カンガルーの小部屋

  • 2011.01.12

    かんがるうっ子 かたづけは宝の山

    わたしも、子どもも、かたづけが大の苦手。

    かたづけるよりも、散らかすペースが上回ります。

    「身の回りくらい、かたづけなさい」と言いますと、「おとうさんもな」と逆襲されます。

    ひさびさのバトルを受けて、「そしたら、おとうさんは、三日でかたづけてみせるから」と、大見得をきりました。

    文献や雑誌、講演依頼書や旅行のパンフレット。

    いろいろな書類を分類します。

    かたづける内に、「あれっ」と思って封筒を開けると、講演会の謝礼が手つかずのまま出てきました。

    それもひとつではありません。

    おまけに、三年来探していた「銀行通帳」も発掘。

    まさしく、宝の山です。

    夜子どもに「かたづけを始めたら、さっそくいいことがあったんよ」と報告しますと、「じゃ、そのお金で、ごちそうしてね」と、言われます。

    はじめから無いと思っていたお金は、身に付かないものなのですね。

                           2011年1月12日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏