の解除が少しずつすすみました。

    「コアラのマーチを食べたよ」と、うれしそうに報告してくれます。

    「えっ、コアラのマーチ食べたの。大丈夫かなあ」

    「なんで?」

    「だって、寝ている間にどこかに行進してしまって、起きたら、全然別のところかもしれないよ」

    それを聞いていた看護師さんが、「木に登ってるかも知れないよ」と、フォローしてくれます。

    この連携プレーが、仕事を続ける原動力です。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= ナナちゃんありがとう

    ナナちゃん、ありがとう。

    334こめのボールのプレゼント。

    たしかにうけとりました。

    いつも、こわいかおをして、ボクをにらみますが、ほんとうはやさしいことを、しっていましたよ。

    ボクも、まけてはいられません。

    したのこうえんで、うえこみのなかをさがします。

    さがして、さがして、335こめをゲットです。

    ぼくのだいすきな、やややわらかボールです。

    ナナちゃん、こんどはいっしょに、さがしましょうね。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= ハッちゃんどうぞ

    公園で、ボールを見つけました。

    お休み開けの朝は、公園のボールの木が、実を落とします。

    おうちで待っているハッちゃんに、持って帰ることにしました。

    ハッちゃんには、いつもきついことを言って、悪いなあと思っています。

    昨日も、わたしの後ろを歩いていたハッちゃんが、うっかり溝に落ちたとき、きつい顔でにらんでしまいました。

    本当は、何が起きたのか、びっくりしたのですけどね。

    ハッちゃんの事が心配なんですが、うまく言葉にできなくて、ごめんなさい。

    334個目のボールで、許してくださいね。

    でも、わたしは、お口にくわえるのは、趣味ではありません。

    あとは、お願いしますね、おとうさん。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    かんがるうっ子 一気にゴクン

    2リットル入り水筒を、買ってはみたものの、どのように飲むのか心配です。

    子どもに実演してもらいました。

    水筒を大きく持ち上げて、一気にゴクン。

    豪快な飲みっぷり。

    さすが、おかあさん譲りです。

    将来が楽しみなシーンです。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= お花とお鼻

    お散歩道は、タチアオイが真っ盛り。

    白いの、赤いの、ピンク色。

    わたしは、お花が大好きです。

    お花とお鼻。

    だじゃれが大好きなおとうさんが、好みそうな写真でしょ。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    かんがるうっ子 どちらがこわい

    子どものお友だちが、怖い話をしてくれたそうです。

    「そう、それで、そのおばけと、おかあさんと、どっちがこわい?」って、尋ねます。

    「エーッと、エーッと・・」

    おかあさんの顔が、少し険しくなります。

    「そしたら、おばけと、妖怪と、おかあさんとでは?」と、答えやすいように誘導します。

    「エーッと、エーッと・・」

    数秒たっても、答えあぐねています。

    おかあさんが、「ウーッ」と、うなり声をあげはじめます。

    わたしは、どちらの味方もできずにオロオロ。

    子どもには、おあいそ・社交辞令と言う言葉を、教えることにしました。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= 運動会が近づくと

    公園の柵の間から、ナナが猛ダッシュ。

    「早く追いかけてね」とばかりに、リードを引っ張ります。

    わたしの身体では、柵のすき間は抜けられません。

    ナナちゃん、運動会が近いからと言って、綱引きの練習は、ほどほどにしましょうね。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    カンガルーの本棚 アメリカ・アメリカ

    池上彰さんの「そうだったのか!アメリカ」(集英社文庫)を、読みました。

    「そうだったのかシリーズ」の4冊目です。

    今回のテーマは、アメリカの今と昔。

    私はアメリカが嫌いです。

    私はアメリカが大好きです。

    そんな相矛盾する言葉から、始まります。

    「銃社会」「差別との戦い」「メディアの大国」「移民の国」「帝国主義国家」

    さまざまな視点から、アメリカの今と昔が、書き進められていきます。

    読み進むうちに、アメリカの若さが見えてきました。

    若さ故のバイタリティー、自由、柔軟さ、そして傲慢さ。

    そんなアメリカが、わたしも大嫌いで、大好きになりました。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏