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2010.12.10
7+8= 鮮度がたいせつ
あめがあがって、さむいあさになりました。
おさんぽをしていると、おはながピクピク。
「353こめ」をゲットです。
あめにぬれて、「せんど」が。すこしおちています。
おとうさん、たべるときには、ひをよく、とおしてくださいね。
2010年12月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.09
7+8= ボクたべちゃった
おとうさんが、しゅっちょうのとき、いたずらをしました。
ストックのドッグフードのふくろを、みつけだして、ガブリ。
おかあさんに、みつかったときには、ボクはまんぷくで、おひるねです。
「ハッちゃん!」って、おかあさんにしかられます。
でも、しかられるのは、いじじのことです。
また、だれもいないときに、おいしいものを、さがそおっと。
2010年12月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.09
散歩のたのしみ 招きドラゴン
横浜の中華街には、ドラゴンが住んでいます。
招き猫のように、お客さんをお出迎え。
ようこそ、わたしは、円が大好きです。
みなさん、お料理と円を、交換しましょうね。
2010年12月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.09
聴診器のむこうに 予防接種のあとで
3才の男の子は、予防接種をしても、泣きません。
「これから、イケヤに連れて行きますから」と、おとうさん。
「えっ、あのイケヤ。家具屋さんでしょ。子どもさん、たいくつしない?」と、尋ねます。
「あとで、アイスクリームを食べさせますから」
何時間かイケヤを見て回り、ごほうびがアイスクリーム。
随分と安い時給になりそうです。
2010年12月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.09
カンガルーの本棚 ぼんやり
辰濃和男さんの「ぼんやりの時間」(岩波新書)を読みました。
数か月前に、購入しながらつんどく状態。
年が変わる前に、ようやく読了です。
「ぼんやりすること、休むこと、懶惰であること、閑なこと、それらをたのしむことのすばらしさ」
辰濃さんは、この本の主題をこのように記しています。
「休むこと」は決して負の営みではなくて、自分の生きる力を強いものにするための積極的な営みなのだと思う。
辰濃さんの主張は、その通りだと思います。
その一方で、ページをめくる手を休めない自分がいます。
今はまだ忙しいけれど、いつかきっと、のんびりと雲を見上げて過ごす毎日がくるよね。
自分の中の矛盾に、気づかせてくれる名著です。
2010年12月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.08
かんがるうっ子 クリスマスも近いので
クリスマスも近いので、子どもに、「今年は、サンタさんに何を頼むの」と聞きました。
「今年は、本棚が欲しい」との答え。
雑誌や文庫本を入れたいそうです。
予想外の返答に、おかあさんが「今だったら、緑と赤に塗られた、クリスマスバージョンの本棚かもしれないよ」と、考えを改めるように促します。
「トナカイの形や、雪だるまの形の本棚だったら、置き場所に困るしなあ」と、わたし。
クリスマスまでの駆け引きが、まだまだ続きそうです。
2010年12月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.08
7+8= おとうさんのおみやげ
おとうさんが、おみやげに買ってきた、こんどの「人形焼き」は、かわいくありません。
おねえさんが、「サザエさんの人形焼きのように、遊べるのがいいなあ」と言います。
「ナナちゃんは、どう思う?」と、おとうさんが聞きます。
わたしは、姿形より、おいしいかどうかの実質の方が大切です。
おとうさんが、横を向いているスキに、ガブリと食べてあげました。
2010年12月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.07
散歩のたのしみ 水飲み場
朝食まで、朝の横浜を歩きます。
馬車道をひとつ入った裏道に、水飲み場を見つけました。
大正6年に作られた、牛馬のための水飲み場。
ナナとハッちゃんが、使ってもいいですか。
2010年12月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.07
カンガルーの本棚 野の風
井戸書店の森店長さんに勧められ、辻内智貴さんの「野の風」を読みました。
「野の風」、「帰郷」、「花」の、三作品が収められています。
「野の風」は、父の危篤を機会に、家族の絆を取り戻していく物語。
「帰郷」は、夫の故郷を尋ねる物語。
どこかで読んだようで、それでいて、はじめての、しんみりとさせられるお話しです。
2010年12月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.07
散歩のたのしみ こわいひと
有楽町の近くには、ゴジラの像があります。
少しだけ寄り道をして、写真をパチリ。
生まれて初めて連れて行ってもらって映画が、「ゴジラ」
それ以後、何度となく夢の中に現れては、わたしの住まいを壊して、朝を迎えました。
50年以上経っても、わたしの中の「こわいひと」。
東京に来るたびに、会いに来ますからね。
2010年12月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.07
かんがるうっ子 経営難
子どもが店長の「貸本屋さん」が、閉店を迎えます。
「なにがあったの?」と、経営分析のお手伝い。
「遊び時間に、教室でお客さんを待っとかなあかんねん。運動場で遊ばれへんようになったから閉店」とのこと。
おまけに、席替えがあり、店員さんの席が、バラバラになったという雇用環境の変動も加わりました。
開店してから、1か月ではやくも閉店。
子どもがはじめて経験した起業は、いろいろな教訓を残しながら、閉店を迎えました。
2010年12月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.06
散歩のたのしみ 夕陽の観覧車
「のぞみ号」の窓から、夕陽が長くさしこみます。
露出を少しずつ変えながら、何枚も写真を撮ります。
あっと思った瞬間に、夕陽と観覧車の出会い写真。
今日一番の写真になりました。
2010年12月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.06
散歩のたのしみ やっと会えたね
学会帰りの「のぞみ号」
友人の先生と話しに夢中になっていますと、まわりからシャッターを切る音。
あわててカメラを取り出して、窓際に。
何度も東京まで往復をして、なかなか会えなくて。
久しぶりのご対面。
頭に雪をかぶり、堂々とした姿です。
編集長さん。
わたしの富士山の方が、素敵でしょ。
2010年12月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.05
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会⑨
学会最後は、会長講演です。
広い会場は満席。
立ち見されている先生方も、大勢おられます。
第47回日本小児アレルギー学会の会長は、神奈川県立こども医療センターアレルギー科の栗原和幸先生です。
ご自分のお子さんのアレルギー治療から、免疫療法へ、そして、経口食物耐性誘導法へと、話は進みます。
長く臨床畑を歩いてこられた、栗原先生の熱いお気持ちが伝わり、素晴らしい講演でした。
わたしも、いろいろなところで講演をさせていただく機会に恵まれます。
いい講演だったと言われるお話しができるよう、気持ちを引き締めていこうと思いました。
2010年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.05
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会⑧
二日目午後は、「学童期の喘息治療」のセミナーに参加しました。
重症度に基づく治療と、コントロールレベルに基づく治療の違いが、よく理解できました。
改善の目安を何に置くのか。
そして、治療をどのように調節していくのか。
ひとり一人の喘息の子どもさんを、ていねいに治療していこうという気持ちが、じんわりと沸き上がってくるのを感じました。
これだから、学会参加は止められませんね。
2010年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.05
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会⑦
いよいよ、わたしが発表する番です。
演題は「齲歯予防ペースト剤による、アナフィラキシーの一例」
CPP(カゼイン加水分解物)が入った歯科薬品で、呼吸困難を起こした男の子を報告しました。
歯科医師、歯科衛生士の先生方97名に、牛乳アレルギーについてのアンケートを実施し、その結果も報告しました。
会場からは、同じような経験をされた先生方の報告が相次ぎ、歯科の先生方にご協力いただいたアンケートを、高く評価していただきました。
少し演説をしすぎたかなと思いながら、演壇を降りました。
2010年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.05
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会⑥
シンポジウムを中座し、急ぎ足で「アナフィラキシー」の会場へ。
7才の男の子の、繰り返すアナフィラキシーの原因を調べようと、苦心をされます。
どうも、前の夜に納豆を食べていることが、共通項として浮かび上がってきました。
そこで、納豆の負荷試験を試みられます。
でも、反応はみられません。
納豆を用いての皮膚テストも陰性です。
男の子は、離島出身。
同じ納豆でも、離島には、賞味期限ぎりぎりに届くことに気がつかれました。
今度は、少し古くなった納豆を使っての負荷試験。
見事に、即時型食物アレルギー症状が再現されました。
男の子のアナフィラキシーの原因を調べようとされる先生方の執念。
そして、遠方から通院され続けたご家族のお気持ちに、頭がさがる思いがしました。
2010年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.05
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会⑤
小児アレルギー学会二日目は、「アレルギー疾患患児の教育と生活を考える」シンポジウムに参加しました。
1番目は、「学校生活でのアレルギー児を支えるNPOの試み」です。
講演会活動など、多彩な活動をされ、わたしが神戸で個人的に行っている活動に、相通じるものがあり、共感できました。
ただ、おかあさんからみて、理解が進まない学校現場はいらだたしく、ともすれば対立的にとらえられるのは、しかたがない事かも知れません。
しかし、自然学校の取り組みは、5年生になってはじめておきるわけではありません。
1年生から5年生までの5年間の準備期間に、どれだけ信頼と共感とを構築していけるのかが、問われているのではないかと思います。
この主旨の質問をさせていただきました。
2番目は、「食物アレルギーサインプレートの普及活動について」
サインプレートは、子どもの食物アレルギーを自己開示するツールです。
かわいい図柄のプレートを着けることで、周囲のおかあさん方の理解と協力を得ることができる、すばらしい取り組みだと思いました。
2010年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.05
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会④
学会が終わると、兵庫食物アレルギー研究会のメンバー10人で、横浜中華街に繰り出しました。
お酒を飲みながら、話し合うのは学会一日目に印象に残ったこと。
最後に、ひとり一人、来年の抱負を語り合いました。
喘息の一酸化窒素(NO)測定に基づく治療
急速経口耐性獲得法のパンフレット化
段階的経口耐性獲得法の確立
外来での経口耐性獲得法のありかた
アレルギー学会専門医試験への挑戦
などなど、楽しみな一年になりそうです。
最後に、兵庫食物アレルギー研究会の予定を確認し、懇親会を終えました。
自分の言葉で、学会で見聞きしたことや、いま自分がしている仕事をふりかえること。
とても貴重なひとときでした。
2010年12月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.12.04
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会③
午後の最終のコーナーで、座長(司会)を勤めさせていただきました。
時計をみながら、それでいて、発表される方にも、質問をされる方にも、十分な討論ができるように、少し気をつかいました。
幸い、時間を延長せずに終えることができ、無事お役目を終えることができました。
みなさま、ありがとうございました。
2010年12月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏