カンガルーの小部屋

  • 2011.05.04

    7+8= わたしのPTSD

    おすもう公園に、工事用のコーンが、置いてあります。

    おとうさんは、ふたつのコーンのあいだを、歩かせようとします。

    おとうさん、わたしが、コーンのことが嫌いなわけを、知ってるでしょ。

    小さい時に、おとうさんが、コーンを蹴飛ばして、わたしの身体にあたりました。

    わたしは、怪獣さんが飛びかかってきたのかと思って、本当にこわくて、逃げまわりました。

    しばいぬの世界にも、PTSDという言葉は、あるのですよ。

    お医者のくせに、大事なことは、忘れないでくださいね。

    おとうさん。

                          2011年5月4日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.05.04

    7+8= ほえて、ごめんなさい

    あさのおさんぽで、、ワンちゃんと、であいました。

    ほそい、みちですれちがいました。

    ワンちゃんは、ふせをして、まってくれます。

    「かしこいですね」と、おとうさん。

    うろうろしている、ボクは、どうで、かしこくないですよ~だ。

    「おおきいですね、なんキロあるのですか?」と、おじさん。

    ボクのたいじゅうを、わだいには、してほしくありません。

    「なんさいに、なられるのですか?」と、またまた、おとうさん。

    「13さい、です。だいぶ、ふとってきました。」と、おじさん。

    「そうですか、でも、あしこしが、しっかりされていますね。」と、おとうさん。

    ボクは、だんだんと、たいくつになって、「ウ~、ワン」って、ほえてしまいました。

    かえりみち、なかよしの「しーちゃん」と、あいました。

    さっき、であったことを、おはなしすると、「ハッちゃん、おばあさんには、やさしくしてあげてね」と、ちゅういされました、

    ぼくは、すこし、はずかしくなりました。

    おばあさん、ごめんなさい。

    こんど、おあいしたときには、ほえないで、ごあいさつしますからね。

                          2011年5月4日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏