カンガルーの小部屋

2010年 12月

  • 2010.12.23

    聴診器のむこうに しっぽが生えてるよ

    9か月の男の子のおしりに、「しっぽ」が生えています。

    外来に来られる子どもさんに、「ゲームばっかりしていると、いまに、しっぽがはえてくるよ」と、教えることにしていますが、9か月から、生えてくるとは驚きです。

    「ディズニーストアーで、買ったんです。かわいいでしょ。」と、おかあさん。

    その言葉を聞いて、安心しました。

    でも、こんなかわいいしっぽが生えてくるのなら、毎日ゲームをするのも、わるくはないですよね。

                           2010年12月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.23

    7+8= かぶりもの:その4

    おにわで、ナナちゃんが、へんなかっこうで、おしゃしんをとられていました。

    「ハッちゃんは、むりかな」と、いいながら、おとうさんが、ちかよってきます。

    だいすきなおかしに、きをとられているスキに、ヘンなものを、かぶせられました。

    「ハッちゃん、かわいい」

    ボクは、きこえないふりをして、おかしに、しゅうちゅうしました。

    ナナちゃん、おたがいに、たいへんですね。

                           2010年12月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.22

    聴診器のむこうに ダダンダン

    バイキンマン大好きの男の子。

    またまた、新しいメカを持って、登場です。

    メカの名前は、「ダダンダン」

    高知のアンパンマンミュージアムでの、ご購入です。

    ここまで来ると、りっぱにマニアの領域。

    この世界の頂点を、極めましょうね。

                           2010年12月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.22

    7+8= かぶりもの:その3

    トナカイのあとは、サンタ帽。

    じっとしているなんて、えらいでしょ。

    こうして、写真に撮られていると、我慢が快感に変わるのが不思議です。

                           2010年12月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.21

    聴診器のむこうに ジェネレーション・ギャップ

    6才の男の子は、はなメガネ。

    「大村崑ちゃんって、知ってる?」

    男の子と、おかあさんは、ハテナ顔。

    看護師さんは、うなづき顔。

    大村崑さんは、神戸市長田区の東尻池出身。

    診察室に、世代間格差が生まれた瞬間です。

                          2010年12月21日

                          いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.21

    7+8= かぶりもの:その2

    ウサギのコスチュームのあとは、トナカイのかぶりもの。

    ごていねいに、大きいのと、小さいのと。

    わたしはきっと、いじられやすい、性格なんでしょうね。

                           2010年12月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.20

    聴診器のむこうに 寅年のおわりに

    9か月の男の子は、ディズニーのティガーすがた。

    「かわいいね」って、伝えますと、おかあさんの顔が、とろけそうになります。

    寅年も、あと少しでおわります。

    名残惜しいのですが、来年は、ラビットすがたで、登場してくださいね。

                           2010年12月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.20

    かんがるうっ子 お散歩いっしょ

    おだやかなお休みの朝、子どもがお散歩に、おつき合いしてくれました。

    何カ月ぶりかの、ほんとうに本当に、ひさしぶりのお散歩です。

    いつものコースを外れて、秘密の公園に出かけます。

    小高い丘につながる、冬枯れの小径を歩きます。

    ナナも、ハッちゃんも、いつもとは違うスペシャルお散歩に、おおはしゃぎです。

                           2010年12月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.20

    7+8= かぶりもの:その1

    おとうさんと、おかあさんが、ふくろから、なにやらあやしげなものを、とりだします。

    ピンクのウサギのふくです。

    いままでの経験では、逆らわない方が、早く終わります。

    「おすわり、ふせ」

    ハイハイ、なんでも言うことを聞きますからね。

    はやく終わって、遊んでくださいね。

                           2010年12月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.19

    かんがるうっ子 後ろでくくって

    子どもは、髪の毛を後ろでくくって登校です。

    やっと、くくれるほどに髪の毛が伸びて、うれしくてたまりません。

    ハッちゃんに会いに行くと、どこの誰かと不安げに、吠え続けます。

    ハッちゃん、おねえさんですよ。

    あんまり吠えると、遊んでもらえなくなりますよ。

                           2010年12月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.18

    7+8= クリスマスの準備に

    お片づけの後、おねえちゃんが小さな時の「プリキュア」の服をいただきました。

    わたしは、あまりうれしくなかったのですが、「キャー、かわいい」って、着せられました。

    でも、不幸はまだまだ続きます。

    いや~な予感がしたとおり、シカさんの角をつけられて、

    「ナナ、もっと上をむいて・・」と、注文をつけられます。

    わたしが、下をむいている気持ちは、おわかりでしょ。

    こんな姿の写真を、ハッちゃんには、見せないでくださいね。

                           2010年12月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.17

    カンガルーの本棚 夢時計

    川口雅幸さんの「夢時計」(星雲社)を読みました。

    新刊コーナーに積まれていた、レトロな暖かい色の表紙にひかれて、手に取りました。

    主人公は小学6年生の男の子。

    ふとしたことから、自分が産まれた時の家族の時間に戻ります。

    そこで、おじいさんが語ります。

    「神様が人間にタイムマシンを作らせないのは、後悔や失敗を過去の塗り替えなどでなおざりにせず、その思いを、後世、未来へとしっかり紡いでいかせるためだと、わしは思うんだ」

    変えたい過去、変えたい自分。

    それは、過去の自分ではなく、未来につながる今の自分を変えていくこと。

    深いメッセージを、受け取りました。

                           2010年12月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.17

    クリニックだより クリスマス・バージョン

    小児科の入り口に、リースを飾りました。

    兵庫こどもと家庭財団からいただいた、本物のもみの枝で作ったリースです。

    受付には、ミニツリーが、小さな灯りをつけています。

    待合室には、大きなのと、小さなのと、ふたつのツリーが輝いています。

    クリニックは、もう、すっかり、クリスマス・バージョンです。

                           2010年12月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.16

    聴診器のむこうに カセットボンベ

    8才の女の子に、クリスマスプレゼントのリサーチをします。

    「サンタさんに、なにをお願いするの?」

    女の子は、「カセット」と、答えます。

    「えっ、カセットボンベ?。お料理をするの」と、聞き返しますと、女の子は「???」

    サンタさんが、輸送中にカセットボンベが爆発でもしたら大変です。

    危険物をお願いするのは、やめましょうね。

                           2010年12月16日         

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.16

    かんがるうっ子 またまた人形焼き

    おとうさんのおみやげは、またまた人形焼き。

    今度は、鯛の形のバージョンです。

    「天下鯛へい」と名付けられています。

    こしあんが、とてもなめらかで、上品な舌触り。

    でも、子どもには甘すぎて不評です。

    「わたしの出番」とばかりに、ナナが鼻をならして、存在をアピールします。

                           2010年12月16日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.15

    聴診器のむこうに じょうずに留めたよ

    「わあ、上手だねえ」

    待合室から歓声があがります。

    カメラを片手に出向くと、たった今、上着のボタンを留めたばかりの満足顔。

    4才の男の子の、挑戦です。

    「写真を撮らせてね」とお願いしますと、Vサインをつくります。

    年の数だけ、ボタンを留められるようになりましたね。

    わたしなら、年の数だけのボタンは、朝までかかりそうですが・・・

                           2010年12月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.15

    7+8= ボクのかち

    よるのこうえんで、こうこうせいがふたり、なにかをさがしています。

    「おまえが打った、ホームランやんか。」

    どうやら、ボールをさがしているようです。

    さがしてあげようかとおもいましたが、よるもおそいので、やめました。

    よくあさ、ボクは、とくいのおはなをつかいます。

    クンクンクン。354めを、つかまえました。

    やわらかい、あおいボールです。

    きのうのこうこうせいは、さがしきれなかったようです。

    ごめんなさい、いちおうボクのへやで、ほかんすることにします。

                           2010年12年15日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.14

    こカンガの会 クリスマス会21

    クリスマス会の締めは、みんなで記念写真。

    おやおや、サンタさんに抱っこされた男の子が、泣いていますよ。

    サンタさんも、ドナルドさんも、いいおかお。

    常磐短大のボランティアのみなさま、ありがとうございました。

    クローバーの会のおかあさん、ありがとうございました。

    カンガルー小委員会のスタッフの方、ありがとうございました。

    みなさま、お疲れさまでした。

                           2010年12月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.14

    こカンガの会 クリスマス会⑳

    年長の子ども達に続いて、常磐短大の学生さんにもプレゼント。

    少し恥ずかしそうに、それでもうれしそうに受け取られます。

    きょうは、本当に、ありがとうございました。

                           2010年12月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.14

    こカンガの会 クリスマス会⑲

    会がすすむと、サンタさんは、お疲れさま。

    プレゼントを手渡しながら、だんだん頭が下がる低姿勢。

    医療生協のサンタさんの、人柄がよく現れていますね。

                           2010年12月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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