カンガルーの小部屋

2010年 9月

  • 2010.09.23

    聴診器のむこうに お首も参加

    男の子は、卵スープの負荷試験。

    待っている間に、「あやとり」をはじめます。

    10本の指では足りなくて、お首も参加です。

    「すごいね、写真を撮るから、もう一度してね」と言うと、恥ずかしそうにしながら、リクエストに答えてくれました。

    待ち時間を、どのように有効に使うのかが、後での大きな差につながります。

    しっかりお首を使うと、遠くが見通せるようになりますよ。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    クリニックだより 好評なドロップス

    四国での講演おみやげに、ご当地ドロップスを買いました。

    「すだち風」「徳島ラーメン風」「讃岐うどん風」「軍鶏鍋風」の4種類。

    お世話になっている職員に配りました。

    1週間が経ち、売れ行きは今ひとつ。

    3週間が経っても、完売しません。

    特に坂本龍馬の絵が付いた「軍鶏鍋風ドロップス」の減り具合は進みません。

    今まで買って帰ったおみやげの中で、これほど話題が広がったものは、初めてです。

    徳島に行かれた折には、是非お買い求めください。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    聴診器のむこうに 快挙です

    コアラのマーチの男の子は、運動会の組み体操で、五段タワーの一番上に選ばれました。

    これは、快挙です。

    「小柄で、身軽で、敏捷性のある子ども」が、トップの条件。

    「先生に指名されたの?」って、尋ねますと、自分から立候補したとのこと。

    外来では恥ずかしがり屋さんの表情しか見せなかったので、驚きです。

    続いて登場の中学二年生の男の子も、組み体操タワーのトップを勤めます。

    「でも、この間、落ちてん。下の子がぐらついたから」

    そう、トップはみんなの協力がなければ勤まりません。

    「今日クリニックあるは、職員のみなさまのお力添えのたまものです」と、ひとり納得。

    感謝!感謝!です。

    でも、このはなし、「コアラのマーチ」君には、聞かさない方がいいかも知れませんね。

    怖くなって落ちると大変ですから。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    7+8= ネコじゃないってば

    おとうさんに、お願いがあります。

    歯医者さんの角で、いつもわたしのリードを引っ張って、写真をとります。

    「ねこじゃらし」の穂が、いくらわたしの尻尾に似ているからって、まいあさ毎朝、引っ張らないでくださいね。

    わたしはネコじゃないですよ~だ。

    由緒正しい、柴犬ということを、忘れないでくださいね。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    散歩のたのしみ 中秋の名月

    会合の途中から始まった腹痛は、時間毎にひどくなるばかりです。

    電車を乗り継いで帰宅しますが、冷や汗がじっとり。

    おかあさんに無理をお願いして、協同病院の救急外来に連れて行ってもらいました。

    自己診断は、18年ほど前に経験した、尿路結石。

    身体のなかを、カーリングのストーンが転がります。

    レントゲンと、CTを撮ってもらい、石を確認しました。

    日頃は逃げ回っている注射も、痛みが取れるのなら、なんでもしてねと「おまかせコース」

    10の痛みが6になったところで、3時半近くに帰宅しました。

    雨模様の空を見上げると、雲間に中秋の名月が見え隠れします。

    お月さまをみる余裕が出たのかと、少しだけ喜びながら、痛みとつきあう、長い夜が始まります。

    昨秋は痛風発作を起こし、今秋は尿路結石です。

    この季節は、どうやらわたしには、鬼門になりそうです。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    7+8= ついかおねがいしま~す

    おさんぽからかえると、おとうさんが、ごはんをくれました。

    ボクが、いそいでたべていると、

    「あれっ、ハッちゃんに、またごはんあげたん?」と、おかあさんがいいます。

    そうです。

    ボクは、おさんぽのまえに、ばんごはんをたべたけど、おとうさんにはだまっていました。

    「ついか、おねがいしま~す」といわなくても、もらえたので、ちょ~ラッキーでした。

    おとうさん、こんども、ついか、おねがいしますね。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    カンガルギー情報 森川先生と

    前の小児アレルギー学会理事長、森川明廣先生と、お話しをする機会を得ました。

    明石の瀬戸屋先生が、9月23日に森川先生の喘息講演会を企画され、前の日の集まりの席です。

    出席者は両先生と、兵庫県保険医協会の池内会長とわたしの4人。

    コップ一杯のビールが入るだけで、アレルギーの現状についての論議になりました。

    ①気管支喘息の慢性管理の指標として、ピークフローが汎用されていますが、呼吸機能検査の普及を、喘息ガイドラインでは何故もっと強く勧められないのでしょうか。

    ②大人のガイドラインの治療目標と違い、小児の治療目標は、最大限の運動パーフォーマンスを発揮した場合でも、呼吸機能がついていけることだと思うのですが・・

    ③患者さんが求めるアレルギー治療とは、どういうものなのでしょうか

    ④感染症とアレルギーとの関連については、どのようにお考えでしょうか

    ⑤一般臨床医がレベルアップされてきたと時に、アレルギー専門医が果たす役割について

    などなど、3時間あまり、話し合いました。

    学会や研究会よりも、もっと身近に質問と答えとのやりとりができて、とても楽しい夜になりました。

    お招きいただきまして、本当にありがとうございました。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.09.23

    かんがるうっ子 アヒルになったよ

    「おとうさん、見て、見て」

    居酒屋で、子どもが呼びます。

    みると、いつの間にか、アヒルに変身しています。

    「パソコンの、デスクトップの背景に、設定させてね」と頼みましたが、これは却下。

    次は、何に変身するのか、楽しみです。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.22

    聴診器のむこうに クウーン

    3年生の男の子は、おかあさんに甘えて、「背中を掻いて」と頼見ます。

    「そんなんで、いいんでしょうか」と、おかあさんから相談されました。

    「大丈夫です、おかあさん。うちのハッちゃんも、いつもおかあさんに背中を掻いてとねだりますよ。でも、じょうずに、クウーン、クウーンと甘えますけどね」と、お答えしました。

    そこで外来で男の子と「クウーン、クウーン」の実習です。

    じょうずにおねだりすること、これが基本ですからね。

                           2010年9月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.22

    7+8= 私も一点

    タチアオイの花は、不思議です。

    ひとつの木に、ひとつの枝に、別々の色のお花。

    赤いのと、白いのと、運動会の子ども達のようです。

    赤勝て、白勝て。

    わたしは、もちろん、白組に一点です。

                           2010年9月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    聴診器のむこうに コアラのマーチ

    6年生の男の子は、食物の解除が少しずつすすみました。

    「コアラのマーチを食べたよ」と、うれしそうに報告してくれます。

    「えっ、コアラのマーチ食べたの。大丈夫かなあ」

    「なんで?」

    「だって、寝ている間にどこかに行進してしまって、起きたら、全然別のところかもしれないよ」

    それを聞いていた看護師さんが、「木に登ってるかも知れないよ」と、フォローしてくれます。

    この連携プレーが、仕事を続ける原動力です。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= ナナちゃんありがとう

    ナナちゃん、ありがとう。

    334こめのボールのプレゼント。

    たしかにうけとりました。

    いつも、こわいかおをして、ボクをにらみますが、ほんとうはやさしいことを、しっていましたよ。

    ボクも、まけてはいられません。

    したのこうえんで、うえこみのなかをさがします。

    さがして、さがして、335こめをゲットです。

    ぼくのだいすきな、やややわらかボールです。

    ナナちゃん、こんどはいっしょに、さがしましょうね。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= ハッちゃんどうぞ

    公園で、ボールを見つけました。

    お休み開けの朝は、公園のボールの木が、実を落とします。

    おうちで待っているハッちゃんに、持って帰ることにしました。

    ハッちゃんには、いつもきついことを言って、悪いなあと思っています。

    昨日も、わたしの後ろを歩いていたハッちゃんが、うっかり溝に落ちたとき、きつい顔でにらんでしまいました。

    本当は、何が起きたのか、びっくりしたのですけどね。

    ハッちゃんの事が心配なんですが、うまく言葉にできなくて、ごめんなさい。

    334個目のボールで、許してくださいね。

    でも、わたしは、お口にくわえるのは、趣味ではありません。

    あとは、お願いしますね、おとうさん。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    かんがるうっ子 一気にゴクン

    2リットル入り水筒を、買ってはみたものの、どのように飲むのか心配です。

    子どもに実演してもらいました。

    水筒を大きく持ち上げて、一気にゴクン。

    豪快な飲みっぷり。

    さすが、おかあさん譲りです。

    将来が楽しみなシーンです。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= お花とお鼻

    お散歩道は、タチアオイが真っ盛り。

    白いの、赤いの、ピンク色。

    わたしは、お花が大好きです。

    お花とお鼻。

    だじゃれが大好きなおとうさんが、好みそうな写真でしょ。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    かんがるうっ子 どちらがこわい

    子どものお友だちが、怖い話をしてくれたそうです。

    「そう、それで、そのおばけと、おかあさんと、どっちがこわい?」って、尋ねます。

    「エーッと、エーッと・・」

    おかあさんの顔が、少し険しくなります。

    「そしたら、おばけと、妖怪と、おかあさんとでは?」と、答えやすいように誘導します。

    「エーッと、エーッと・・」

    数秒たっても、答えあぐねています。

    おかあさんが、「ウーッ」と、うなり声をあげはじめます。

    わたしは、どちらの味方もできずにオロオロ。

    子どもには、おあいそ・社交辞令と言う言葉を、教えることにしました。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    7+8= 運動会が近づくと

    公園の柵の間から、ナナが猛ダッシュ。

    「早く追いかけてね」とばかりに、リードを引っ張ります。

    わたしの身体では、柵のすき間は抜けられません。

    ナナちゃん、運動会が近いからと言って、綱引きの練習は、ほどほどにしましょうね。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    カンガルーの本棚 アメリカ・アメリカ

    池上彰さんの「そうだったのか!アメリカ」(集英社文庫)を、読みました。

    「そうだったのかシリーズ」の4冊目です。

    今回のテーマは、アメリカの今と昔。

    私はアメリカが嫌いです。

    私はアメリカが大好きです。

    そんな相矛盾する言葉から、始まります。

    「銃社会」「差別との戦い」「メディアの大国」「移民の国」「帝国主義国家」

    さまざまな視点から、アメリカの今と昔が、書き進められていきます。

    読み進むうちに、アメリカの若さが見えてきました。

    若さ故のバイタリティー、自由、柔軟さ、そして傲慢さ。

    そんなアメリカが、わたしも大嫌いで、大好きになりました。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.20

    カンガルギー情報 乳幼児喘息フォーラム

    9月18日、「BABY SYMPOSIUM 2010」(於 東京)に出かけました。

    「デバイスの特徴を理解した吸入療法の選択」「乳幼児喘息のQOL改善を目指して」「新しい小児喘息治療薬」「患児・保護者の視点に立ったよりよい喘息治療とは?」

    プログラムは、盛りだくさんです。

    いろいろと新しいことを学びましたが、中でも大阪府立呼吸器アレルギー医療センターの亀田誠先生のお話は、秀逸でした。

    「何のための、誰のための治療なのか」という問いかけから、お話しが始まります。

    保護者の方に熱心に語りかけるあまり、子どもを置き去りにしていないか。

    耳の痛いお話しです。

    子ども目線で、もっと子どもに語りかけよう。

    もっと、喘息という病気について、治療について、子どもと気持ちを共有しよう。

    亀田先生は、続けられます。

    会の終了後の懇親会では、先生の隣りにべったりとくっつき、先生を独占。

    朝食の時には、偶然にも席がお隣。

    モーニングセットが運ばれてくるのにも気づかずに、話し込みました。

    亀田先生には、2011年1月の兵庫食物アレルギー研究会に、講師として来ていただく予定です。

    今から、ワクワク楽しみです。

                           2010年9月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.20

    カンガルギー情報 おこめタイ焼き君

    「まいにち、まいにち、ボクはてっぱんの~」

    うわさの「おこめタイ焼き君」を、いただきました。

    お米のホットケーキミックスを使い、一度に2個作れる「たい焼きプレート」で、焼き上げます。

    表面はカリッと香ばしく、おなかのあんこと、よく合います。

    お口にくわえて、はいピース。

    小麦アレルギーの子どもさんに作られる時には、ご相談くださいね。

                           2010年9月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2/6