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2011.08.28
クリニックだより 新装栄養士さん
「先生、今日から、この格好で指導しようと思います」
朝一番の外来に、栄養士さんの元気な声が響きます。
振り向くと、セサミストリートのエプロン姿。
よく、似会っていますよ。
8月7日に開かれた一日お仕事体験の準備、雨で中止になったけど「いたやど盆踊り」の準備と大活躍の栄養士さん。
体に気をつけて、これからもよろしくお願いしますね。
2011年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.28
カンガルーの本棚 小夜心星(さよしんぼし)
高田郁さんの「みをつくし料理帖」(小夜しぐれ・心星ひとつ:ハルキ文庫)を読みました。
何を食べてもおいしいと感じる私ですが、さすがにこの暑さだけはいけません。
たまに見るテレビのグルメ番組は、リポーターの薄っぺらな表現に、興ざめします。
音と映像とで見せるテレビでさえ、料理そのものを伝える事は難しいことです。
まして小説は、絵もなければ、音もありません。
高田さんの小説からは、料理の香や温かさまでが伝わってくるのが不思議です。
「お前さんの料理は食べる者を元気にしてくれる。喜びの少ない年寄りに、生きていてよかった、と思わせてくれるからね」
「ここで旨い料理を口にすると、それだけで俺あ息がつけるんだ。まだ大丈夫だ、生きていける、ってな。」
小説の中の江戸っ子だけではなく、読者の心までを温かく満腹にしてくれる一冊です。
2011年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.28
かんがるうっ子 かにかまレタス
雨上がりの公園は、蚊たちの台所。
虫よけスプレーを忘れた子どもが、今朝のごはんネタです。
ラジオ体操の間にも、蚊が群がります。
「かにかまレタス」
子どもは、わけの分からないことを言って、わたしを見ます。
「えっ、かにかまレタス」と聞き返しますと、
「じゃなくって、蚊にかまれた」
音楽に合わせて手を振りながら、蚊をたたき、飛び上がりながら、蚊を追い払います。
ラジオ体操第3の誕生の瞬間です。
2011年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.28
7+8= やらせボール
「ほれ、ハッちゃん」
おとうさんが、ちいさなボールを、ボクのおはなに、ちかづけます。
クンクンすると、ナナちゃんのにおい。
これって、ナナちゃんが、さきにみつけたボールでしょ。
いちまいめのしゃしんも、ナナちゃんのあしですよ。
「きゅうでん」や「ほくでん」が、げんぱつのシンポジウムで、「やらせこうさく」をしていたのが、もんだいになっていますよね。
ナナちゃんがみつけたボールを、ボクがみつけたことにするなんて、おとうさん、これって、「やらせボール」ですよ。
ボクは、ふせいは、だいきらいです。
ボールあつめのかずに、カウントしないでくださいね。
2011年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏