カンガルーの小部屋

  • 2010.10.11

    かんがるうっ子 すなめりちゃん

    ひとはく(人と自然の博物館)に展示されている「すなめり」は、いるかの仲間ですが、くちばしがなく、まあるい顔をしています。

    子どもの顔とそっくりなので、子どものあだ名を「すなめりちゃん」に変えることにしました。

    うちの「すなめりちゃん」は絶滅危惧種だけに、いろいろと変わった行動をします。

    今朝の朝食は、コーンフレークに手作りジャムを混ぜて食べます。

    お茶が熱すぎて、湯飲みを持てないことが分かると、ナイロン袋を渡してくれます。

    ナイロン袋では滑るし、熱いし、せっかくの親切心が役に立たないことが分かると、「ナイロン袋は、熱が伝わらナイロンと思ったのに」

    朝から、まわりをさむ~い状態にする特技を使います。

    うちの「すなめりちゃん」

    大切に育ててあげますから、元気で大きくなってくださいね。

                           2010年10月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.11

    かんがるう目線 生物の多様性

    ひとはく(兵庫県立人と自然の博物館)に出かけました。

    玄関には、「シカタヌキグマ」や「セイブツタヨウヤドカリ」の幟が、はためいています。

    館内の展示は、恐竜の化石と生物の多様性。

    何故に「生物多様性」かと思っていますと、18日から名古屋市で、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が名古屋市で開かれるとのことの記事を見つけました。

    新聞では、条約には次の3つの目的があると解説されています。

    ①生物多様性の保全

    ②生物資源の持続可能な利用

    ③遺伝資源から得られる利益の公正・公平な配分

    人という種が、地球という惑星の上で、これからも持続的に存在し続けるためには、人間中心の経済活動をみなおさなければならない、ギリギリの時期に来ているようです。

    多様性と言う言葉は、職場や、人や子どもの生き方、政治の在り方にも、通じるものがあるように思いました。

                           2010年10月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.11

    聴診器のむこうに ピカチュウ

    「おかあさんの顔に、ピカチュウ」

    5才の男の子が、大きな声をあげます。

    指でピカチュウを作って、おかあさんの顔に近づけて、遊んでいます。

    もう一度ピカチュウをリクエストして、「ハイ、ピカチュウ」

    どんな時でも工夫して、楽しめることは、とてもいいことですよ。

                           2010年10月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.11

    聴診器のむこうに ナナシカ

    9才の男の子は、ペットアレルギー。

    ワンちゃんやネコにさわると、蕁麻疹がでます。

    「先生、シカは大丈夫ですか?」と、尋ねられました。

    奈良公園に、遠足に行くとのこと。

    「おうちにシカを飼っていなかったら、たぶん、シカは大丈夫だと思うけど・・」と答えながら、ナナの顔を思い出しました。

    トナカイの角のかぶり物をナナにかぶせると、とてもよく似合います。

    奈良公園のシカは、とても人に慣れていて、お菓子を持っていると、集団で食べに近づきます。

    その中に、シカに変装したワンちゃんがいるかも知れないので、注意するようにお伝えしました。

                           2010年10月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏