-
2010.12.04
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会②
学会1日目の午後からは、食物アレルギーの経口負荷試験・免疫療法についての一般演題を聞きました。
25題の演題が、口演8分、討議4分で続きます。
発表者に共通しているのは、食物アレルギーの子どもが、どのように食べていくことができるのかと言う目線です。
食べさせ方のスピードとして、各駅停車、区間急行、急行、特急と、いろいろな方法が提案されています。
しかし、区間急行以上のスピードで食べさせていく負荷試験は、入院を必要とします。
比較的軽症な子どもが、外来で安全に食べていくことができる方法を見つけることが、わたしの仕事かなと思います。
2010年12月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.04
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会①
2010年12月4日 第47回日本小児アレルギー学会が、始まりました。
会場は、パシフィコ横浜です。
朝一番のシンポジウムは、「食物アレルギー診療ガイドライン2011にむけて」です。
食物アレルギーの発症予知
新生児・乳児の消化管アレルギー
食物アレルゲンの知識
社会的対応の充実
患者指導と教育
盛りだくさんの内容に、圧倒されました。
ただ、ガイドラインの読者が誰なのか、
食物アレルギー専門医なのか、小児アレルギー専門医なのか、一般臨床医なのか、それとも患者さんなのか、だれの目線で何を最小限の知識とするのかについての揺らぎを感じました。
食物アレルギーは、まだまだ、これから研究も実践も深めていかなければならない分野だと思いました。
2010年12月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.04
7+8= ボクのくつした
こうえんのかいだんのうえに、くつしたがおちています。
12がつに、くつしたをわすれるなんて、しんぱいです。
サンタさんからのプレゼントを、どこにいれてもらうのでしょう。
いつもなら、こういうレアなおとしものは、ありがたくおうちにもってかえります。
でも、けさは、わすれたこのことがしんぱいで、そのままにしておきました。
いいことをしたから、ボクにもプレゼント、くださいね。
サンタさん。
2010年12月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.04
カンガルギー情報 12月のおかあさんの会
12月2日、おかあさんの勉強会を開きました。
参加者は、12名。
今年一年生になった子どものおかあさんと、次の4月に1年生になるおかあさんが中心です。
11月末に開かれたアレルギー学会の報告と、入学に向けた取り組みについて、話し合いました。
12月12日は、いよいよ、アレルギーっ子のクリスマス会です。
当日は朝9時に集合して、お料理づくりをはじめます。
食材の中心は、お米。
みんなが食べても大丈夫な献立を考えます。
当日は、常磐短大の学生さんも、ボレンティア参加してもらえます。
パネルシアターに、絵本の読み聞かせ、ゲームなど、みんなで楽しめる企画を考えていただいています。
参加は、予約制。
小児科外来まで、お問い合わせくださいね。
2010年12月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.03
散歩のたのしみ きつねとたぬき
カニツアーの途中で立ち寄った、造り酒屋さんには、「きつね」と「たぬき」がいます。
とんがった方が「きつね」。
先がまあるいのが「たぬき」です。
そういえば、うちにもきつね顔のナナと、タヌキ顔のハッちゃんがいます。
今頃どうしているのかなあ。
ふと、ホームシックになりました。
2010年12月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.02
かんがるうっ子 横歩き
カニをしっかりと食べた翌朝、子どもの歩き方を観察しました。
いつも通りに変わらず、まっすぐに歩きます。
カニ一杯くらいの負荷では、歩き方は変わらないようです。
わたしはと言うと、高プリン体食品のカニと、高プリン体飲料のビールの連続負荷で、通風発作が出現。
前どころか、横にも進みづらい状況です。
ここで結論、カニはアルコールと同時に負荷をすると、歩き方を変えることがあるようです。
しばらくは、ナナとハッちゃんのお散歩を、代わってくださいね。
2010年12月2日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.01
かんがるうっ子 好きこそものの上手なれ
カニツアーのおみやげに持ち帰ったカニをみて、子どもは大喜び。
さっそくお皿の上で、解体ショーを始めます。
そこまでしなくてもいいのにと思うほど、ていねいに、ていねいに、脚をはずします。
次は甲羅をはずして、カニ味噌に挑戦。
1時間以上もかけて、甲羅以外は食べ尽くします。
何ごとにもこれだけ集中して、取りかかってくれればいいのですが。
好きこそものの上手なれ。
教科書の表紙に、カニの絵を描くことにしょうか。
2010年12月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.01
カンガルーの本棚 さよなら大江戸
佐伯泰英さんの「鎌倉河岸捕物控・紫房の十手」を読みました。
政次・亮吉・彦四郎・しほが大江戸を駆け回る捕物帖。
幼なじみ四人の、成長のドラマが並行して描かれます。
秋から始まった、わたしの中での捕物帖ブーム。
何に引かれるのかと振り返ると、人情と、単純さ。
人情は、ある面ではルール違反。
権力の独走とも言えます。
単純さは、勧善懲悪。
裁判員制度抜きで、即決刑が決まります。
閉塞的な今の社会状況への、反発から痛快さを求めるのかも知れません。
「鎌倉河岸」シリーズは、既刊17冊を読了。
まだまだ続編が期待されます。
が、いつまでも大江戸に留まる訳にはいきません。
今年の101冊目は、今の日本に戻ることにしましょうか。
2010年12月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2010.12.01
クリニックだより 最高の笑顔
カニツアーで立ち寄った、「香住鶴」
われ先にと、おみやげを買い求めます。
クリニックの看護師さんの手には、「しぼりたて生酒」
この笑顔、この笑顔です。
外来診療でも、この笑顔を忘れないでくださいね。
2010年12月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏