カンガルーの小部屋

2011年 6月

  • 2011.06.30

    7+8= おねえちゃんのきょうりょくで

    おねえちゃんが、ボールをみつけました。

    よるの、こうえんです。

    このボールを、かずにいれるのか、おとうさんと、おかあさん、おねえちゃんのいけんが、わかれました。

    おとうさんと、おねえちゃんは、「かずにいれるは」。

    おかあさんは、「はんたいは」です。

    2たい1です。

    「402こめ」に、にんていすることに、なりました。

    ボクは、すこしだけ、ふほんいです。

    でも、「かぞくかいぎ」のけっていには、したがいます。

    このくやしさを、バネにして、がんばろうとおもいます。

    2011年6月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.29

    7+8= ゴルフボールみいつけた

    こうえんのかえりみち、ちいさなボール、みつけました。

    おとうさんは、ボクが、のみこまないかと、しんぱいです。

    「ハッちゃん、おかし、あげようか」と、ボクのきを、そらそうとします。

    きょうは、おとうさんが、あずかっていてくださいね。

    それから、おとうさんに、ひとつ、しつもんがあります。

    じむちょうさんからいただいた、「おうごんのボール」の、「とりあつかい」についてです。

    このボールは、ボクが、みつけたのではありません。

    だから、みつけたカウントには、いれないでくださいね。

    けさの、ゴルフのボールが、「401こめ」ですよ。

    それと、「おうごんのボール」は、ボクのものです。

    それも、とくべつせいです。

    だから、4コインぶん、ぼきん、してくださいね。

    2011年6月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.29

    クリニックだより 休診のお知らせ

    7月1日(金)の午後診察を、休診とさせていただきます。

    急な診察変更で、ご迷惑をおかけいたしますが、

    よろしくお願いいたします。

    なお、7月1日の午前は、通常通り診察をしております。

    2011年6月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.29

    7+8= 黄金のボール

    おとうさんが、ボールを、みせてくれます。

    じむちょうさんに、「おうごんのボール」を、いただいたそうです。

    「しゅく、400こ、ハッちゃん、おめでとう」

    いろんないろで、じが、かいてあります。

    ボクは、うれしいです。

    「397こめ」から、「398こめ」まで、みつけるのに、16にち、かかりました。

    じむちょうさんは、どうなることかと、しんぱいされていたそうです。

    ごしんぱいを、おかけしました。

    ボクは、「500こ」を、めざします。

    きょねんの、11がつ4にちが、「351こめ」

    「50こ」みつけるのに、7かげつはん。

    「500こ」は、1ねんはんいじょうは、かかりそうです。

    じむちょうさん、いきのながいおつきあいを、おねがいしますね。

    2011年6月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.28

    7+8= ひとのふりみて

    「400こめ」の、ごほうびは、おししいごはん。

    あさは、アレルギーにはいりょした、「ツナのかんずめ」。

    よるは、「Lカルニチンはいごう」の、おかしです。

    おおきなじで、なにやら、かいてあります。

    おとうさんが、こえにだして、よんでくれます。

    「なになに、『しぼうの、ねんしょうを、たかめます』って、かいてあるよ」

    おとうさんが、おみせやさんで、えらんでかってきたのに・・

    そういうのを、「しらじらしい」と、いうんですね。

    「ゆっくり、たべられる、しょっき」にいれて、ボクを、どうしようというんですか。

    「ひとのふりみて、わがふり、なおせ」という、ことばを、わすれないでくださいね。

    おとうさん。

    2011年6月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.27

    7+8= こわくって

    お外で、大きな音がします。

    ヒューヒュー、ゴロゴロ。

    私は雷さんが、大嫌いです。

    おとうさんも、おかあさんも、わたしが怖がっているのに、グーグー寝ています。

    私は、勇気を奮って、生まれて初めて階段を登ります。

    「おとうさん、こわいよ~」

    おとうさんの寝ている部屋のドアを、ガリガリします。

    「えっ、ナナ、どうしたの?、なんで、ここにいるの?」

    おとうさんが、驚いておきてきます。

    そして、抱っこしてくれます。

    でも、わたしの震えは、止まりません。

    「『窮鳥懐に入れば猟師も殺さず』やねえ」

    おとうさんは分けが分からないことを言って、寝る部屋に入れてくれます。

    私は急いで、部屋の隅の、押し入れの中に隠れます。

    時計はまだ、4時前。

    「総代会で、居眠りするかもしれないなあ」おとうさんのため息が、聞こえます。

    2011年6月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.26

    聴診器のむこうに 岡山からのお客さま

    15才の男の子は、岡山からのお客さま。

    神戸から岡山に引っ越された後も、診察に来られます。

    今春からは、高校生。

    学生寮から、通われているそうです。

    診察が終わり、おかあさんから、小冊子をいただきました。

    1987年に刊行された、甘蔗珠恵子さんの「まだ、まにあうのなら」という小冊子。

    チェルノブイリ原発事故の、一年後に書かれた手紙です。

    原子力発電所に反対する署名用紙を持ってこられていましたので、喜んで署名をさせていただきました。

    お返しに、医療生協で集めている「原子力に頼らない社会をめざす」署名用紙をとりだし、お願いしました。

    原子力に頼らない考え方が、少しずつ広がっていることを、うれしく思いました。

    2011年6月26日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.25

    7+8= 総代会までに

    あめがあがった「こうえん」で、みつけました。

    「400こめ」は、ボクのだいすきな、「ふわふわボール」さんです。

    あしたは、おとうさんのびょういんで、「ソーダーかい」という、おいしそうなあつまりがあるそうです。

    ボクは、「ソーダーかい」までに、400こを、あつめようと、こころにきめていました。

    きじつに、まにあって、よかったです。

    ボクは、5ねんまえから、ボールさんを、あつめはじめました.

    いろいろな、おねがいごとをしながら、あつめました。

    おねえちゃんのびょうきが、よくなるように、おねがいしながら、あつめました。

    「とうほくちほうのかた」が、げんきになるように、おねがいしながら、あつめました。

    そして、「400こ」になりました。

    ボクは、うれしいです。

    でも、ボクには、「400こめ」は、ゴールではありません。

    これからもつづく、「しゅぎょうのみち」の、「ちゅうかんちてん」のひとつだと、おもっています。

    おさんぽを、おつきあいしてくれる、おとうさん。

    ありがとう。

    ブログみたりして、おうえんしてくださる、みなさま。

    ありがとうございます。

    ボクは、これからも、がんばりま~す。

    みなさま、これからも、おうえんしてくださいね。

    2011年6月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.25

    クリニックだより 暑いは禁句

    クリニックでは、「あついねえ」は、禁句です。

    一言「あついねえ」と言うものなら、ペナルティーの100円が震災復興支援募金に。

    そこで、不思議な日本語が流行ります。

    「雨が降ると、蒸しさむいねえ」

    「毎日、さむくて、やりきれないねえ」

    「外は、焼けつくように、さむいねえ」

    「さむくて、あせもができそうです」

    「さむくて、とけそうになるよねえ」

    言葉を変えると、なんとなく涼しく思えるから、不思議です。

    これで、いくらかでも、節電につながるとよいのですが・・・

    2011年6月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.24

    7+8= あと一球

    ボクのカンが、ボールさんとの「であい」を、おしえてくれます。

    はれたひ、あついひ、こどものこえが、きこえるひ。

    そんなひの、よくあさは、ボクをよぶこえが、きこえます。

    「ハッちゃん、こっちですよ」

    ボクは、こえにひかれて、さがします。

    おはなをクンクン、さがします。

    けさは、きいろいボールさん。

    「399こめ」の、であいです。

    400この、おおだいまで、あと「いっきゅう」

    じむちょうさん、じゅんびは、いいですか。

    2011年6月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.24

    カンガルーの輪舞曲 6月さいごの

    6月23日、西区民センターで、「神戸らいちょうの会」の、講演会に出かけました。

    6月最期の、講演会です。

    参加されたおかあさん方から、お題をちょうだいし、説明を始めます。

    アレルギー体質の子どもが大きくなる時。

    離乳食のすすめかた。

    負荷のタイミング。

    宿泊訓練前に準備すること。

    アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくについて。

    説明を一巡するだけで、予定の2時間が過ぎてしまいました。

    もう少し、コンパクトな説明を心がけたいと思います。

    反省、反省です。

    2011年6月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.24

    7+8= 想定外の物体

    かぜのおとが、ビュービュー、なきます。

    きりも、ドンドン、こくなります。

    こんなよるの、おさんぽは、なにかが、おこりそう。

    かえりみちに、きょだいなぶったいを、はっけん。

    そうていがいの、おおきさです。

    「398こめ」。

    ボクのからだと、おなじくらい。

    スリーコインぶんの、おおきさです。

    おとうさん、あしたの、ブログが、たのしみですね。

    2011年6月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.23

    7+8= 予想通りの展開

    おとうさんが、おねえちゃんに、おみやげを買ってきました。

    白いブチの、かわいい子。

    わたしのタイプです。

    あれれ、おかあさんの手が、接近します。

    これは、もしかして。

    やっぱり、予想通りの展開になりました。

    私で遊ぶのは、いい加減にしてくださいね。

    2011年6月23日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.23

    カンガルーの輪舞曲 学園都市で

    6月21日、恒例の学園都市アレルギー講座を開きました。

    神戸医療生協学園都市支部が主催です。

    会場は、ユニティの会議室。

    アトピー性皮膚炎とアレルギーの成り立ち

    ステロイド外用剤の副作用と皮膚炎を治しきる意味

    など、アトピー性皮膚炎の治療を中心に、説明をしました。

    喘息の治療と日常生活

    発熱時の手当

    ワクチンの副作用と考え方

    など、12時過ぎまで熱い話し合いが続きました。

    年に3回開かれる「アレルギー講座」

    次回は、秋に開く予定です。

    2011年6月23日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.22

    クイズdeカンガルー あったかブチ模様

    茶色の地に、白いブチ模様

    触るとあったかく、感じます。

    さあて、何でしょう。

    2011年6月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.21

    クリニックだより 震災復興支援行動

    毎月第3火曜日の4時から、クリニックの職員が、いたやど商店街の街頭に立ちます。

    東日本大震災の復興支援の募金活動と、原子力発電所に頼らない社会を目指す署名行動です。

    みなさまから託していただいた募金で、被災地の方が望まれている物品を購入し、直接現地に出かけて手渡します。

    マイクを持つ姿は、被災地に2度支援に行かれた総師長さん。

    訴えの言葉に、思わず力が入ります。

    クリニックでは、これからも募金活動、原子力発電所に頼らない社会を目指す署名活動を続けて行きます。

    みなさまのご協力を、お待ちしています。

    2011年6月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.21

    7+8= ボクのおはな

    おとうさんの、あたまのなかは、いつも、「へんてこなこと」が、つまっています。

    ボクの「おしゃしん」をとるときも、「へんてこ」。

    きょうのテーマは、「おはな」です。

    ちかくに、カメラをむけられると、おはなが、ムズムズします。

    でも、これって、ボクの「おはな」ですか?

    2011年6月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.20

    カンガルーの輪舞曲 奈良で

    6月18日、奈良で食物アレルギーの講演をさせていただきました。

    今回は、「奈良小児アレルギーカンファレンス」という、小児科の研究会のお招きです。

    「食物アレルギーと学校での対応」をテーマに、説明をしました。

    保育所や学校の先生方に、食物アレルギーをお伝えするときに、どのような点に注意してお話すればよいのか、神戸での経験をもとにお話しました。

    質問も多くいただき、楽しい会となりました。

    食物アレルギーがある奈良の子ども達に、少しでもお役にたてることを願いながら、帰路に着きました。

    2011年6月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.20

    7+8= ボクのチチのひ

    「ハッちゃん」

    おとうさんが、やさしいこえで、ボクのなまえをよびます。

    ボクは、いいこで、おすわりをします。

    「ハッちゃん、チチのひです。ごくろうさま。」

    ふくろからでてきたのは、おいしい、おにくです。

    おとうさんが、「なら」のおみやげに、もってかえってきてくれました。

    パーティーで、のこったおにくを、とくべつにおねがいして、もらったそうです。

    ボクは、きゅうに、「なら」のことが、すきになりました。

    「チチのひ」のことも、すきになりました。

    おとうさん、いつかボクを、「なら」に、つれていってくださいね。

    2011年6月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.19

    かんがるうっ子 父の日に

    父の日に、子どもから、カードをもらいました。

    ワンちゃんの形をした、カードです。

    中に、メッセージが書いてあります。

    「いっしょに、片づけ、がんばろうね!」

    一番苦手なところをつかれたので、うれしいような、困ったような、不思議な気持ちになりました。

    2011年6月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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