カンガルーの小部屋

2011年 1月

  • 2011.01.31

    7+8= はじめての室内犬

    そとは、さむぞら。

    ナナちゃんは、おうちのなかで、のんびり。

    ボクは、おそとで、ガタガタ。t                                              

    「マイナス4度だよ」と、おとうさんがいいます。

    おかあさんが、おうちのなかに、いれてくれました。

    ボクは、いろんなものがめずらしくて、クンクン。

    「ハッちゃん、おしっこ、しないでね」と、みんながおいかけます。

    いそいで、かいだんをのぼって、2かいに。

    おりるときに、かいだんをふみはずして、おっこちてしまいました。

    はじめての「しつないけんデビュー」は、こしに、こたえました。

                          2011年1月31日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.01.30

    クリニックだより 今日の休日急病診療所

    1月30日、学園都市の休日急病診療所に出かけました。

    9時前から、発熱の患者さんで大混雑。

    19名の方が、インフルエンザ陽性。

    みなさん、A型です。

    頭痛、関節痛など、症状がはっきりとしている方から、発熱だけの方まで。

    症状は少しずつ異なります。

    発熱してから、12時間近くたってから、検査をすると、検査の精度が高まります。

    もし、発熱だけで、そのほかの症状が強くなければ、12時間は経ってから受診されることをお勧めします。

    危険な兆候は次の様な症状が現れた時です。

    ①    意識がおかしい、ぼーっとしている。

    ②    呼吸がおかしい(呼吸が速い、ゼーゼー、肩で息をしている)

    ③    けいれんが止まらない

    ④    水分が取れない、おしっこが減っている

    ⑤    手がつけられないほど、暴れまわる

    このような症状が現れると危険な状態ですから、12時間を待たずに、すぐに診察を受けてください。

                          2011年1月30日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.01.30

    7+8= 毎日がたいへん

    ボクのたいせつなおしごとは、ボールあつめ。

    1がつ27にちは「364こめ」

    1がつ29にちは「365こめ」と、ポイントをかさんしています。

    かえりみち、だいすきな「あきかん」が、いました。

    「コーンポタージュスープ」と、かいてあります。

    とおりすがりの「しばワンコ」が、うらやましそうにみつめます。

    「ボクのあきかんは、わさないですからね。」

                          2011年1月30日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.01.29

    7+8= おとうさんの毛布

    おかあさんが、「もうふ」を、しいてくれました。

    いらなくなった、おとうさんの「もうふ」です。

    ボクは、あたらしいのが、なにでも「にがて」なので、こわくてちかよれません。

    おかあさんが、おかしで、ボクをさそいます。

    「ハッちゃん、おすわり!ふせ!」といわれると、そのとおりに、からだがうごきます。

    でも、いやなものはいやで、しんぞうは、ドキドキものですよ。

                          2011年1月29日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏  

  • 2011.01.28

    7+8= ボールに認定

    うえのこうえんにいこうと、あるいていると、みぞのなかに、きいろいものをみつけました。

    いそいでくわえると、「ハッちゃん、それ、ボールじゃないよ」と、おとうさんがいいます。

    「ハッちゃん、お正月のお飾りの、おみかんのおもちゃみたいだよ」と、おしえてくれます。

    おうちにかえって、おかあさんにききますと、「ハッちゃんが、ボールというんなら、ボールにしときましょ」と、やさしいおことば。

    「363こめ」のボールに、にんていしてもらえて、うれしかったです。

                          2011年1月28日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

  • 2011.01.27

    聴診器のむこうに 子どもの時には

    ワニのお人形が怖かった男の子も、もう5歳半。

    ワニさんは、もう、すっかり大丈夫になりました。

    「子どもの時は、こわかったけどな」と言います。

    えっ、まだあなたは、子どもだと思うけど・・

    「今はなっ、ゆうれいと、ゾンビが怖いねん。」

    「ゾンビは、急に出てくるしな」と、体全体を使って、説明します。

    怖いものがないより、ある方がいいですよ。

    ちなみに、私が怖いのは、おうちに住んでいますよ。

                          2011年1月27日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.01.26

    聴診器のむこうに 3つ子でなくって

    10か月になる双子の男の子は、10kgをこえて、まるまるちゃんです。

    ひとりは、積極的で、もうひとりは、甘えん坊。

    「毎日、大変ですね」と言いますと、「3つ子でないから、大丈夫です」

    えらいですね、おかあさん。

    なにごとにも前向きな、おかあさんの姿勢は、きっと子どもさんにも伝わりますよ。

                          2011年1月26日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

  • 2011.01.25

    聴診器のむこうに おがないねえ

    予防注射を頑張った3歳の男の子は、ご褒美にもらった「しまじろう」のシールを見て、

    考え込みます。

    「もう字が読めるのっ」と、たずねますと「『お』だけが読めるので・・」と答えられます。

    シールを見ると「ちゅうしゃがんばったね!」

    残念ながら『お』の字は、見当たりません」

    ハッちゃんに話したら、「ボクには、おがあるよ」と、言いそうですね。

                          2011年1月25日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

  • 2011.01.24

    カンガルーの輪舞曲 雪の但馬

    1月23日、但馬は八鹿に公演に出かけました。

    雪で電車が止まるかもしれないと脅かされながら、北近畿号に乗車。

    思ったよりも雪は少なく、靴にかぶせるスパイクも、必要なし。

    テーマは「アトピー性皮膚炎と食物アレルギー」の2題話。

    50名のおかあさんに、100分くらいお話をしたあと、10名のおかあさんと懇談会。

    帰りの電車の便が気になる17:00過ぎまで、お話をしました。

    アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、みなさん困っておられます。

    もっとお話しができればと、後ろ髪をひかれる思いで、会場をあとにしました。

    2011年1月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.01.23

    散歩のたのしみ 夜明け

    大寒を過ぎ、夜明けが少し遅くなってきました。

    東の空が明るくなる前に、公園横の高台に昇ります。

    六甲の山並みと、大阪湾の広がりが、オレンジ色に染められていきます。

    ナナと家にもどると、門灯に重なって、満月が沈もうとしています。

    壮大な夜明け!

    今日も、みんな、元気です。

                           2011年1月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2011.01.22

    聴診器のむこうに わたしのクツ

    2才の女の子は、クツをはくのが、だいっきらい。

    はかせようとすると、靴下のままで、逃げ回ります。

    そこで登場するのは、アンパンマン。

    女の子は、お気に入りの靴に、おとなしく履かせます。

    さすが、子どもの味方アンパンマン。

    女の子をバイキンマンから、守ってくれましたね。

                           2011年1月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.22

    カンガルーの本棚 春になる

    お正月の読みはじめは、コンビニで買った「テストの珍解答」(鉄人社)

    全国の試験解答から集められた、解答集です。

    「雪が溶けたら何になるでしょうか?」

    青森県の小学校の問題に、女の子は「春」

    以前このブログでもご紹介した、答えが載っていました。

    雪道を歩きながら、子どもに

    、この本のことを伏せて、同じ質問をします。

    答えは、「・・・春」

    やったね、大正解です。

    おとうさんは、「春」って、書く子どもが大好きですよ。

                           2011年1月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.21

    7+8= ハッちゃんみつけたよ

    寒い日が、続きます。

    おとうさんは、少し、朝寝坊。

    「心配していたことが、ひとつ無くなったから」と、言い訳をします。

    だあれもいない公園には、お正月に降った雪が、まだ残っています。

    あれっ、ボールかな?

    362個目です。

    ハッちゃん、今日のボールは、おとうさんにあげましょうね。

                           2011年1月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.21

    カンガルーの輪舞曲 講演はじめ

    1月20日大寒の日、今年始めての講演をさせていただきました。

    神戸市立の養護教諭の先生方90名が、ご参加されました。

    喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギーのポイントを、4題話といった形で説明させていただきました。

    2時間いただいた予定の講演時間では収まりきれず、ご迷惑をおかけしました。

    学校での子どもの健康を守る要は、養護教諭の先生方です。

    これからも、なにかとお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。

                           2011年1月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏  

  • 2011.01.20

    7+8= 仕事のあとは

    ゆきが、のこっているこうえんで、ボールをみつけました。

    「361こめ」です。

    おとうさんが、ほおりなげると、トスンとおちて、はずみません。

    なかのほうまで、こおっています。

    かえりみち、ミルクティーのパッケージをみつけました。

    しごとのあとは、ミルクティーをのむのに、かぎりますね。

                           2011年1月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.19

    7+8= どっちの手に

    「ナナ、どっち」と、おねえちゃんが言います。

    「クンクン」

    得意のお鼻を使って、お菓子の入っている手を当てるゲームです。

    わたしは、いつも100点満点。

    おねえちゃん、ほめてくださいね。

                           2010年1月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.18

    7+8= 待て!海老蔵

    おとうさんが食べるものは、何種類あるのかな。

    わたしは、おとうさんが食べるものに、とても興味があります。

    今日のおやつは、お料理に使った海老のからを、軽くあぶったもの。

    「待て、海老蔵!」と、お声がかかります。

    わたしは、二本足では、長くは立てません。

    はやく、「よし、海老蔵」と言ってくださいね。

                           2011年1月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.17

    カンガルギー情報 1月の食物アレルギー研究会

    1月13日、定例の食物アレルギー研究会を開きました。

    199回目のテーマは、「小児喘息と吸入指導」

    講師は、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター小児科の亀田誠先生です。

    気管支喘息は、ステロイド吸入療法が標準的な治療法になりましたが、継続して治療することが難しいと言われています。

    治療の主体者である子どもと気持ちを共有し、分かりやすく指導する重要性を教えていただきました。

                          2011年1月17日

                          いたやどクリニック小児科 木村彰宏     

  • 2011.01.17

    クリニックだより カウンセリング実習

    午前のミニ講義のあとは、「子どもの心・カウンセリング実習」です。

    患児役、おかあさん役、医師役でひとチーム。

    情報をいただいて、打ち合わせをして、みんなの前で演じます。

    わたしの役は、起立性調節障害の中学一年生の男の子。

    少ない情報を元に、おかあさん役の先生と、祖父母の年齢や、同居の有無、両親の年齢、結婚した年齢、仕事、年収、住まい、兄弟などを勝手に設定していきます。

    医師役の先生が、短い時間で情報を聞き出していきます。

    先生役の質問が、子どもにはどのように届くのか、その時、子どもはどのような表情や身振りをするのかを考えながら、演じました。

    子ども役を演じて、子どもの不安な気持ち、揺れ動く心を、感じることができました。

    ロールプレイングは、なかなか深いものですね。

                           2011年1月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.01.17

    クリニックだより 会場はどこ

    1月16日は、「子どもの心・カウンセリング実習」に出かけました。

    特別に寒い朝、阪急西宮北口に降りたって、会場を探しますが見あたりません。

    もしやと思い、地図を確かめると、最寄り駅は西宮駅。

    タクシー乗り場に戻り、運転手さんにお聞きすると、やはりJR西宮駅。

    案外近くで、余裕を持って会場入り。

    さあ、勉強するぞ。

                           2011年1月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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