カンガルーの小部屋

2010年 10月

  • 2010.10.31

    聴診器のむこうに あこがれの飛行機

    5才の男の子は、ヒコーキになりたいと言います。

    航空機整備士のテレビドラマにあこがれて、「ヒコーキになりたい」と言います。

    絵本や、DVDを見ては、「ヒコーキになりたい」と言います。

    ヒコーキになるのは、結構難しいと思いますよ。

    まずは、飛ぶ前に、地に足をつけた勉強をすること。

    食後には、ジェット燃料を飲むこと。

    そして、プルプルという、発声練習も必要です。

    晴れて、ヒコーキになれたら、お空を思いっきり飛んでくださいね。

                           2001年10月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.31

    聴診器のむこうに シールをペッタン

    2才の男の子は、もらったシールをペッタンごっこ。

    聴診するわたしのおでこに、貼ろうとします。

    うまくいかないので、こんどは、聴診器についている「しまじろう」の人形にペッタン。

    しまじろうくんが、おどろいていますよ。

                           2010年10月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.31

    聴診器のむこうに パワフルおばあちゃん

    1才の男の子は、おなじみの「たてじまユニフォーム」を着て登場です。

    背中には、背番号と、ネーム入りです。

    85才のひいばあちゃんの作品とか。

    はじめは、アプリケを買って付けていたところ、はがれるので、ひとつ一つ手縫いで、縁かがりされたそうです。

    おそるべし、パワフルおばあちゃん。

    来年こそは、セリーグ制覇です。

                           2010年10月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.30

    カンガルーの輪舞曲 アトピー性皮膚炎談話会

    10月30日(土)、第31回近畿アトピー性皮膚炎談話会に出席するために、大阪に出かけました。

    後半の教育演題は3題。

    ①アトピー性皮膚炎における経皮感作と食物アレルギー(近畿大学皮膚科教授 山田先生)

    ②大豆アレルギー(県立加古川医療センター皮膚科部長 足立先生)

    ③食物負荷テストの実際(いたやどクリニック院長 木村)

    前日の準備をしているときには、少し緊張しましたが、本番では30分の持ち時間をいただき、熱く語りました。

    会の後の懇親会では、関西の皮膚科で活躍されている先生方と懇談。

    お願いをしたり、お願いをされたり、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーのネットワークが、また広がりました。

    明日は、2011年度に入学する食物アレルギーの子ども達への説明会。

    クローバーの会のおかあさん方、よろしくお願いいたします。

                           2010年10月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.10.30

    散歩のたのしみ 人でなし

    表の通りを、小学校の英語の先生が歩いていました。

    学校の外で見かけると、ふつうの外人さんです。

    「日本で英語を教えているから、先生だけど、国に帰ったら、先生も、『ただのひと』やね」と、おかあさん。

    「わたしも、家に帰ったら、『ただのひと』やし」と、わたしか話を受けます。

    「ちがう、おとうさんは、外では『ただのひと』。家に帰ったら『人でなし』」と、おかあさん。

    語呂合わせはおもしろいアイデアですが、それはそれで、グサッときる一言ですよ。

    おかあさん。

                           2010年10月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.30

    クイズdeカンガルー ふたつのかお

    男の子と、女の子。

    ふたつの顔が、並んでいます。

    何を見ているのかなっ。

                           2010年10月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.10.30

    かんがるうっ子 だれに似たのかな

    こんにゃくを食べながら、子どもが「今夜喰う(こんにゃく)」と言います。

    続いて第二弾「これって、老若男女やろ(こんにゃくなんやろ)」

    「うまいこと、言うやろ」と、さむい冗談を自画自賛します。

    「誰に似たんかなあ」と言いますと、「おとうさん」

    「明るい家庭って、こんなんかなっ」と、おかあさん。

    明るい家庭と言うよりも、うるさい家庭。

    どう収めたらよいでしょうかね、ナナちゃん。

                           2010年10月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.29

    7+8= たいふうせっきん

    きのうは、いちにちじゅう、あめなので、おそとにいけずに、たいくつでした。

    けさは、はれ。

    「すがすがしいね」って、おとうさんがいいます。

    したのこうえんで、おはなのセンサーがぴくぴく。

    350こめを、みつけました。

    でも、たいふうがせっきんしているので、ボクは、ゆううつです。

    おそとで、おもいっきり、はしって、あそびたいな。

                           2010年10月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.29

    聴診器のむこうに 未来のシェフ

    24才の青年に、勤め先を尋ねました。

    以前は市内の有名喫茶チェーン店に勤めていましたが、長時間勤務の過労にてリタイア。

    今度は、レストラン・ベーカリーチェーン店に勤めています。

    「洗い物の毎日かな?」って、尋ねますと、「少しずつ、作る方も、まかされてきました」

    「留学できたらいいのにね」と言いますと、「ハア、そう考えています」

    どの道も、若いうちは修行の毎日。

    シェフとして独立したら、食べに行きますからね。

                           2010年10月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.29

    カンガルギー情報 歯科と食物アレルギー

    10月24日(日)、兵庫県保険医協会の日常診療経験交流会にでかけました。

    歯科治療でアナフィラキシーを経験された、2才の男の子の出来事を発表しました。

    歯科医師の先生、歯科衛生士さん、100人にアンケートをとり、その結果も報告しました。

    乳清、カゼイン、CPP・・

    乳アレルギーを起こす食品名は、殆ど知られていないものですね。

                           2010年10月25日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.28

    聴診器のむこうに 最新メカ

    仮面ライダーシリーズは、息の長い番組ですが、1年ごとにキャラクターが変わります。

    せっかく買い集めたメカも、一年ごとに更新です。

    4才の男の子は、最新メカを手に、登場。

    今年のメカは、タコに、バッタに、赤いとり。

    さっそくタコメカ(正式名はタコカンドロイド)を貸してもらいます。

    リサイクルのこと考えて、扇風機代わりに使えないか、試します。

                           2010年10月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.28

    聴診器のむこうに サファリパーク

    三田市の北に位置する景勝の地から来られた男の子に、「シカやイノシシは出る?」と、尋ねます。

    「なんでもでるよ。サファリパーク状態!」と、教えてくれます。

    おかあさんは、「こないだなんか朝起きたら、奈良公園みたいに、シカが5匹もいるんですよ」と、言われます。

    おとうさんに、「シカやイノシシや、おさるを売り物にして、観光化されてみられては?」と、誘い水をむけますと、「それは、ないです」と苦笑されました。

    いたやどに、シカやイノシシがでたら、クリニックの屋上を動物園にして、大々的に宣伝するのですけれどもね。

                           2010年10月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.28

    7+8= 甘いのは

    わたしが、朝ご飯を残していても、おとうさんは、おやつをくれます。

    「おとうさん、ナナには、おお甘やなあ」と、おねえちゃんが言います。

    「あなたにもな」と、おかあさん。

    人にむかって投げかけた言葉は、自分に巡ってくるものなのですね。

    おねえちゃん。

                           2010年10月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.28

    散歩のたのしみ 三色団子

    朝夕寒くなると、草花の顔が変わります。

    今日の主役は、ちいさなお団子さん。

    赤、黄色、紫と、三色団子です。

    だれのおやつになるのかなあ。

                           2010年10月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.10.27

    聴診器のむこうに ペアルック

    1才8か月の男の子は、おかあさんとペアルック。

    「迷子になっても、こまらないから」と、言われます。

    「今だけですよ、男の子は」と、看護師さんが続けます。

    でもね、看護師さん。

    20年後には、世の中も大きく変わり、青年とおかあさんのペアルックが、街にあふれているかも知れませんよ。

                           2010年10月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.27

    クイズdeカンガルー 赤いお花

    涼しくなると、お散歩路のお花も、秋の装い。

    真上から見ると、見なれたお花も別人のよう。

    さて、何のお花でしょう。

                           2010年10月27日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.27

    7+8= さむいでちゅ

    よるになると、きゅうにさむくなりました。

    ボクは、「ふゆげ」をすいてもらって、ようやく「なつげ」になったところなので、おさんぽは、さむかったです。

    おとうさんは、うらきもうのジーンズをはいて、わたいれのコートをきて、あるきます。

    おかあさんも、しっかりと、ふゆじたく。

    ボクと、ナナちゃんは、いつものきたきりのコートです。

    どこかに、いいコートやさんは、ないですか。

                           2010年10月27日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.26

    聴診器のむこうに バトル日和

    4才の男の子は、わたしとおかあさんが話をしている間に、お人形とライオンとを戦わせます。

    あまりにも、静かに遊んでいるので、誰も気がつきません。

    少し飽きると、ちがうお人形どうしを対戦。

    そういえば、誰もかまってくれない日は、バトル日和といいますものね。

                           2010年10月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.26

    7+8= きりのなか

    あさのこうえんは、きりのなか。

    トッ、トッ、トッ。

    ふしぎなおとが、きこえます。

    「オヤ、なんだろう」とさがします。

    きりのむこうに、つえのおじいさんがランニングをされています。

    7、8ほ、こばしりにはしっては、おおきくいきをついで、ひとやすみ。

    ボクは、きりのこうえんも、だいすきです。

                           2010年10月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.26

    カンガルーの輪舞曲 出前は学園都市

    10月26日(火)、神戸医療生協の学園都市支部主催で、「食物アレルギー」の出前教室を開きました。

    学園都市ユニティの会場には、17名の方がご参加されました。

    アトピー性皮膚炎と食物アレルギー。

    食物アレルギーを少し食べで治す方法。

    お子さんの個別相談などなど、2時間の教室は、あっと言う間に終わりました。

    午後からは、今年2回目のインフルエンザワクチン接種外来です。

    早く帰って、準備しなくては・・

    2010年10月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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