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2011.02.28
クリニックだより おめでとうパパ
院外薬局の薬剤師さんが、お昼休みに面会に来られました。
「生まれたっ?」と、お尋ねしますと、
「はい、土曜日に・・」と、うれしいお返事。
そこで、ニコニコ顔を「はい、チーズ」
そのしあわせ笑顔を、みんなに分けてあげてくださいね。
2011年2月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.28
かんがるうっ子 答えは「カ」
子どものテスト問題は、「解答をアからオまでの中から選びなさい」
「ウ」が正解のところを、子どもが選んだ答えは、「カ」。
よほど、「ウ」「カ」っと、していたのでしょう。
次は「ル」と書くと、3つそろって「ウ」「カ」「ル」で安心です。
その前に、カタカナのおさらいをしておきましょうか。
2011年2月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.27
かんがるう目線 夢を語る講演会
2月26日、誘われて内科の研究会に出かけました。
テーマは、病院経営と、糖尿病。
お話をされた二人の先生は、大学の教授を勤められ、現在は市中の病院の院長先生。
病院運営のスタイルは異なるものの、教えられるところが大きい演会でした。
「夢を持てなくなると、精神的老化が始まる」と、語られます。
秋以来、体調を崩して自信が揺らぎ、自分に負荷をかけることに躊躇していました。
もちろん外来診療や講演会、執筆などの活動は続けていますが、自分自身なにか物足りなさを感じていました。
散歩をしながらも、読書をしながらも、何かが足りない。
お二方の講義を聴きながら、今わたしに欠けているものに気付きました。
それは、今に満足するのではなく、今を変えていくこと。
夢をもち、夢に向かって突き進むこと。
自分の体調とうまく付き合いながら、もう一度「大きな夢」をみる生き方を探ろうと思いました。
2011年2月27日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.26
聴診器のむこうに ただ今乗換中
3才の男の子は、アンパンマンから、仮面ライダーに乗換中。
お友達の影響で、ライダーグッズを集めます。
でも、おうちに帰るとアンパンマン。
おかあさんの絵を真似て、一日バイキンマンのダダンダンを描きます。
「一年中、アンパンマンとつきあっていると、『やればできる』と思えるようになりました」とは、絵が苦手だったというおかあさん。
母は強し。
次は、仮面ライダーの絵に挑戦ですね。
2011年2月26日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.25
聴診器のむこうに 歩く机
2年生の男の子が、驚いた様子で指差します。
「せんせい、学校のつくえが・・」
そうです。クリニックにはいつのころか、学校机が一脚存在しています。
今では、小児科の診察室で愛用中。
いつ頃、どこから来たのかは、わたしも分かりません。
男の子には、「きっと、小学校から、夜中に歩いてきたんだと思うよ」と、教えてあげました。
2011年2月25日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.24
かんがるう目線 うれしい子育て支援策
新聞紙面の片隅に、うれしいニュースを見つけました。
兵庫県相生市が、思い切った子育て支援策を予算案に計上したというニュースです。
○市立幼稚園の保育料無料化。私立幼稚園の保育料月8000円軽減。
○市立幼稚園で午後4時半までの預かり保育
○幼稚園・小中学校の給食費無料化
○小中学校の通学費無料化
○中学卒業まで子どもの医療費無料化
○その他、新婚世帯の家賃補助や出産祝いなど
たまたま、相生市から、食物負荷試験に来られていたおかあさんにお聞きしました。
「市の動きは知っています。助かりますが、財源をどうするのでしょうかねえ・・」と、うれしさと心配とが混じり合ったお答えでした。
毎年、4月が近くなると、外来診察が少し憂鬱になります。
兵庫県では、乳幼児医療費無料制度は小学3年生までで、小学4年生から3割負担になります。
喘息の吸入薬、抗アレルギー薬、アトピー性皮膚炎の外用薬など、アレルギーのお薬は高価なものです。アレルギーの血液検査も、安いものではありません。乳幼児医療費無料制度が適応されている間は感じないのですが、小学4年生になり乳幼児医療費無料制度から外れると、医療費の重さが、ずっしりと家計にのしかかります。
2月3月になると、乳幼児医療費が無料の間にと、駆け込み検査や投薬を希望される方が増えます。
なんだか切ないような、申し訳ないような気持ちになります。
今、おかあさんの心配に、輪をかけるような問題が持ち上がっています。
兵庫県では、平成23年度から、乳児医療の受給者資格を大きく変更しようとしています。これまでは一世帯の最高収入者の扶養家族として資格審査されていたものを、一世帯合算収入の額で、乳幼児医療費支給の適否を決めようとする変更です。
これにより、兵庫県では5万を超える世帯が乳児医療無料制度の対象外になる見通しです。
小学4年生をまたずに、この4月から医療費が急増するご家庭が増えることになります。
政治の大きな役割は、お金をどのように使うのかということです。
限られた財源を、どの分野に優先してお金を投じていくのか。それが政治の姿勢です。
私には、県政のような大きなことは分かりませんが、家計の規模に落とし込むと、何を優先してお金を使えば良いのか、考えないわけではありません。
子どもの健康のために、質の良い食べ物や医療費にはお金を惜しみたくはありませ。
子どもの心の発達のためには、学費や書籍の購入、たまには映画に出かけたりする支出も節約しないようにしています。
家計の中で、支出を子どものことに振り分けるのが第一優先。これは、多くのご家庭でも同じ想いでしょう。
そんな常識が、政治の世界になると通用しなくなります。
私など、一度も使ったことがない空港に巨費が投じられたり、むだな交際費に浪費されたり、ご家庭であれば「おとうさん役」失格です。
相生市の英断から兵庫県政まで、話は広がりすぎました。
新聞のニュースを読み返しながら、子どもの健全な育ちを、みんなで見守り育てる社会でありたいと、こころから願いました。
2011年2月24日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.23
聴診器のむこうに ただ今乗換中
3才の男の子は、アンパンマンから、仮面ライダーに乗換中。
お友達の影響で、ライダーグッズを集めます。
でも、おうちに帰るとアンパンマン。
おかあさんの絵を真似て、一日バイキンマンのダダンダンを描きます。
「一年中、アンパンマンとつきあっていると、『やればできる』と思えるようになりました」とは、絵が苦手だったというおかあさんの弁。
母は強し。
次は、仮面ライダーの絵に挑戦ですね。
2011年2月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.22
7+8= パンダさんには負けないですから
2月22日は、「にゃん」「にゃん」「にゃん」で、ネコの日。
1987年に制定されました。
そんな、記念日にあやかってか、中国から「大熊猫」がやってきました。
朝から、テレビのニュースは「パンダさん」のことばかり。
わたしもメガネをかけると、素敵でしょ。
パンダさんには、負けないですからね。
2011年2月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.22
かんがるうっ子 デザートには
ひさびさに出かけた居酒屋さん。
しめのデザートは、各人各様。
わたしは、白玉あずきパフェ。
おかあさんは、マンゴソフトパフェ。
そして子どもは、山芋のしょうゆ焼き。
店員さんが、どの人の前に置こうかと、迷います。
デザートの定義をWikipediaで調べますと、「デザートは、主に朝食・昼食・夕食などの主要な食事の際に、追加的に提供される菓子や果物である。日常的な食事では果物などのビタミン類など主要な食事では不足すると考えられる栄養の補助的な意味合いもあるが、特に満足感を求める食事では、甘く風味の良い菓子類で食後の満足感をより強めるものとする位置付けも見られる。」
なるほど、山芋のしょうゆ焼きは、デザートの定義からは違反なのですね。
子どもには、もう一度勉強しなおすように、伝えましょう。
2011年2月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.21
カンガルギー情報 予防接種勉強会
2月20日、予防接種の勉強会に、東京へ出かけました。
ワクチンで予防できる病気(VPD)に対して、予防接種で積極的に対抗していこうというのが、世界の流れ。
そのワクチン接種の普及が、世界水準からみて極めて遅れているのが日本です。
ワクチン認可の問題、公費負担制度の問題などなど、さまざまな要因が、低いワクチン接種率につながっています。
昨年12月より、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮けいがん予防ワクチンの3つのワクチンが、公費負担になったことはご存じでしょう。
しかし、この制度は平成23年度単年の臨時措置とのこと。24年度以降は、何も決まっていないそうです。
公費負担の問題がクリアされても、残っているのがお母さんと医療機関の負担の問題。
仕事を持たれているお母さんには、病院に行くことは時間的に厳しいものがあります。
医療機関側からみると、今まで以上に患者さんが増えるわけですから、予防接種の時間をどう作るのかが、頭が痛いところです。
それでも、お金のあるなし、子育てに費やせる時間のあるなしにかかわらず、全ての子どもを病気から守るシステムを、早急に作っていかなければならないと思いました。
2011年2月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.20
カンガルーの輪舞曲 神戸・東京
2月19日、アレルギー週間市民講座兵庫で、お話をさせていただきました。
テーマは、「食物アレルギー・少しずつ食べられるようになるために」
兵庫県民会館の会場は、60名を超える市民のみなさまで、満席になりました。
いたやどクリニック小児科で行っている、ゆっくり食べの経験、そして、まわりの大人ができること。
45分の短い時間でしたが、充実した時間になりました。
Q&Aの時間では、質問は、除去食を提供する意味、将来の食生活など、奥深い質問をいただき、今後の宿題が増えたように思います。
司会をおひきうけしていただきました、神戸西市民病院院長の石原先生とは、一時間近くお話をさせていただくことができ、今後の病診タイアップの上でも、心強く思いました。
講演会の後は、東京での研究会。
急ぎ足で会場を後にしました。
道中では、雪の伊吹山が堂々とした姿を見せ、これから挑戦していくべき方向を教えてくれるようでした。
2011年2月20日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.19
聴診器のむこうに ファッション都市神戸
もうすぐ2才になる男の子は、ファッションセンスを磨くことに、余念がありません。
いただいたシールを、黙々とズボンに張り付けていきます。
いろいろな果物のシールが、一列に並びます。
恐るべし、2才児。
この才能が、明日のファッション都市神戸を担います。
2011年2月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.18
7+8= のどにつめるよ
きのうとうってかわって、つめたいかぜがふいています。
おとうさんは、「ぼうしを、わすれた」といって、「みみがつめたいつめたい」と、さわいでいます。
とめてある、オートバイのかげで、ボールをゲット。
「268こめ」です。
とくいげに、あるいていますと、
「ハッちゃん、それ、ゴルフのボールじゃないの。のどをつめるから、わたしてね」
「おじいさんが、おもちをのどにつめたニュースを、きいたことがあるでしょ」
と、とりあげようとします。
でも、たいせつな「つかまえたボール」は、わたすものですか。
おうちにかえって、ガリガリします。
「ハッちゃん、今日のご飯は、スペシャルですよ。」
おとうさんは、ごはんのうえに、おかしのササミをのせて、たのしそうにはなしかけます。
「うれしいな」と、ふりむいたすきに、ゴルフのボールは、どこかにもっていかれました。
ボールとおかし、どっちもほしいのにな。
2011年2月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.17
かんがるう目線 友の訃報
外来診察の途中に入った、同級の開業医師からの知らせ。
「いい話では、ないんやけどな・・・」
電話は、同級生の突然の死を告げるものでした。
死因は、冬山での滑落死。
言葉を失い、足が震える思いがしました。
亡くなった彼とは、もう20年近くも顔を合わせずにいました。
お互いに大学院に進んだ後、彼が選んだのは腎疾患から、小児救急の道。
新生児医療から、アレルギー医療へと進んだ私とは、交わる道もなく、やがて年賀状を交わすだけの仲となりました。
その後の彼が積み上げていった功績は、同級生の自慢の種となりました。
神戸市内の大病院の院長。東京の大学の小児科教授。そして小児救急医学会の理事長。
持ち前の人柄と、情熱と、日々の研鑽が、彼を必要とする人の輪を広げていったのでしょう。
でも、訃報に接したあと、思い出すのは、研修時代の笑顔。
もう、35年も前の話です。
同じ大学の小児科に入局したのは14名。
先輩医師が帰宅したあとも、誰が一番遅くまで病棟に残っているのかという、妙な競争をしました。
上背があり、目尻を下げて、人なつっこく話しかけてくる笑顔。
困ったことがあると、少し眉をよせて、真剣に話を聞いてくれる親身さ。
誰もが、そんな彼に魅了されたものです。
子どもさんを背中にしょって、上高地から穂高まで駆け上がった武勇伝。
夏休みには、山岳診療所に詰めて過ごした無心さ。
山が大好きな彼は、雪の山に還って行きました。
山田至康くん。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
2011年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.17
7+8= 木の葉隠れの術
いつものこうえんに、「あたらしいだれか」がいます。
さっそくちかよって、「だれか」を、たしかめます。
「ムムム・・あなたは、ゆきだるまさんでしょ」
「つちと、はっぱ」で、かくれようとしたって、ボクにはすぐにわかりますからね。
2011年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.16
カンガルギー情報 雪の学校訪問
2月15日、三田の小学校に、食物アレルギーの説明に出かけました。
校庭は、一面の雪。
いくつもの雪だるまが、並んでいます。
新入学を前に、食物アナフィラキシーをおこす子どもさんの三者懇談会です。
校長先生、教頭先生、養護の先生、給食担当の先生、コーディネーターの先生、
子どもさんのご両親と、それに私。
9時半から12時過ぎまで、話し合いは続きました。
夕刻からは、垂水の小学校の教頭先生と、養護の先生にクリニックまでお越しいただき、
懇談会。
いい話合いになりました。
入学準備の説明会は、真っ盛りです。
2011年2月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.15
散歩のたのしみ 雪のバレンタインデー
お昼から、降り続く雪。
遅いお散歩の時には、15cm近くも積もります。
ナナちゃんは、公園を駆け回り、
ハッちゃんは、植え込みに頭を突っ込んでは、白クマになります。
雪は、二人に元気注入です。
2011年2月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.14
かんがるうっ子 雪の創作展
残り雪を集めて、お題をつけて、遊びます。
自分の鼻につけて、「スノーマン」
大きな球の周りを、小さな球を動かして、「月と地球」
まあるい球の上に、細長い棒をのせて、「びっくりマーク」
お散歩がなかなか前に進まなく、ナナもハッちゃんも、あきれ顔です。
2011年2月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.13
かんがるうっ子 自分で炊いた豆
おとうさんが悪い冗談を言って、おかあさんに叱られました。
聞いていた子どもが「自分で炊いた豆やね」と、言います。
それも言うなら、「自分で播いた種」でしょ。
国語力アップは、日常会話が大切ですぞ。
2011年2月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.02.12
7+8= おおきなおおきなアイスクリーム
おさんぽのとちゅうで、おおきなおおきなアイスクリームをみつけました。
ボクのからだの、なんばいもの、おおきさです。
たちあがって、「ひとなめ」してみました。
つめたくって、でも、あまくありません。
「ハッちゃん、おなか、こわすよ」
おとうさんが、ちゅういします。
ナナちゃんと、ふたりでわけたら、だいじょうぶですか。
2011年2月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏