カンガルーの小部屋

  • 2011.07.03

    クリニックだより おつかれさま

    7月3日朝、神戸協同病院に到着です。

    現地での支援の時間より、往復の車中の時間が長いとうい2泊3日でしたが、みんな大きくて、深い想いをおみやげに、バスを降りました。

    これから、何年も、何年も続く、支援のひとこま。

    参加された学生さんの想いが、ひとまわりも、ふたまわりも大勢の学生さんの心に、拡がっていきますように。

    最後にバスを降りられた、外科の石川先生。

    お疲れさまでした。

    明日からは、病院での仕事が始まります。

    はやく、お医者さんの姿に、戻ってくださいね。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより にぎやかな山下駅

    常磐線の山下駅は、線路が曲がり、架線も切れています。

    線路には、夏草が生い茂り、改札口にも、寂しさが漂います。

    やがて、大勢のボランティアが集まります。

    ホームも、線路も、ひさびさに、にぎやかな山下駅が、戻ってきました。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより 海岸線へ

    泥出し作業を終えた後、数百メーター離れた海岸線へ出かけました。

    途中のおうちは、1階部分は廃墟のまま。

    捨てられた車も、何台も見かけます。

    海岸線には近づけなかったものの、松林は、一方向になぎ倒されています。

    電信柱も、途中から折れ曲がり、津波の強さが想像できました。

    テレビで報道されている映像とは違い、360度、ぐるりと被災地です。

    長い、長い支援が、必要だと思いました。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより おうちの片づけ

    午後からは、被災されたおうちの、片づけのお手伝い

    1階部分が天井近くまで、津波に呑み込まれ、床板をはがし、床下に溜まった泥水だし。

    1階の壁板もはがし、リフォームに備えます。

    粉塵が立ち込めて、ゴーグル、マスクの完全武装。

    メガネが曇り、息苦しくて、作業の合間に、何度も水分補給。

    週末ごとに来る、民医連のボランティアに、残りの作業を託しました。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより アイドル犬くろちゃん

    仮設住宅に、お別れするときが来ました。

    最後に、愛犬の自慢話。

    もう一度、仮設住宅に引き返し、黒しば君に会いました。

    名前は「くろ」ちゃん。

    3才です。

    人なつっこくって、私の顔をペロペロ。

    神戸の味が、しましたか?

    仮設アイドル犬、「くろ」ちゃん。

    また、遊びにきますからね。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより 区長さんの頑張り

    お昼の時間に、地元の区長さんと名刺の交換。

    援助物資の振り分けに、奔走されているお話を、お聞きしました。

    合戦原の仮設住宅は、120世帯を超えるとか。

    大津波でおうちを流された、いろいろな地区の方が入居されています。

    少しでも住みよい住宅にしようと、青年のようながんばりです。

    お体も、こころの面も、無理をなさらないようにと、願いました。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより 子どもの笑顔

    協同病院の石川先生が準備された、おもちゃの「あてもん」。

    アンパンマン、スーパーボール、風船ガム、などなど。

    くじを引いて、選びます。

    なかなか、いいものが当たらずに、世話役の、学生さんは困り顔。

    子ども達は、なんども並びなおして、チャレンジをします。

    やっと、1等があたると、笑顔、えがお。

    スタッフにも、ほっとした空気が流れます。

    最後は、フラフープと、風船に挑戦。

    子ども達と、楽しい時間を過ごすことができました。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.03

    クリニックだより 東北へ

    7月1日、夕刻より、宮城県亘理郡山元町に出かけました。

    医学生さん10名と、一緒です。

    バス中一泊し、7月2日朝、合戦原仮設住宅に到着。

    殺虫剤をおみやげに、一軒一軒、学生さんと訪問。

    いろいろなお話を、お聞きしました。

    90歳のおばあさんは、「体中、悪いところだらけだ」と、話されます。

    それでも、90年分の、いいお顔をされています。

    今年、医学部に入られた学生さんと、世代を繋ぐ、かたい握手。

    いつまでも、お元気でと、あつい握手をしました。

    2011年7月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏