カンガルーの小部屋

2010年 11月

  • 2010.11.03

    カンガルーの本棚 大江戸捕物帖

    捕物帖に、はまっています。

    9月の末から読み始め、14冊。

    今は佐伯泰英さんの「鎌倉河岸捕物控シリーズ」(ハルキ文庫)の8冊目です。

    「鎌倉河岸捕物控・街歩き読本」なる一冊を見つけました。

    今に残る大江戸の香を訪ねる、解説書です。

    10月25日の夕方、テレビをつけると、「鉄腕DASH」。

    今回は、江戸名物すごろく対決。

    サイコロをふって、出た目を進み、そこに書かれている大江戸の名物を探す番組です。

    読んだばかりの店の名が、次々に登場します。

    創業300年、350年の老舗ばかり。

    捕物帖の世界に、ますますのめり込んでいく予感がしました。

                           2010年11月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.03

    かんがるうっ子 こども店長

    こどものクラスでのブームは、貸本屋。

    7人で文庫本を持ち寄り、台帳を作って、貸し借りをします。

    店の名前は、「きむら書店」

    こどもは、その店の店長です。

    「店長!」って呼びかけると、恥ずかしそうにします。

    これで、親子二代そろって、店長の誕生です。

                           2010年11月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.03

    聴診器のむこうに 全員集合

    5才の男の子は、仮面ライダーの大ファン。

    「仮面ライダー、全員集合しとってん」と、映画の話をしてくれます。

    すかさず、「8時に?」と、つっこみを入れますと、「???」

    わたしの世代では、「全員集合」と言うと、「8時だよ」と、すぐに連想します。

    若い男の子には、もう通じない文化になったのですね。

                           2010年11月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    聴診器のむこうに パパも流動食

    9か月の男の子は、離乳食に興味がわきません。

    母乳やミルクで大満足。

    「おとなが、おいしそうに食べているところを、見せるのも方法ですね」と、助言します。

    「でも、パパは、ビールばっかりのむし」と、おかあさん。

    なるほど、流動食好みは、パパ譲りだったのですね。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    聴診器のむこうに しっぽをガブリ

    2才の男の子は、クマのお人形をくわえたまま、診察です。

    「しっぽをかんで、ひきちぎってしまったんです」と、おかあさん。

    なるほど、クマさんにしっぽはありません。

    「写真を撮るから、くわえたままにしててね」と、お願いしますと、パッと口から放します。

    しばらくすると、クマさんは、またお口に。

    今度は、動かぬ証拠を、写真に収めました。

    この話は、お人形が大好きなナナには、内緒にしておくことにしましょう。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    カンガルギー情報 2011年度入学前説明会

    10月31日(日)10時から、食物アレルギーをもつ新入生の入学前説明会を開きました。

    おとうさん、おかあさん26名、子どもさん15名、クローバーの会のおかあさん5名、それに高木先生、きむらの、合計48名が集まりました。

    入学までの流れ、入学してからの出来事など、2010年入学のクローバーの会のおかあさんが、それぞれの体験談をお話しされました。

    どのお話しも、心配と不安体験に基づくものだけに、参加された方に共感を呼んだようです。

    入学までに準備しておくこと、学校に食物アレルギーを伝える工夫など、この勉強会が出発となります。

    これから、第一、第三木曜930からの「おかあさんの勉強会」で、個別に深めていきたいと考えています。

    クローバーの会のおかあさん、ほんとうにご苦労様でした。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.02

    7+8= ひどいよ、おとうさん

    おさんぽのときに、おとうさんが、うたをうたいます。

    「山には山の、憂いあり、海には海の、悲しみや・・」

    みると、こうえんのしゃめんに、あざみのはながさいています。

    おとうさんは、いつものくせで、ぼくをひっぱって、しゃしんをとろうとします。

    「ハッちゃん」おとうさんが、さけびます。

    みると、おとうさんのズボンに、くさのみがいっぱい。

    「あれ、ボクのコートにも」

    おみみから、くびすじ、からだまで、ボクのコートにも、くさのみがいっぱい。

    おとうさんは、みちばたで、じぶんのズボンだけ、きれいにしました。

    「ハッちゃん、あとで、取ってあげるからね」といいますが、ボクがガブリするかもしれないので、こわがって、きれいにとってくれません。

    おうちにかえって、おかあさんに、ひどくしかられていました。

    ひどいよ、おとうさん。

    おしごとからかえってきたら、きれいにしてくださいよ。

                           2010年11月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.01

    聴診器のむこうに お医者のにおい

    5才の女の子は、予防注射のあとを押さえる、アルコール綿が気になります。

    何度も、におって、かいでみて。

    いいにおいなのか、ヘンなにおいなのか、不思議な顔をします。

    わたしの小さいときの記憶では、アルコール綿は「お医者のにおい」

    女の子がおおきくなったときに、どんな記憶として残るのでしょうね。

                           2010年11月1日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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