カンガルーの小部屋

  • 2011.03.16

    組合員さんのお宅を訪問して 2011年3月版

    3月15日、クリニックの近くにお住まいの、ひとり暮らしの組合員さん宅を訪問しました。

    17名の職員が、6つのグループに分かれて出発です。

    わたしのグループは4名。

    坂道を歩き、集合住宅にお住まいの83才の男性の方とお話をさせていただきました。

    リビングに通していただき、腰かけてゆっくりとお話できました。

    奥様を2年前に亡くされて、今はひとり暮らし。

    でも、毎日5時に起きられて山歩きをされ、買い物、お料理、洗濯と、規則正しい健康生活を過ごされています。

    「お洗濯、大変でしょ.お若い時から、なされていたのですか」とお聞きしますと、「若い時は、なにもしなかったですが、簡単ですよ」と、あっさりと言われました。

    「毎日1万歩歩くのが目標なんです」と、毎日の歩数を、細かい字でびっしりと記録された手帳を、見せていただきました。

    わたしがひとり暮らしをするとすれば、一日中ゴロゴロと、食事も十分にとらずに、本ばかり読んでいるだろうなと思いました。

    近くの小学校の前には、菜の花が、黄色の色も鮮やかに咲いていました。

    ナナよりも、もっと大きな白い犬が、ウトウトと横になっていました。

    「いつまでもお元気で、お過ごしください。

    お困りの時には、クリニックにもご連絡くださいね」と願いながら、帰路につきました。

                          2011年3月16日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏