-
2011.03.14
クリニックだより 震災義援金
3月13日開かれました、「東北地方太平洋沖地震被災者支援のつどい」では、大勢の方から100万円を超える義援金をお寄せいただきました。
ありがとうございました。
なお、神戸医療生協では「救援対策本部」を設置いたしました。
① 医師・看護師などの医療スタッフの派遣を行うことになりました。
第一陣は、12日に出発し、第二陣は15日に出発の予定です。
② クリニック受付に、「義援金のお願い」BOXを設置しました。
みなさんのご協力をよろしくお願いいたします。
2011年3月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.13
クリニックだより 支援のつどい
3月13日(日)神戸医療生協「東日本地震被災者支援のつどい」が、開かれました。
行方不明の方が、多くおられる段階で、「つどい」を持つことの是非が論議されました。
16年前の阪神大震災の経験から、亡くなられた方の哀悼と、残られた方の物心両面の支援、さらにはこれから始まる長くて苦しい復興を支援するために、「被者支援のつどい」を開くことにしました。
「つどい」の始まりは、亡くなられた方への黙とうから。
いたやどクリニックでは、模擬店の売り上げの全額を支援金にあてることにしました。
午後の記念講演は、前旭山動物園園長の小菅正夫先生。
「命のメッセージ・生きる意味ってなんだろう」
動物の子育て、人間の子育て、そして命をつないでいくこと。
大震災の被災者の方に想いを寄せながら、深みのある感動的な講演会となりました。
週明けの明日から、具体的な支援が始まります。
みなさまにもご協力をお願いすることになると思いますが、よろしくお願いいたします。
2011年3月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.12
クリニックだより 大震災義援金受け付け
ご存じのように、3月12日、東北地方を中心に、大地震が発生しました。
多くの方が亡くなられたという報道に接し、心からお悔やみ申し上げます。
また、行方不明の方も多くおられるとのことをお聞きし、ひとりでも多くの方が、無事であることを願います。
いたやどクリニックでは、「東北地方太平洋沖地震」に被災された方を支援するために、「義援金」をお受けする窓口を設けました。
皆様の温かいおこころを、お待ちしております。
2011年3月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.11
クリニックだより 理事長焼き
歓送迎会の会場は、「トトロ」
クリニックの定宿?となりました。
遅れて参加したわたしは、理事長の前の席。
さっそく「たこ焼き」を注文し、理事長に焼いていただきました。
名付けて「理事長焼き」
写真に撮るので、上手にひっくり返してくださいね。
2011年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.11
カンガルーの輪舞曲 明石での公演
3月8日、明石市の保育所調理師さんの研修会で、お話させていただきました。
テーマは、「食物アレルギーご質問にお答えして」
事前におうけした、19の質問にお答えする形で、説明を進めました。
麦茶について、魚卵アレルギーと卵アレルギー、魚アレルギーについて、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎などなど、熱心にお聞きいただきました。
食物アレルギーをもつ子どもに、給食を提供されるお仕事の、最前線に立たれている調理師さんに、深く感謝いたします。
これからも調理師さんが現場で感じられている、いろいろな疑問にお答えできる、小児科医師でありたいと思います。
2011年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.11
カンガルギー情報 201回目の勉強会
3月10日、201回目の兵庫食物アレルギー研究会が開かれました。
テーマは、「アレルゲン・コンポーネント」
一つのアレルゲン(抗原)は、さまざまなサブアレルゲンから成り立っています。
このサブアレルゲン(アレルゲン・コンポーネント)には、症状と関係するもの、重篤な症状をきたすもの、他の抗原と関係するもの(共通抗原)などが、含まれています。
サブアレルゲンを解明することで、診断や、負荷試験の実施、アレルゲンの広がりなどの色々な情報を得ることができます。
実際の症状と負荷試験、血液検査を結ぶものとして、アレルゲン・コンポーネントについての、更なる研究が進むことを期待して、201回目の会を終えました。
2011年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.10
散歩の楽しみ 春のにおい
3月も中ごろ、真冬並みの寒さが戻ってきました。
公園は、うっすらと雪模様。
ナナちゃんも、ハッちゃんも、白い雪に映えて写ります。
少しだけ強くなった日射しの中に、「春のにおい」は、感じられますか。
2011年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.10
かんがるう目線 0時7分
午前0時7分、66年前の3月10日。
東京に、火の雨が降りました。
一夜にして、10万人以上の方が、亡くなられました。
いまの世の中で、人ひとり亡くなるということは、大変なことです。
亡くなった人の数が、10万を超えるといわれると、わたしには、その大変さは、想像ができなくなります。
でも、それは66年前に、実際におこった事実なのです。
ひとりひとりの命を、大切にすること。
それが、66年後のいまを生きる、わたし達にできること。
亡くなった方々のお気持ちを、引き継ぐことでしょう。
2011年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.09
クリニックだより 新ワクチン接種中止のお知らせ
新聞報道等でご存じのことと思いますが、ヒブワクチン(アクトヒブ)、小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)の接種を、当面の間、中止させていただきます。
3月初旬から、兵庫県のほか、各地で接種後に亡くなられた子どもさんの報告が続きました。
厚労省から、3月8日に開かれた専門家委員会の報告を受け、当面上記2種のワクチンの接種を見合わせる通知が出されました。
いたやどクリニックでも、厚労省の通知に従い、当面の間、ヒブワクチン(アクトヒブ)、小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)の接種を、当面の間中止させていただくことにいたします。
なお、下段に厚労省の通知内容を転記させていただきました。
ご不明の点がございましたら、いたやどクリニック小児科まで、お問い合わせください。
2011年3月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性について 平成23年3月8日
安全対策調査会
子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会
1.報告された5例の症例評価について
平成23年3月2日以降、小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の乳幼児において5例の死亡例が報告されており、これらについて評価を行った。
(1) 5例は0歳から2歳代の乳幼児で、基礎疾患を有するものが3例、基礎疾患が明確でないものが2例であった。
(2) 接種から死亡までの期間は、翌日死亡が3例、2日後死亡が1例、3日後死亡が1例であった。
(3) 現在得られている各症例の経過や所見に基づいて評価したところ、報告された5例については、現段階の情報において、いずれもワクチン接種との直接的な明確な因果関係は認められないと考えられるが、さらに入手可能な情報を次回までに収集する。
(4) なお、例えば先天性の心疾患などの基礎疾患を有する患者は、その状態によっては、十分な注意が必要である。
2.ワクチンの検定結果について
国立感染症研究所が実施したワクチンの検定においても、これらのワクチンの死亡報告のあった症例に投与されたロットについての試験結果は、全て変動域内にとどまり、逸脱は認められなかった。なお、宝塚例と西宮例で肺炎球菌ワクチンのロットが同一であったことについては、製造工程等の逸脱等について確認する必要がある。
その他、諸外国での状況や同時接種の安全性、接種者数等の情報について、早急に情報を収集し、次回検討することとする。また、死亡例とワクチンの関連性の検証のためには、関係者の協力を得て、今後、積極的疫学調査を行う仕組みを構築すべきである。
-
2011.03.08
かんがるうっ子 うれしくないほめ言葉
おかあさんが、「かわいいね、ナナちゃんより、かわいいよ」と、子どもを抱きしめます。
でも、かんがるうっ子は、うれしくありません。
ナナちゃんと同列にならべられて、ほめられるのが、不満なのでしょうか。
そのくせ、「ナナちゃん、かわいいね」と、ナナちゃんをかわいがると、口をとんがらせます。
子ども心は、不思議です。
おとうさんなら、ナナちゃんに勝てるだけで、尻尾を振りたくなるほど、うれしいですよ。
2011年3月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.07
聴診器のむこうに 癒しの時間
4年生の男の子は、診察が済むと「けん玉」を取り出します。
玉の方を手に持って、持ち手を、ほおり投げて、突き刺します。
ネットで調べると、「飛行機」という、スゴ技です。
成功打率は、3割くらい。
次にワッカと、鎖を取り出して、手品を披露。
診察が、時ならぬ癒しタイムになりました。
2011年3月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.06
7+8= 寒い夜には
よるおそく、おさんぽにいきますと、ゆきがふってきました。
うれしくて、おおはしゃぎして、しかられました。
おとうさんは、ゆきぞらを、カメラでパチリ。
そのすきに、ボクは、コーヒーのあきかんを、ゲットしました。
「ハッちゃん、せっかく、今朝、空き缶をゴミ出ししたばかりなのに・・」
おとうさんが、ブツブツいいます。
おとこは、ちいさなことは、きにしない、きにしない。
おへやにかえって、さかさまにして、ごっくん。
さむいよるには、う~ん、たまりませんよねえ。
2011年3月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.05
カンガルギー情報 おかあさんの会3月3日
3月3日、寒い朝になりましたが、10名のおかあさんにお集まりいただきました。
一年生の子どもさんのおかあさん、3名。
ことし、一年生になられる子どもさんのおかあさん、5名。
話は学校でのアナフィラキシーのこと、給食のこと。
新入学の準備も、おおづめです。
次回は、3月17日、木曜日です。
おかあさん方のお集まりを、お待ちしております。
2011年3月5日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.04
7+8= かれい犬
朝のラジオ番組で、カレーが話題になっていたそうで、今夜のメニューは「カレーライス」
遅く帰ってきたおとうさんの横で、おねだりします。
お肉に、にんじん、ジャガイモ、いい具合にカレーの味がしみ込んでいます。
「カレーを食べる犬なんて、はじめて見たわ」と、おかあさん。
そうです。
わたしは、カレーが好きな華麗犬。
誰ですか、「加齢犬」なんて、悪口を言う人は。
いっしょに、遊んでなんか、あげないですからね。
2011年3月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.03
散歩のたのしみ 寒さにめげず
起きると、外は、うっすら雪化粧。
ハッちゃんは、うれしくて、大はしゃぎ。
春は近いようで、まだ遠くにあるようです。
それでも、雪に隠れて、球根が芽を出し始めました。
寒いのも苦手ですが、花粉が飛ぶのも嫌ですしね。
どっちつかずの気持ちの、季節の移り目です。
2011年3月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.03
聴診器のむこうに ガッタン・バイバイ
もうすぐ2才の男の子は、みんなに、バイバイ。
診察室から出ていくときに、わたしに、バイバイ。
壁に貼ってある電車のポスターに、バイバイ。
なんどもふりかえって、ガッタン・バイバイ。
社会人の第一歩は、あいさつから。
あなたの未来は、前途洋々です。
2011年3月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.02
7+8= 箱入り娘
COOPさんから届いた、大きなトイレットペーパーの箱。
中身が取り出された後、いやな雰囲気が漂います。
わたしの予想通り、おとうさんと、おかあさんがふたりして、わたしを「箱入り娘」に仕立てます。
「ナナは、嫌がってるのかな。それとも、遊んでもらえて、喜んでいるのかな」
おとうさんは、いい加減な気持ちで、わたしに尋ねます。
答えは、わたしの尻尾をみてくださいね。
いつもと違って、尻尾は下がっているでしょ。
いまさら、「箱入り娘」と言われても、うれしくなんかないんですからね。
2011年3月2日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.01
散歩のたのしみ 梅の季節
今日から3月。
季節は、「はる」に変わりました。
朝のお散歩の途中に、「はる」を探すことにしました。
木の芽のふくらみ、水仙の花。
家に帰ると、庭の片隅に、梅の花が咲いています。
ナナやハッちゃんがいたずらをしないように、柵で通せんぼしていますので、花の季節を迎えても、気づくのが遅くなります。
それでも、「はる」の初めの日。
しっかりと写真に収めることにしました。
2011年3月1日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.03.01
聴診器のむこうに 戦場カメラマン
4才の男の子の頭には、青いベレー帽。
机の上に置いても、形が崩れないハードタイプ。
売れっ子の「戦場カメラマン」渡辺陽一氏がかぶる、帽子のようです。
おかあさんとそんなお話をしていますと、男の子は畳んだハンカチをピストルに見立てて、「バーン」
あまのタイミングのよさに、さすが「戦場カメラマン」と、感心しました。
2011年3月1日