カンガルーの小部屋

  • 2010.10.19

    カンガルーの本棚 傷ついたキャンパス

    島誠一郎さんが書かれた、「無言館を訪ねて」(講談社)、「傷ついた画布の物語」(新日本出版社)を読みました。

    先日、信州上田市の戦没画学生美術館「無言館」で、買い求めた2冊です。

    残された一枚の絵が描かれるまでに、ひとりの青年が歩んできた道のり。

    描くことを断ち切られた青春を受けとめる、父や母、妻や子どもたちの慟哭。

    残された絵は、その悲しみを何も語りません。

    ただ、静かに人間の生き方を、問いかけます。

    愛犬を連れたお散歩の途中で、丘の上の「無言館」が、急に目の前に現れそうな気がします。

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.19

    クリニックだより 今年のインフルエンザワクチン

    いたやどクリニックでは、10月18日から、インフルエンザワクチンの接種をはじめました。

    今日10月19日は、集団接種日です。

    今年のインフルエンザワクチンは、Aカルフォルニア株、Aビクトリア株、Bブリスベン株の3つの株が入っています。

    Aカルフォルニア株は、2009年に猛威を振るった、豚由来の新型インフルエンザです。

    今年は、従来の季節性にくわえて、昨年の新型インフルエンザ株が入っている訳です。

    接種をご希望の方は、いたやどクリニックまでお電話ください。(078-611-3681)

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.10.19

    カンガルギー情報 キリンソウ

    例年よりも秋の訪れが遅いようです。

    それでも、空き地は「キリンソウ」の群れ。

    鼻を詰まらせて来られる子どもさんが、増えてきました。

    「ブタクサ、ヨモギ、キリンソウ」

    秋の花粉症は、本格的です。

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.19

    かんがるうっ子 高原野菜

    諏訪に行くことがわかると、子どもが「おとうさん、高原野菜をおみやげにしてねっ。」

    長野と言えば、高原野菜。

    社会科で習った豆知識を、披露します。

    茅野市の眞田先生が、キャベツやブロッコリーなどを、クール便で送ってくださいました。

    大きなグリーンボールを持ち上げて、子どもは大喜び。

    ナナちゃんは、わたしにも触らせてと、言いたげです。

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.19

    7+8= グッドパートナー

    こうえんの、ふかいみぞのなかに、きいろいボール。

    ボクには、おくちがとどかないので、おとうさんが、はらばいになって、とってくれました。

    ナイス・ゲット、おとうさん。

    348こめです。

    これからも、いいパートナーでいましょうね。

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.19

    聴診器のむこうに キリンさんどうぞ

    2才の女の子は、お皿にいろいろなものを入れて、給仕してくれます。

    お野菜のオモチャをいれて、「ハイ、どうぞ」

    キリンさんのお人形を、お皿に入れて、「ハイ、どうぞ」

    むむむっ、「おかしらつき」ですか。

    これは、何と豪勢なことですね。

    残念ながら、診察中ですので、試食は止めることにしましょう。

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.19

    かんがるうっ子 ちりめん問屋

    子どもに、慣用句を教えます。

    「魚心あれば水心」

    「この意味はねっ。水戸黄門に出てくる悪代官が、『お前もわるじゃのお』と言うでしょ。あれあれ、あれのこと」と、教えます。

    水戸黄門大好き子どもは、「水戸黄門って、越後のちりめん問屋のご隠居って変装して、全国をまわってるんでしょ。」と、知識を披露します。

    「それで、ちりめんじゃこを売り歩いてるのでしょ。」と、続けます。

    いいえ、それは違います。

    テレビの角さん、助さんは、今諏訪大社から、上田の路を歩いています。

    でも、魚くさくはありません。

    ひとつの慣用句を教えるだけで、とても時間がかかることを学習しました。

                           2010年10月19月

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    静まれ、静まれぇ。この紋所が目に入らぬか!!
    Be still , be still. Look at this family crest.