カンガルーの小部屋

2010年 12月

  • 2010.12.31

    7+8= 一日早いお年玉

    おとうさんや、おねえちゃんは、しんせきのおうちにいって、いちにち、おるすばん。

    ゆうがた、おさんぽのときだけ、かえってきました。

    「おすもうこうえん」は、まだゆきが、のこっています。

    ボクは、ベンチのところで、ボールをみつけました。

    「356こめ」です。

    こうえんにボールがおちていたので、これがほんとうの「おとしだま」

    ことしいちねん、おせわになりました。

    よいおとしを、おむかえください。

                           2010年12月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.31

    7+8= なんでおすわりなの

    公園は、突然の雪で真っ白です。

    「足がつめたくないかなあ」と、おとうさんが気をつかってくれます。

    「ナナは、雪がスキだから」と、おかあさん。

    そのうえ、「ナナ、ハッチ、おすわり」と、指示が入ります。

    「ええっ、雪のうえですよ、おかあさん」

    でも、悲しいかな、おやつの魅力にはかないません。

    おかあさん、お尻が冷たいから、はやくおやつをくださいね。

                           2010年12月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.31

    散歩のたのしみ 雪景色

    急病診療所からの帰り道、しあわせの村あたりで、雨が雪に変わります。

    タクシーの窓から見える景色も、次第に白く薄化粧。

    赤い椿の花も、雪の帽子をかぶります。

    下界とは3度も違う温度差。

    さすがに、神戸のチベットと言われるだけありますね。

                           2010年12月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.31

    クリニックだより 休日急病診療所

    12月30日、神戸市の急病診療所(学園都市)に出かけました。

    ここにきて、急性胃腸症が激増中。

    突然嘔吐を繰り返し、ぐったりしたからと、連れてこられます。

    治療のコツは、嘔吐を繰り返させないこと。

    ポカリやOS1を、少しづつ(30~50cc位)与えます。

    欲を出して、沢山与えると、嘔吐につながります。

    牛乳類(牛乳、ヨーグルト、プリンなど)や、油もの、ジュースなどは、嘔吐をひどくするので、与えないようにします。

    吐いた後も、顔色が悪く、手足が冷たい時は重症です。

    点滴が必要なこともあります。

    急性胃腸症の他にも、インフルエンザA型が陽性の子どもさんが、午前中で3人。

    水痘も流行しています。

    お気をつけください。

                           2010年12月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.30

    聴診器のむこうに 泣かなかったよ

    7才の女の子は、予防接種をすると「ワ~ン」と大声で泣きます。

    ひとしきり泣いた後は、「泣かなかったよ」と、ケロリ顔。

    悪いとは思いながら、おかあさんと顔を見合わせて、大笑い。

    「大丈夫、大丈夫。泣かなかったからね」と、みんなで証拠を否認することにしました。

                           2010年12月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.29

    聴診器のむこうに ワイン通

    1才の男の子は、豪華なマグで、ドリンクタイム。

    光の加減で、ブドウ色に見えたものですから、「ワインですか?」と、お聞きします。

    「いいえ、お茶です。」

    セレブな方は、お茶を飲んでも、高級なものに見えるものなのですね。

                           2010年12月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.29

    7+8= あしがチンチンするよ~

    夜が明けるのが、随分と遅くなりました。

    朝のお散歩は、薄暗くて、あしがチンチンします。

    急いで歩いていないと、しもやけになりそうです。

    おとうさんは、コートを着て、帽子に、えりまきに、てぶくろに・・。

    完全防寒スタイルで、いいなあ。

    わたしも、おクツを買ってもらおうかなあ。

                           2010年12月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.28

    クリニックだより 2010年10大ニュース(いたやどクリニック版)

    2010年12月28日、いたやどクリニックの10大ニュースが発表されました。

    エントリー数36の中から、職員68名が投票。

    2010年度いたやどクリニック10大ニュースを選びました。

    1位:尿ピロリ検診スタート

    10月から始まった「尿ピロリ検診」は、12月28日現在、154名の方が受けられました。陽性率は38%。40歳代、50歳代、60歳代に陽性の方が多く見られます。

    12月からは、尿ピロリお持ち帰り検診も始まりました。

    これを機会に、是非、尿ピロリ検診をお受けください。

     

    2位:地域訪問定例実施

    2009年4月からはじめた、組合員さん宅への家庭訪問。

    夏の暑い日にも、嵐の日にも、そして北風の日にも。

    1か月に一度の訪問活動ですが、地域に根ざすクリニックの職員として、学ぶことが多い活動です。 

    訪問先の組合員さんの選び出し、地図作りなど、裏方さんの努力なしには続きません。

    3位:障害者雇用受け入れ

    6月から、クリニック2階ショートステイで、障碍をもつ男性職員が働かれています。

    本人の頑張りと、まわりのスタッフの協力で、仕事が順調に進んでいます。

    小さな職場ですが、障碍をもつ方とご一緒に仕事ができて、喜んでいます。

    4位:外来看護部門:ワンコイン大作戦大奮闘!

    ワンコイン大作戦とは、組合員さんにワンコイン(500円)の出資金増資をお願いする取り組みです。

    この間、351名の組合員さんから、ご協力をいただきました。

    本当に、ありがとうございました。

    5位:生協強化月間目標達成

    10月、11月にお願いしました生協強化月間では、①新加入、②増資金額、③増資件数、④増資人数ともに、目標を達成できました。

    職員ひとり一人の工夫と働きかけ、そして何よりも組合員さんのご協力の賜物と、深く感謝いたします。

    6位:茶木作業療法士:チャケットを持って「原水爆禁止世界大会」に参加

    大勢の方からのカンパとメッセージを携えての世界大会の参加。

    チャケットは、待合室に掲示していますので、探してみてくださいね。

    7位:無料低額診療開始

    8月から、いたやどクリニックでも、無料低額診療が始まりました。

    分からないことだらけからの出発。

    そして、おふた方からの相談。

    医療事務の、藤原さん、小林さんが、大活躍されました。

    8位:新加入・100人超え職員2人現る

    いたやどクリニックの組合員さん新加入のお勧め目標は、年間291名。

    10月末の月間終了時には、408名の方に、新たに組合員さんになっていただきました。

    この原動力は、小児科の藤本さん、岸本さんのおふた方。

    忙しい診療の合間をぬってのお勧め。

    この力が、クリニックを元気づけています。

    ありがとうございました。

    9位:看護総会:地域訪問について熱く報告

    12月に開かれた、神戸医療生協看護総会で、先崎看護師が「地域訪問」について熱く報告。

    総会初のビデオ報告で、感動の嵐を呼びました。

    10位:カンガルー小委員会発足

    2010年1月にスタートした、カンガルー小委員会。

    春のお花畑、梅雨のお芋の苗植、秋のお芋掘り、そしてクリスマス会。

    大勢の子ども達やおとな達にお集まりいただき、一緒に楽しむことができました。

    10位:「カンガルーの小部屋」ブログ更新続く

    2009年11月からスタートした、クリニック小児科ブログ「カンガルーの小部屋」

    毎日1件以上を目標に、更新中です。

    ナナ、ハッチから、外来での出来事、読了後のショートコメントなど・・

    この10大ニュースのブログで、1019件目。

    これからも、「カンガルーの小部屋」を、かわいがってくださいね。

                           2010年12月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.28

    聴診器のむこうに 大好きなちゃいろ系

    3才の男の子は、バイキンマンに夢中。

    でも、もうひとつの趣味の世界があります。

    予防注射に来られて、手には大きなパンの袋。

    ブドウパンが、大好きだそうです。

    他にも大好きなのが、コロッケ、照り焼きチキン、里芋の煮物は、少し濃い口で。

    どの食べ物も、ちゃいろ系。

    バイキンマンのむらさき系との接点がつかめぬままに、サヨナラとなりました。

                           2010年12月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.28

    聴診器のむこうに くるみちゃん

    もうすぐ4才になる女の子の、おなまえは「くるみ」ちゃん。

    おかあさんのおなかは、もうすぐ産まれてくる、いもうと君だか、おとうと君だかで、大きく張り出しています。

    「前にね、『くるみ』っていう題名のマンガを読んだよ。」と、深見じゅんさんの本を、ご紹介しました。

    「外は固いけど、内には豊かな栄養がつまってる」

    そんな思いが込められて、つけられた名前。

    京都で開かれたカウンセリングの研修会で、お聞きしたことを思い出します。

    4才の「くるみ」ちゃんも、やさしいお姉さんになってくださいね。

                           2010年12月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.27

    7+8= あたらしいおもちゃ

    ボクが、あそんでいると、あたまのうえから、あたらしいおもちゃが、ふってきました。

    オレンジいろの、おもちゃです。

    おねえちゃんは、いじわるをして、ボクにとどかないようにします。

    でも、へいきです。

    とくいのジャンプで、おねえちゃんのふくに、ボクのにくきゅうのあとを、つけました。、おどろいているスキに、ゲットです。

    ボールにかこまれて、つかまえたおもちゃを、ゆっくりとあじわいます。

    あ~、さいこうのきぶんです。

                           2010年12月27日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.26

    7+8= ありくいナナちゃん

    おとうさんは、わたしに、いろいろなものをくれます。

    今朝は、ジャムの空きビンです。

    はじめは、ペロペロ簡単ですが、次第にそこの方に舌が伸びます。

    「ナナ、ありくい状態だね」

    おねえちゃんが、わたしのことを、こう呼びます。

    ありくいって、なんですか。

    わたしは、アリなんて、食べませんけれど。

                           2010年12月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.26

    聴診器のむこうに 早く走れたよ

    運動会の練習で、転んで、くやしなみだを流した年長さん。

    おまじないに、ナナちゃんの似顔絵を、絆創膏に描いてあげました。

    久しぶりの診察で、運動会の報告をしてくれます。

    本番では、みごとに走りきって一等賞。

    ナナちゃんのおまじないは、御利益があるようですね。

                           2010年12月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.25

    7+8= サンタさんのおとしもの

    クリスマスのあさ、おおきなボールをみつけました。

    「355こめ」です。

    「ハッちゃん、きっとサンタさんが、おそらから、おとしたんよ」と、おとうさんがいいます。

    ガブリと、あじみをしましたが、おとうさんのこえをきいて、たべるのをやめることにしました。

    だって、どこかのおとこのこが、おおきなボールがくるのを、まっているかもしれないでしょ。

    おうちで、たいせつにほかんしていますので、とりにきてくださいね。

                           2010年12月25日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.25

    7+8= サンタさん誘導灯

    おとうさんが、ボクのおへやに、イルミネーションを、つけてくれました。

    サンタさんが、みちにまよわないようにという、かんがえらしいです。

    いろいろないろに、ひかるので、ボクはおちつけません。

    おもてのようすも、きになります。

    こんやは、ねぶそくになりそうです。

                           2010年12月25日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.25

    7+8= サンタさんみえるかな

    おとうさんと、おねえちゃんが、おさんぽで、おかのうえにつれていってくれました。

    きぎのあいだから、とおくに、うみがみえます。

    サンタさん、みえるかなあ。

    サンタさん、ボクのこと、わすれないでくださいね。

                           2010年12月25日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.25

    聴診器のむこうに 名なしのかたつむり

    6才の男の子は、虫が大好き。

    「へえ、すごいねえ。じゃあ、ゴキブリや、ダンゴムシも飼ってるの?」と尋ねますと、「いいえ」

    実は、かたつむりを飼っているとか。

    「お名前は、なんてつけてるの?」と質問しますと、「・・・」

    名前はつけていないけど、赤ちゃんがたくさん生まれたそうです。

    今からでもいいですから、ひとり一人の赤ちゃんに、名前を付けてあげてくださいね。

                           2010年12月25日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.24

    聴診器のむこうに サンタボール

    今夜は、クリスマスイブ。

    10才の男の子は、サンタをつかまえると、張り切っています。

    でも、サンタは妖精の国のひと。

    つかまえるには、サンタナビと、サンタボールが必要です。

    100才にならないと、サンタさんをつかまえるアイテムは、手にはいりません。

    あと90年、

    元気に暮らせたら、きっとサンタさんに会えますよ。

                           2010年12月24日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.24

    カンガルーの本棚 春はまだ

    重松清さんの、「季節風・春」を読みました。

    春は、別れの季節、そして、はじまりの季節です。

    そんな春を、12の物語でたどります。

    わたしは、「めぐりびな」、そして、「せいくらべ」に、こころ引かれました。

    「めぐりびな」は、母の苦労と愛の深さが描かれています。

    「せいくらべ」は、小学校5年生の女の子と、隣家の若夫婦の交流が描かれています。

    ページをめくる手に、電車の走る振動が重なる中、ひとの優しさが、深くこころに伝わります。

                           2010年12月24日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.24

    7+8= かぶりもの:その5

    きょうは、クリスマス・イブ。

    トナカイさんのあとは、サンタさんに、へんしんしました。

    おとうさんや、おかあさんが、あんまりよろこぶので、まあいいかなと、おもいます。

    でも、いちねんに、いちどだけにしてくださいね。

                           2010年12月24日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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