カンガルーの小部屋

  • 2010.11.02

    聴診器のむこうに パパも流動食

    9か月の男の子は、離乳食に興味がわきません。

    母乳やミルクで大満足。

    「おとなが、おいしそうに食べているところを、見せるのも方法ですね」と、助言します。

    「でも、パパは、ビールばっかりのむし」と、おかあさん。

    なるほど、流動食好みは、パパ譲りだったのですね。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    聴診器のむこうに しっぽをガブリ

    2才の男の子は、クマのお人形をくわえたまま、診察です。

    「しっぽをかんで、ひきちぎってしまったんです」と、おかあさん。

    なるほど、クマさんにしっぽはありません。

    「写真を撮るから、くわえたままにしててね」と、お願いしますと、パッと口から放します。

    しばらくすると、クマさんは、またお口に。

    今度は、動かぬ証拠を、写真に収めました。

    この話は、お人形が大好きなナナには、内緒にしておくことにしましょう。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    カンガルギー情報 2011年度入学前説明会

    10月31日(日)10時から、食物アレルギーをもつ新入生の入学前説明会を開きました。

    おとうさん、おかあさん26名、子どもさん15名、クローバーの会のおかあさん5名、それに高木先生、きむらの、合計48名が集まりました。

    入学までの流れ、入学してからの出来事など、2010年入学のクローバーの会のおかあさんが、それぞれの体験談をお話しされました。

    どのお話しも、心配と不安体験に基づくものだけに、参加された方に共感を呼んだようです。

    入学までに準備しておくこと、学校に食物アレルギーを伝える工夫など、この勉強会が出発となります。

    これから、第一、第三木曜930からの「おかあさんの勉強会」で、個別に深めていきたいと考えています。

    クローバーの会のおかあさん、ほんとうにご苦労様でした。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    7+8= ひどいよ、おとうさん

    おさんぽのときに、おとうさんが、うたをうたいます。

    「山には山の、憂いあり、海には海の、悲しみや・・」

    みると、こうえんのしゃめんに、あざみのはながさいています。

    おとうさんは、いつものくせで、ぼくをひっぱって、しゃしんをとろうとします。

    「ハッちゃん」おとうさんが、さけびます。

    みると、おとうさんのズボンに、くさのみがいっぱい。

    「あれ、ボクのコートにも」

    おみみから、くびすじ、からだまで、ボクのコートにも、くさのみがいっぱい。

    おとうさんは、みちばたで、じぶんのズボンだけ、きれいにしました。

    「ハッちゃん、あとで、取ってあげるからね」といいますが、ボクがガブリするかもしれないので、こわがって、きれいにとってくれません。

    おうちにかえって、おかあさんに、ひどくしかられていました。

    ひどいよ、おとうさん。

    おしごとからかえってきたら、きれいにしてくださいよ。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏