カンガルーの小部屋

  • 2011.07.10

    カンガルーの本棚 特別な卒業式

    新潮社の「これからを生きる君たちへ」を、読みました。

    60ページ余りの、短いブックレットです。

    3月11日の大震災の後、卒業を迎えた子ども達、学生たちへの、校長先生、学長からのメッセージ集です。

    東京都港区立青南小学校の興水かおり校長先生は、卒業生へのはなむけの言葉として、次のように述べられています。

    「自分の頭で考え、判断し、何をすべきかを決めて動きなさい。」

    「君達は私の、ここに集まった大人全ての希望の種です。」

    東大総長、阪大総長、そして、長崎大学学長。

    大震災後の、日本の未来を託す子ども達、学生への、熱いメッセージが書かれています。

    ご一読されることを、お薦めします。

    2011年7月10日
    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.10

    7+8= ふしぎをちからに

    おさんぽをしながら、おとうさんが、いろいろなことを、おしえてくれます。

    「ハッちゃん、だいしんさいから、4かげつ、たったけど、はんしんだいしんさいの、おなじときにくらべて、ボランティアさんのかずは、1/6に、へったんだって」

    ボクは、なぜかなと、ふしぎです。

    「はんしんだいしんさい」のときは、ボクは、まだうまれていなかったけど、おとしよりのワンちゃんから、たいへんさのことは、きいています。

    それよりも、たいへんな「とうほくちほう」の、だいしんさい。

    なぜ、ボランティアさんがすくないのか、ふしぎです。

    ボクに、いまできることは、「とうほくちほうのかた」のことを、わすれないこと。

    そして、ボールさんを、みつけること。

    「409こめ」は、テニスボールです。

    「ふしぎをちから」に、ゲットです。

    おとうさん、これからは、10のくぎりになると、「ツーコインぼきん」するというのは、どうですか。

    おとうさんのことだから、ボクのきもちを、わかってくれますよね。

    2011年7月10日
    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏