カンガルーの小部屋

2010年 9月

  • 2010.09.07

    7+8= ゆっくりけいは

    うえのこうえんに、おさんぽに、でかけました。

    かいだんのところで、おとうさんが、「ハッちゃん、みて、みて」といいます。

    なんだか、くろいものがうごいています。

    おはなで、クンクンすると、あたまをひらきます。

    「ハッちゃん、クワガタやで。すごいなあ」と、おとうさんはいいますが、ぼくはゆっくりとうごくものは、すきではありません。

    ヤモリさんとか、カエルさんとか、バッタさんのように、はやくうごくものがすきです。

    おとうさんは、いつものように、しゃしんをとるのにむちゅうです。

    あしに、かが、10ひきくらいとまっているのに、きがついていないけど、おしえてあげないでおこお~っと。

                           2010年9月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.07

    7+8= わたしといっしょ

    おねえちゃんは、朝ご飯を食べるときに、「今日は、ドッグフードにしよ」って、言います。

    自分でコーンフレークをお皿に入れて、食べはじめ、「ナナもいる?」

    もちろん、いりますよ。

    わたしは、甘いものが大好きですから、いつものご飯よりも、お砂糖味のコーンフレークのほうが好きにきまってます。

    でも、「朝ご飯は、ドッグフードにする」って、みんなの前では言わないで下さいねって、おかあさんがお願いしていましたよ。

                           2010年9月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.09.07

    7+8= あさひをあびて

    こうえんの、うえこみに、なんだか、いいにおいがします。

    ボールかなっ。

    おとうさんも、かがみこんで、さがそうとします。

    まけるもんですか。

    ジャンプをして、しっかり「329こめ」をゲットです。

    ボクのだいすきな、やわらかボールです。

    ななめにかぶりついて、あさひのなかを、かえります。

                           2010年9月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.06

    クリニックだより 先輩医師からのバトン

    9月5日(日)の研修会で、湧谷煌先生(名誉理事長)のお話しを聞きました。

    神戸に医療生協が誕生したのが、1961年。

    湧谷先生は、その時から、神戸医療生協の顔として、活躍されてきました。

    先生が、守り育てられてきた神戸医療生協も、来年で50周年を迎えます。

    どんなにいい考え方のものでも、続かなければ意味がありません。

    設立当時の古い写真を見ながら、先輩から託されたバトンを、重くうけとめました。

                           2010年9月6日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.06

    クリニックだより セイフティー・ウオーキング

    9月5日の日曜日、ポートアイランド国際会議場で研修会がありました。

    医療生協を大きくする取り組みの準備会の研修です。

    講師は、セイフティー・ウオーキングの土井龍雄さん。

    スライドと、実技を交えて講演されました。

    ただ多く歩くだけでは、ダメ。

    ①無理のない歩幅で歩く

    ②骨盤・背骨・頭をまっすぐ保って歩く

    ③下腹部(丹田)を締めて歩く

    ④左右の足の間隔(歩幅)をとって歩く

    ⑤つま先とひざを進行方向に向けて歩く

    ⑥かかとから着地して歩く

    ⑦腕振りと足の運びを合わせて歩く

    ⑧肩を下げて前をみて歩く

    ⑨上下動を小さくして歩く

    ⑩歩調を呼吸に合わせて歩く

    ナナと、ハッちゃんのお散歩では、うまく歩けていないようです。

    これは、困った、困ったです。

                           2010年9月6日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.06

    聴診器のむこうに ジャイアンツ

    アメリカに5年住んでおられた男の子が、帰国され、受診されました。

    まずは、向こうで受けられていた治療を確認。

    見せていただいた軟膏は、60gのステロイド。

    日本で使われているのは、5gのものが標準です。

    さすがは、アメリカ。

    60÷5=12倍のジャイアンツ版。

    思わず写真を撮らせていただきました。

                           2010年9月6日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.06

    散歩のたのしみ ラジオ体操カード

    夏休みがおわり、緑道をお散歩していますと、植え込みに見たことがあるカード。

    ラジオ体操の参加証です。

    手にとると、3分の2以上の所に出席印が押してあります。

    カードがないと、参加賞がもらえません。

    参加賞をもらった後でなくしたのか、もらう前なのか、それが心配です。

    ハッちゃんが早く行こうと言うので、探偵ごっこはそれでおしまいにしました。

                           2010年9月6日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.06

    7+8= ぼうしとボール

    ゆうがたの、おさんぽのときに、「ぼうし」をみつけました。

    はじめは、なんだろうとクンクンしましたが、おとうさんが「ハッちゃん、『ぼうし』はおいといたげてねっ」といいます。

    あたまにかぶろうとしましたが、うまくいかないので、おくちでかぶりました。

    おとうさんは、なんどか、ぼくから「ぼうし」をとりかえそうとしますが、そうはいくもんですか。

    ボクは、だいすきなものは、おとうさんでも、わたしません。

    こうえんのちかくのみぞにいくと、ボールがおちていました。

    ぼくは、「ぼうし」よりも、ボールのほうが、おくちにあいます。

    328こめのボールをくわえて、かえりました。

    きょうはほんとうに、たのしい、おさんぽでした。

                           2010年9月6日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    聴診器のむこうに あたまにタオル

    中学2年生の男の子は、水泳部。

    野球部やサッカー部の子どもが、グラウンドで走り回っている時に、水の中。

    「いいね、冷たくて」と言いますと、「お湯みたいやで」

    「それやったら、タオルと石鹸を持って入ったら」と楽しい会話。

    帰り際にもう一度、「頑張って温泉に入ってくださいね」と励ましますと、「えっ、プールです」

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    聴診器のむこうに ごちそうさま

    6才の男の子は、喘息の吸入が終わると、大きな声で「ごちそうさま~」

    看護師さんが「おいしかった?」と尋ねます。

    礼儀正しいけど、少しは違う日本語に、「なるほど、そういう使い方もあるんだ」と、妙に納得しました。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    聴診器のむこうに ゆっくりダラダラと

    3年生の男の子に、夏休みに楽しかったことを尋ねました。

    「おもしろいことない。」と答えるその後ろから、おかあさんが「萩と津和野に旅行したんですよ。」と、話を引き取られます。

    「でも、すぐに旅館に行こう、行こうと言うんです。早く旅館に行って、お風呂に入って、ゆっくりしたいと言うんです。」

    おとうさんひとりが、走り回っておられたとのこと。

    男の子に尋ねると、「家が一番、クーラーをかけて、ゆっくりして、ダラダラが好き。」

    本当に気持ちを込めて答えるので、おかしくなりました。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    聴診器のむこうに 動物園前では気をつけて

    9才の女の子の服装は、しまうま模様のワンピース。

    「動物園の近くでは、気をつけてね。うちのシマウマが逃げたと思われて、つかまえられると困るから。」と注意しました。

    「でも先生、この服、高かったんですよ。メゾピアノって書いてあるでしょ。クマの絵がポイントなんです。」と、おかあさんが言われます。

    あまりの高級品に、しまうまの冗談は、吹っ飛んでしまいます。

    帰って子どもに写真をみせると、「わたしには、あわないから」と、COOPさんのお安いもので十分なよう。

    まずは、財布を押さえて一安心しました。

    でも、何ごとも先行投資が大切です。

    ファッションのセンスが育って、アパレルメーカーの社長さんになるかもしれませんよね。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    7+8= まあるいもの

    よるのおさんぽは、あたりがよくみえません。

    でも、くさむらに、なんだか「まあるいもの」がおちています。

    ちかよって、クンクンクン。

    おとうさんが、フラッシュをたいて、しゃしんをとってくれました。

    スイカかなっ、カボチャかなっ。

    どっちにしても、ぼくはきょうみがありません。

    はやくあるきましょうよ、おとうさん。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.09.05

    散歩のたのしみ 大きな怪人

    プール越しに空を見ると、大きな怪人。

    目と口と、雲の顔。

    時間とともに、左の手も動きます。

    夏空に、おもしろいものを見つけました。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    カンガルーの本棚 すこしずつ

    俵万智さんの「101個目のレモン」(文春文庫)を読みました。

    5月半ばに手元に置き、少しずつ読み進めました。

    あとがきのなかで、俵さんは「すべてをひっくるめた自分自身の三十代が、ここには詰まっているような気がします。」と、書かれています。

    そんなエッセイ集の中で、「絵画あれこれ」というタイトルに集められたエッセイが、わたしは好きです。

    「書きたいものがあるとき、書きたくてしかたがないとき、原稿用紙の白は、無限の可能性をもって歓迎してくれる。けれど、書きたいものが見えないとき、書きたくても書けないとき、その白は、残酷で冷たい鏡となる。」

    12月に発行予定の共同執筆3冊目の「学校生活に必要な食物アレルギーの知識(仮題)」

    この31日にようやく脱稿し、編集者に送付しました。

    ものを書くと言うこと。

    とても魅力的で、苦しいものですね。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.04

    かんがるうっ子 早起きは

    明日の学校に行く準備をする段になって、音楽会の楽譜が見つかりません。

    遅くまで探しても、見つかりません。

    翌朝に、もう一度探しなおすことにしました。

    6時の目覚ましで飛び起きて、探して、見つけて、一安心。

    「早起きは、三文の得やね」と言います。

    それも言うなら、「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先のつえ」でしょ。

                           2010年9月4日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    カンガルーの本棚 コミック版

    大倉かおりさん画の「坊ちゃん」(集英社)を読みました。

    子どもが買っておいた夏目漱石原作のコミック版です。

    あらすじは知っているものの、原作を最後まで読み通したことはありません。

    いつも、おもしろさが分かる前に、投げ出していました。

    コミック版は、小一時間ほどで読むことができます。

    原作の入門としては、十分に楽しむことができました。

    これに味を占めて、同じコミック版で「三四郎」「ビルマの竪琴」「二十四の瞳」に挑戦。

    いずれも、まずまずの満足度です。

    もし、そのあと原作にたどり着かなくても、全く知らないよりはいいのかも知れません。

    これからも「コミック版コーナーにも、足を向けようかなっ」という気持ちになりました。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    かんがるうっ子 ラジオ体操も終わりです

    6時半から始まる夏休みのラジオ体操も、31日が最終日。

    子どもは景品をもらおうと、最終の2日間は、ねむい目をこすりながら参加します。

    皆勤賞は、ノートなどの文具セット。

    参加賞は、縄跳びの縄。

    涼しくなったら、縄跳びでスリムな体に挑戦しましょうね。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    カンガルギー情報 おかあさんの会

    9月2日(木)夏休み明けのおかあさんの会を開きました。

    6名のおかあさんが、参加されました。

    米粉を使い、炊飯器で作る米パンを教えていただきました。

    翌3日の日、さっそくひとりのおかあさんが、できあがりを持参されました。

    少しお餅っぽいかな。

    試食しているわたしを見て、男の子が「僕のだから、返して」という目をします。

    わたしには、ひとつの知識と興味。

    男の子には、やっと手に入れた貴重品だったのでしょう。

    10月31日(日)に予定している「2011年新一年生おための食物アレルギー講座」は、少しずつ話を進めていきたいと思います。

    2010年入学のクローバーの会のおかあさん方、よろしくお願いいたします。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    聴診器のむこうに シラン怪獣

    5才の男の子が、お気に入りの怪獣を持ってきました。

    クリニックのおもちゃ箱の恐竜と戦わせます。

    「どっちがつよいの」って聞きますと、自分の怪獣を指さします。

    「名前はなんていうの」と尋ねますと、「シラン」

    「えっ、シラン怪獣。」

    おとうと君の負荷試験の後で、もう一度名前を聞きますと、やはり「シラン」

    シラン怪獣に決定です。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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