カンガルーの小部屋

2011年 8月

  • 2011.08.19

    散歩のたのしみ はじめて咲いた

    昨秋、種がこぼれおちて、自然に育ったあさがお。

    今年初めての花を付けました。

    水やりのシャワーの水玉に包まれて、しっとりと咲いています。

    あじさいの葉裏では、かたつむりが、つのを出しています。

    夏休みもあと2週間。

    少し、涼しくなるといいですね。

    2011年8月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.18

    散歩のたのしみ 朝の交通安全教室

    お盆休みをはさんで、今日からラジオ体操が再開です。

    皆勤賞をねらう子どもと、ナナと出かけます。

    会場の公園前には、パトカーが一台止まっています。

    何かの事件かと、心配します。

    体操が終わると、朝の交通安全教室。

    70名ほどの参加者を前に、おまわりさんからの説明です。

    おとなは、自宅付近の普段あまり車が通らない道での事故が多い事。

    子どもは、自転車の事故が多いそうです。

    なるほど、なるほど、ためになるお話です。

    うちわと、自転車に着ける反射ステッカーをもらい、解散します。

    坂道が多い街なので、子どもは自転車には乗りません。

    「ナナに張って、散歩しようか」と、ステッカーの使い道を考えます。

    6時半からの体操に間に合うようにと、準備されたおまわりさん。

    ご苦労さまでした。

    2011年8月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.18

    7+8= おかあさんからのプレゼント

    ボクのおたんじょうびに、おかあさんからのプレゼント。

    コンビニでかった、「いぬポテ・チーズあじ」です。

    でも、おすわり、おて、ふせの、フルコースつき。

    さすがは、きょういくねっしんな、おかあさん。

    いけるあじなので、つい、のせられてしまいます。

    2011年8月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.18

    カンガルーの本棚 原発はいらない

    小出裕章さんの「原発はいらない」(幻冬舎)を読みました。

    小出さんの本を読んだのは、「原発のウソ」に続く2冊目です。

    日本各地に存在する原発、計画中の原発の危険性が簡潔に述べられています。

    また、原発の経済性や環境への負荷などの問題も、マスコミなどで流されている論調とは別の視点かえら、解説されています。

    福島原発の事故以降、「原発に依存しない社会」を目指す動きは、大きく拡がっています。

    一方、経済危機の時代にエネルギー政策を転換させることへの不安も残っています。

    どの課題を優先させ、どのように折り合いをつけていくのかを論議する際に、必読の書です。

    2011年8月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.17

    かんがるうっ子 3人体操

    お盆明けの朝、子どもは眠い目をこすりながら公園に出かけます。

    ラジオ体操のお盆休みが、いつまでだったのか忘れたので、とりあえず早起きして、出かけます。

    ラジオ体操がはじまる、いつもの時間になっても、だあれも集まってきません。

    仕方なく、私と子どもと、ナナの3人で、ラジオ体操の曲を歌いながら、体操をします。

    「おとうさん、とばしたで」と、子どもが指摘します。

    ナナは、うんざりした顔で、私を見ています。

    2011年8月17日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.16

    散歩のたのしみ ハッちゃんに

    ハッちゃん、6才のお誕生日、おめでとう。

    元気で6才になって、よかったですね。

    ハッちゃんは、ホームセンターのゲージの中で、いい子にしていました。

    目がかわいかったのと、柴犬にしては破格のバーゲン犬だったので、うちの子どもになりました。

    お散歩に行くときは、リードをぐいぐい引っ張るし、ブラシをあてようとすると、ガブリとかみつきます。

    お手の練習で手を持つと、吠えかかります。

    トレーナーさんにお願いしても、「もうパピィー(子犬)じゃない」って断られるし、本当に大変でした。

    後になって、柴犬のなかでも大型に属すると分かりましたが、大きな体で、ずいぶん損な目にあいましたね。

    おかあさんに教えてもらって、今では、お手も、お座りも、ふせもできるようになりました。

    「気はやさしくて、力もち」

    ハッちゃんにぴったりの言葉だと思います。

    これからも、ずーっとずっと、一緒にお散歩にいきましょうね。

    2011年8月16日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.16

    7+8= ボクのお誕生日

    「ハッちゃん、おめでとう」

    あさのおさんぽのときに、ナナちゃんがいいます。

    ボクは、はじめ、なんのことだか、わかりませんでした。

    「6さいのおたんじょうび、おめでとう」

    おねえちゃんのこえで、きょうが、ボクのおたんじょうびだと、きがつきました、

    そして、おとうさんが、とくべつせいのあさごはんをつくってくれました。

    レトルトのおかずを、トッピングしただけだけど、とってもおいしかったです。

    ボクは、これからまいにち、おたんじょうびだったらいいなと、おもいます。

    2011年8月16日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.16

    7+8= ハッちゃんお誕生日おめでとう

    ハッちゃん、お誕生日おめでとう。

    わたしとおんなじ、6才になりましたね。

    お散歩のとき、急に振り向いて怖い顔をするけど、ごめんなさい。

    お誕生日に言うのもなんだけど、日頃から思っている事を、言わせてくださいね。

    ①おかしなものを、拾い食いしないでくださいね。

    ②他のワンちゃんのおうちの前を通る時に、ハアハアいって、吠えられないでくださいね。

    ③よそ見をしていて、溝の中に落ちないでくださいね。

    ④ネコを追いかけて、急に道路に飛び出さないでくださいね。

    ⑤私の機嫌が悪い時に、30cm以内に近寄らないでくださいね。

    ハッちゃんが病気やけがをしないかと、いつもハラハラしています。

    ハッちゃんに、元気でいて欲しいから、辛口のお誕生日の言葉にしました。

    それと、なでしこのお花の香りを、プレゼントします。

    これからも、けんかしながら細く長く、おつきあいしてくださいね。

    2011年8月16日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.16

    7+8= お盆やすみの〆は

    あさのおさんぽで、おとうさんが、まあるいものを、ころがします。

    どうせ、いつもの「かきのみ」でしょ。

    ボクは、においで、すぐにわかります。

    こうえんにつくと、ボールさんのにおい。

    「425こめ」は、やきゅうのボールです。

    おぼんやすみの「しめ」は、ボクに、まかせてくださいね。

    2011年8月16日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.15

    7+8= ボクのすきなお花

    66ねんまえのきょう、「せんそう」がおわったと、おとうさんがいいます。

    ボクも、おとうさんも、まだうまれていない、むかしです。

    ボクは、かみなりさんや、はなびのおとが、にがてです。

    「せんそう」は、おおきなおとがするそうなので、ボクは、「いやだ」とおもいます。

    それに、おおぜいのかたや、ワンちゃんもなくなったで、ボクは、「はんたい」です。

    あるいていると、いろいろなおはなにであいました。

    あかいおはな、きいろいおはな、むらさきのいろのおはな。

    そして、しろいおはな。

    ボクは、ちいさな、しろいおはなにちかづいて、においをかぎました。

    すこし、あまいにおいがしました。

    このおはなを、せんそうや、しんさいでなくなったかたやワンちゃんに、ささげます。

    2011年8月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.14

    カンガルーの本棚 ひとときの涼風

    重松清さんの「季節風・秋」(文春文庫)を読みました。

    冬から始まった「季節風シリーズ」も、この本で終わりです。

    ゆっくりと読みたいような、早く読み進みたいような、そんな心温まる12の掌編集。

    転校生の心の動きを描いた「サンマの煙」

    人には同じゴールがない事をさりげなく描いた「よーい、どん!」

    そして、別れていく家族として最後の夕食を描いた「少しだけ欠けた月」

    秋の気配さえ感じ取れない猛暑の中。

    小説の中には、心をいやす涼風が吹いています。

    2011年8月14日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.13

    聴診器のむこうに 日焼けサロン

    2才前のいもうとさんは、いい色に日焼けしています。

    「ハワイ旅行ですか?」と、お聞きしますと、お姉さんの幼稚園の送り迎えで日焼けとか。

    園庭でバイバイするために、いもうとさんも、しばらく幼稚園で遊んで帰ります。

    いもうとさんの日焼けサロンは、幼稚園の園庭だったのですね。

    2011年8月13日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.12

    聴診器のむこうに おでこの傷は

    5才前の男の子のおでこには、おおきなバンドエイド。

    「どうしたの?」と、聞きますと、自転車に乗っていて、壁にぶつかったとのこと。

    新しい自転車で、コマなしに挑戦したそうです。

    おとなになっても、壁にはしょっちゅうぶつかります。

    痛い思いをした分だけ、乗り越えた時に、成長があります。

    おでこの傷は、成長の足跡になりますよ、きっと。

    2011年8月12日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.11

    7+8= あおいろハッちゃん

    おさんぽをしていると、よその、おうちのげんかんが、あおくなっています。

    あたらしいものは、なんでもたしかめたくなるのが、ボクのせいかくです。

    あれれ、あんよが、あおくなっちゃった。

    おとうさんは、あわてて「あおいろげんかん」から、ボクを、ひきはなします。

    おかしで、ボクのちゅういを、そらしながら、「あおいろ」を、はたいてとろうとします。

    でも、ボクは、そのまま「あおいろハッちゃん」

    「おかあさんに、しかられる~」

    おとうさんが、ひめいをあげます。

    ボクがあおくなると、おとうさんのかおも、あおくなる「ほうそく」が、あるのですね。

    2011年8月11日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.10

    7+8= おねえちゃん早くう

    ラジオ体操の時間が近付いても、おねえちゃんが、おうちからで出てきません。

    わたしは心配で、なんども振り向きます。

    ガチャガチャ。

    玄関から、ようやくおねえちゃんが姿を見せます。

    おねえちゃん、はやく、はやくう。

    わたしを「熱中症けん」に、しないでくださいね。

    2011年8月10日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2011.08.09

    7+8= 熱中症注意報

    「ワンちゃんの熱中症が増えているから、気を注意つけてね」

    テレビを見ていた、おかあさんが言います。

    お鼻の短いワンちゃん。

    体が小さいワンちゃんは、特に注意が必要だそうです。

    おかあさんの注意を聞いても、おとうさんは、あんまり分かっていません。

    そこで、わたしから、おとうさんにお願いがあります。

    ①早起きして、涼しいうちにお散歩に連れていってくださいね。

    ②お花の写真ばかり撮っていないで、わたしのハアハアの様子を見ていてくださいね。

    ③公園では、水飲み場で、いっぷくしてくださいね。

    ④ごはんの時に、栄養たっぷりのトッピングをしてくださいね。

    以上、よろしくお願いしますね。

    2011年8月9日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.09

    7+8= ぐるぐるハッちゃん

    こうえんは、まぶしいひかりで、あふれています。

    「せみさん」のこえのむこうに、ボクを、よぶこえがきこえます。

    たちきのまわりを、ぐるぐるぐる。

    みつけました。

    やわらかボールさん。

    「424かいめ」の、であいです。

    なつのあつさにもまけず、ボクは、がんばりま~す。

    2011年8月9日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.08

    散歩の楽しみ スズメのラジオ体操

    ラジオ体操が終わり、ナナを連れて帰ります。

    「おとうさん、あれ!」

    子どもが指さす空き地を見ると、スズメの大集団。

    ナナの足音に、一斉に飛び上がり、今度は屋根の上で体操です。

    ラジオ体操は、いろんな動物を、早起きにします。

    2011年8月8日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.08

    こカンガの会 お仕事体験

    8月7日、いたやどクリニックで「一日お仕事体験」を開きました。

    車椅子体験、血圧測定や、手洗い実習、呼吸機能、心エコーと、盛りだくさんのメニュー。

    20名の子どもたちや、学生さんなど、にぎやかなお仕事体験となりました。

    参加されたみなさま、お疲れ様でした。

    2011年8月8日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.07

    7+8= 6年前のこんにちは

    今日は、わたしが、おねえちゃんの妹になった記念日。

    6年前、おねえちゃんは、三木市の神戸先生のお宅に、粘土遊びに行きました

    帰り道、ホームセンターで、カブトムシのエサを買うことになりました。

    生まれてまだ2か月過ぎのわたしは、白くて小さくて、ふるえていました。

    そこに、衝動買いの名人、おとうさんとおかあさんが、通りかかりました。

    お店の人に勧められて、段ボール箱に入れられえて、新しいおうちに着きました。

    8月7日に来たから、「ハナちゃん」と、おとうさん。

    7日に来たから、「ナナちゃん」と、おねえちゃん。

    結局、おねえちゃんの意見が通って、わたしは「ナナ」になりました。

    運命の出会いから、6年が経ちました。

    リードを持つと、引きずられていたおねえちゃんも、巨大化しました。

    おかあさんは、やさしくなりました。

    おとうさんは、6年間同じように冗談を言い続けています。

    わたしはこの家族と、ずーっと、ずーっと、暮らしたいです。

    2011年8月7日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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