カンガルーの小部屋

  • 2010.10.09

    かんがるう目線 5年後に

    今日は、高校の同窓会。

    外来は、同僚の先生にお願いし、雨の大阪に出かけました。

    受付で、卒業時のクラス名が書かれた名札を受け取り、胸につけます。

    でも、同級生の名前と顔とが一致しません。

    同じテーブルの男子が、卒業アルバムを準備していました。

    名前と顔とをたどりながら、40年前の、青春がそこには残されています。

    5年に一度結成されるバンドのナンバーは、サザンと若大将。

    遠くまで歩いて来られたありがたさと、それぞれ歩んできた道の遠さとに、これが生きていくということなんだと、柄にもなく感傷にふけりました。

    今が人生で一番充実していると思い、これまでの歩みが間違っていなかったとも思い、それでも「if」:と思うのが同窓会。

    何年経っても、わたしは坊ちゃん。

    わたしのマドンナさんは、いまもきれいでしたよ。

    健康に恵まれて、5年後にも、再開できることをと、強く願いました。

                           2010年10月9日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.09

    7+8= きのこのやま

    ひとばんじゅう、あめがふっていました。

    おとうさんは、いつもよりすこしおねぼうです。

    「どうそうかい」があるとかで、ボクに「ハッちゃん、あのね・・」と、はなしかけます。

    ひさしぶりに、うえのこうえんに、つれていってもらいました。

    きのねもとには、きのこがはえています。

    それでもボクは、まよいません。

    342こめ、343こめ。

    ボールを、ふたつみつけました。

    おとうさんもうれしそう。

    げんきに「どうそうかい」に、でかけられるといいました。

    ところで、おとうさん。

    「どうそうかい」って、おいしいものですか。

    ボクもいちど、「どうそうかい」を、たべてみたいです。

                           2010年10月9日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.09

    聴診器のむこうに 年齢詐称

    今日がお誕生日の男の子に、「何才になったの?」って、尋ねます。

    「5才」と、元気な声が返ります。

    もう一度カルテを見ると、どう計算をしても、今日で4才。

    年齢詐称は、芸能界に入ってからにしましょうね。

                           2010年10月9日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏