-
2010.09.20
かんがるうっ子 リサとガス
リサとガスパール展に行きました。
1999年生まれと言いますから、こどもと同い年です。
原画は、油絵の光沢が美しく、一点一点、楽しく見てまわりました。
中でも、「リサとガスパール えいがかんにいく」の絵とお話しが気に入りました。
アイスを食べて、こぼしてしまって、ハンカチの代わりにお口を拭いたのは、なんとおとうさんの帽子です。
あわてて、トイレできれいに洗い、戻ってくると、おとうさんは何が起きたのかも知らないで、眠っていました。
陰影の濃い色調で描かれた、リサとガスパールの表情がおもしろく、一押しの作品です。
原画展を見てまわりながら、リサとガスパールに、兄弟がいることを知りました。
リサのおうちには、パパ、ママと、おねえさんのビクトリア、妹のリラ。
ガスパールのおうちには、パパ、ママと、おにいさんのシャルル、妹のルイーズ。
マフラーの色で区別ができます。
うちのおねえさんと、ナナ、ハッちゃんも、これからは、マフラーで区別しようかなっ。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.20
シネマ・カンガルー うみの猿
映画「海猿・The last message」を見ました。
3D映画に、はじめて挑戦です。
3Dは、眼鏡を二つかけることになるのと、ちょっとした船酔い気分になるのと、どうしても、3Dシーンを見せんがための絵作りになりがちなので、敬遠していました。
今回の「海猿」は、お話しに引っ張られました。
Happy End は、いいものです。
劇場を出て、「海上保安庁の試験を受けようかなあ」と言いますと、「すぐに死んでしまうから」「およがれへんくせに」と、おかあさんと子どもから、ほとんど同時に、一蹴されてしまいました。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.20
カンガルギー情報 炊飯器おこめパン
うわさの、「炊飯器おこめパン」第二弾です。
そのままいただくと、蒸しパンのよう。
トーストにすると、どんな味になるのか、楽しみです。
レシピが載っている、多森サクミさんが書かれた、
小麦粉・卵・乳製品ゼロ「炊飯器で超かんたんふんわり米粉パン」
価格:本体1400円+税/家の光協会を買いました。
小麦アレルギーの子どもさんも、おいしくいただけそうです。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.20
かんがるう目線 西間先生と
東京での乳幼児喘息フォーラムのあと、ロビーで写真を撮ってもらいました。
カンガルーの着ぐるみをはさんで、写っているのは、西間三馨先生です。
「いっしょに、入ろう」と気軽に声をかけていただきました。
西間先生は、国立病院機構福岡病院の名誉院長。小児アレルギー学会の理事長を長く務められるなどの、アレルギー学会の重鎮です。
20年も前になるのかも知れません。
わたしが、今よりももっと駆け出しの頃、神戸に講演に来られたときにお会いしました。
当時はわたしの肩書きは「国立神戸病院小児科医師」
アレルギーや発達障害の外来治療の進め方を巡って、院長と再三にわたってぶつかり、悩んでいた頃です。
同じ国立病院の院長職にあられる西間先生に、鬱々とした気持ちをぶつけました。
「きみ、もっと自由にやりたまえよ」
そう、先生はわたしを励ましてくださいました。
「これが上司なんだ、これがトップなんだ」と感じました。
後輩を育てること。
自分の思いをしっかりと伝えながら、その人の気持ちを一番に尊重すること。
こころに響いた一言は、20年を過ぎても色あせないものなのですね。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.20
カンガルーの本棚 ガリレオ
子どものマイブーム、東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」(文春文庫)を読みました。
子どもがはじめて手にした、文庫本。
読み終えたばかりの、本を借りました。
子どもの前で読んでいると、「おとうさん、どこ読んでるの?」「犯人誰か知ってる?」と気になる様子。
お願いですから、探偵ものは、犯人を教えないでくださいね。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.20
カンガルギー情報 宍粟市での講演会予定
宍粟市で、食物アレルギーの講演会に出かけます。
日時:2010年9月28日(火)14時~16時
場所:宍粟防災センター4階(宍粟市山崎町鹿沢65-3)
学校の先生向けに企画された講演会ですが、保護者の方や一般の方の参加も可能とのことです。
お近くの方は、是非ご参加ください。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.20
聴診器のむこうに わたしはブラック
9月18日は、ポケモン新作DSソフトの発売日。
4年ぶりの完全新作のタイトルは、「ブラック」と「ホワイト」です。
2つのソフトは、微妙に展開に違いがあるそうです。
どちらを予約しようかと、考えあぐねているうちに、予約期間が過ぎてしまいました。
18日当日、外来をしていると、20才の男の子から電話がかかって来ました。
「先生、今、オモチャ屋で並んでいるんだけど、先生もソフトいる?」
ありがたい申し出です。
でも、お断りしました。
小児科外来の受付の方が、「予約券が余っていますよ」と言われていたのです。
おまけに18日の外来が終わった頃を見計らって、新作ソフトを届けてくださるというありがたい契約が成立したばかりでした。
わたしがお願いしたのは、「ブラック」のほう。
はくようポケモンの「レシラム」が登場します。
わたしのポケモン好きが、こんなに知れわたってしまうとは、少し恥ずかしいですね。
睡眠不足にならないように、ゆっくりと楽しむことにします。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.19
カンガルギー情報 一番乗り
9月18日、乳幼児喘息のシンポジウムを聞きに出かけました。
東京の会場で、1800からの開始です。
午前の診察は、食物負荷の方が、12名。
何か特別なことが起こらなければ良いのにと、いつもよりもハラハラどきどき。
幸い、みなさまのご協力もあり、早い時間に外来診察を終えることができました。
新幹線に飛び乗り、会場へは1700前に到着。
広い会場に案内されると、一番乗り。
また、記録を作ってしまいました。
さあ、しっかり聞いてかえるぞ~。
2010年9月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.18
かんがるうっ子 エイサー
運動会を前に、子どもの頭の中は、演技種目の「エイサー」一色です。
「では、問題です。3曲のエイサーの曲名は、なんというでしょう?」と聞かれます。
これは、難問です。
確か会話の中で、子どもが何やら言っていた記憶があるのですが、覚えるモードで聞いていなかったの、解答できません。
テストの時、「分からなくても白紙で出してはいけない」と言う教訓が思い出されます。
「一つ目が、あんたがたどこさ、で、2番目がでかんしょ。そして最後が、河内音頭。」と、空白を埋めます。
子どもは、「またか」という顔をして、答えます。
「アサドヤユンタ、ホーネンオンド、トーシンドーイ」
ネットで調べますと「安里屋ユンタ、豊年音頭、唐船ドーイ」と書くようです。
こんど質問されたときには、全問正解をめざします。
2010年9月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.17
聴診器のむこうに アンキンマン
2才の女の子のTシャツがらは、アンパンマン。
でも、ちょっと待ってくださいね。
アンパンマンの顔は、バイキンマン。
バイキンマンの顔は、アンパンマン。
これでは、「アンキンマン」と「バイパンマン」になってしまいます。
人間が持つ、外面と、内面の二面性。
哲学的な深みを描いたTシャツですね。
2010年9月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.17
散歩のたのしみ 早起きハッちゃん
表を通る、車の音に混じって、ハッちゃんの声が聞こえます。
時計は、5時前。
何が気になるのか、呼び声をあげ続けます。
根比べに負けて、着替えると、お散歩に出発。
遠くの空には、鉄塔のシルエット。
歩くうちに、空が薄白く開けていきます。
リュックを背負い、出勤する人。
車を止めて、たばこを吸う人。
曲がり角で、散歩中の白い犬に出会うと、ハッちゃんが固まります。
大通りには、ジョギング、ウオーキング姿が見られます。
「ぱちっ」小さな鋭い音とともに、街灯が消えました。
家に戻ると、ポストには、今朝の朝刊が入っています。
ハッちゃん、眠いのはつらいけど、いつもと違う、いろいろな顔に出会えましたよ。
2010年9月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.16
クリニックだより おかあさんの会9月16日
9月16日(木)、おかあさんの勉強会を開きました。
11才の子どもさんのおかあさん1名、6才7名、5才2名、4才1名と、11名のおかあさんが参加されました。
出された質問や、話し合われた内容は、次のようなことがらです。
○自然学校の注意点、○フッ素塗布の安全性、○ホワイトソースの摂取量、○熱中症対策、
○おこめパスタ、○炊飯器で作る米粉パン、○せき喘息などなど。
次回は、10月7日(木)、10月21日(木)に開く予定です。
大勢のおかあさん方のご参加を、お待ちしています。
2010年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.16
聴診器のむこうに 自由研究は
夏休みも終わり、「自由研究はなにしたの」って、3年生の女の子に尋ねました。
「・・・」
どう答えようかと考えている様子なので、助け船を出すことにしました。
「おかあさんが、何回『はやくしなさいっ』て言ったか、カウントするとか・・」
後ろからおかあさんが、「それやったら、朝だけで10回以上になるわ」とフォロー。
どこのおうちでも、同じ現象が見られるようです。
2010年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.16
かんがるうっ子 ガリレオ
子どもは、夏の旅行以来、「探偵ガリレオ」に、はまっています。
文庫本を読んだり、テレビドラマのDVDを見たり、少しの時間を見つけては夢中です。
一緒にDVDを見たあと、「おとうさんは、どこがおもしろい?」と聞きます。
「科学的に事件を解決するところかなっ」と答え、「あなたは?」と、返します。
「主人公ふたりの、微妙な関係かなっ」
おとなと、子どもと、答えが入れ替わったような会話になりました。
2010年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.16
7+8= やきゅうしようね
あめあがりのくさむらで、すごいのをみつけました。
やきゅうのグローブです。
「ハッちゃん、誰かのだから、おいといてあげて」と、おとうさんはいいます。
でも、やきゅうのボールは、たくさんあつめたので、ボクは、グローブがほしかったです。
おくちでくわえて、あるいていると、「ハッちゃん、そんなの持ってたら、おシッコも、ウンチも出なくなるでしょ」と、おとうさんが、やさしいこえでさそいかけてきます。
ボクは、そんなこえには、だまされません。
しっかりと、おうちにもってかえりました。
カミカミはじめようとすると、おかしのいいにおい。
「なんだろう」とグローブをはなしたすきに、グローブはどこかにいってしましました。
おとうさん、また、やきゅうしましょうね。
2010年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.15
7+8= ぜっこうちょう
あさのおさんぽで、ボールをみつけました。
まえから、めをつけていた、したのこうえんの、しげみです。
まずは、きいろいテニスのボール。
332こめです。
まえにもおはなししましたが、ボクはテニスのボールは、すきではありません。
おとうさんに、ゆずりました。
すぐちかくに、やきゅうのボール。
ボクの、だいこうぶつです。
333こめの、きねんすべきボールは、たいせつにくわえて、もってかえりました。
2010年9月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.14
クリニックだより 急なお願いです
9月18日(土)の診察受付時間を、短縮させていただきます。
予約外の方は、11時を受け付け終了とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
当日は、夕刻より東京で小児喘息のカンファレンスが開かれます。
小児喘息の診断・治療を行う上での疑問点を、少しでも晴らしたく、出席することにしました。
急なお願いで申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
2010年9月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.14
聴診器のむこうに オチャラ系
7才と、5才の男の子と、ポケモン談義。
診察室に飾っているポケモンポスターの、名前のあてっこをします。
おにいさんに「あなたは、何系ポケモン?」と聞きますと、「ほのお系」
「すぐ、おこるから、モウカザルかな」っと、名付けます。
ポケモンは、タイプにより、「ほのお系」「みず系」「くさ系」などに分かれます。
「ところで、先生は、なに系ポケモンか知ってる?」と聞きますと、「・・・?」
「正解は、おちゃら系です。」
男の子は2度目の「・・・?」
西日が当たる診察室に、寒い空気が流れました。
2010年9月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.13
聴診器のむこうに 今度はぬけがら
6才のお嬢さんは、「せみのぬけがら」持参で登場です。
前回はダンゴムシでした。
「ムシ好きやねえ」と言いますと、「ミミズには、よわい」と答えます。
やったあ、わたしはミミズは大丈夫です。
目をむけると、首に聴診器を巻いています。
おもちゃと本物とのあいだバージョンです。
今から生物と人体の学習ですか。
どんな音が聞こえるのか、おしえてくださいね
2010年9月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.09.13
7+8= まあるいもの
あさのおさんぽで、まあるいものをみつけました。
ボールのにおいでは、ありません。
おかあさんが「なにっ」て、たずねます。
ボクは、わかんなかったので、おとうさんが「きのことちがう?」と、こたえました。
いざかやさんにも、よくにたたべものがあるそうですが、ボクは、しりません。
どくかもしれないので、ガブリはやめました。
2010年9月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏