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2011.08.07
7+8= 遠くからのドン
おねえちゃんたちは、晩ごはんを食べに、お出かけです。
わたしと、ハッちゃんは、今日もお留守番。
遠くの方から、「ドン」「ドン、パチパチパチ」という、音が聞こえてきます。
表では、「ウオーン」と、ハッちゃんが鳴いています。
わたしは、怖くて、部屋の中で固まります。
帰ってきたおねえちゃんが、「ナナ、固まってるよ」と、おかしそうに言います。
おかあさんは、「ハッちゃん、ごはん、食べてなかったよ」と、不思議そう。
「神戸の花火大会の音が、怖かったんや、きっと」と、おとうさん。
何をのんきな事を言ってるのですか、この家族は。
わたしと、ハッちゃんが、どれだけ怖かったのか、分かっていますか。
こういう、ヘンな音がする夜には、お出かけなんかしないでくださいね。
2011年8月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.06
7+8= あきらめないこころ
おとうさんが、へんなボールを、「10こ」かってきてから、ボクの「うんき」が、かわりました。
ボールさんは、なつやすみな。
おとうさんは、おさんぽのじかんを、みじかくしようとします。
「423こめ」が、みつかりません。
ボクは、わずかなチャンスも、みのがさないぞと、おはなをフルかいてん。
みつけました。
「423こめ」は、オレンジボールです。
おとうさん、あきらめないこころが、たいせつですね。
2011年8月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.05
7+8= がぶがぶハッちゃん
おさんぽのあと、おとうさんが、ボクのリードをはずします。
すこしつよく、リードをひっぱるので、ボクはおもわず、おとうさんのてを、がぶがぶします。
おとうさんは、「あっ」と、おどろいたかおをしましたが、それでもリードをはずそうとします。
ボクは、もういちど、がぶがぶします。
ボクのこえをききつけて、おかあさんが、とんできました。
おとうさん、「あまがみ」ですよ、「あまがみ」
ボクが、ごきげんななめのときは、きをつけてくださいね。
2011年8月5日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.05
カンガルーの輪舞曲 須磨での講演
8月4日、須磨の特別支援学校で開かれた、勉強会に参加しました。
神戸市内4か所で開かれている、夏期講習のひとこまを、お引き受けしました。
「発達に凸凹がある子どもさんを、どのように育てていくのか」
重いテーマの勉強会です。
10冊ほどの本を読み準備をしましたが、おかあさん方のお役にたてたかどうか、首をかしげながらの帰路となりました。
8月は、月末まで講演会はお休みです。
しばらくは、好きな読書を楽しむことにしましょう。
2011年8月5日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.04
聴診器のむこうに スイカっ子
「先生、気づいてはった?」と、看護師さんの声。
2才前の女の子を、改めて見ると、スイカっ子。
看護師さんの好物が、歩いています。
夏らしい、コーディネートです。
それにしても、第一発見者を看護師さんに譲るとは、わたしの注意力も落ちたものです。
ハッちゃんに笑われないように、負けないようにがんばります。
2011年8月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.03
7+8= ふまないでね
こうえんのベンチのうえに、かたつむりくんが、はしっています。
ボクは、ベンチにとびのって、きょうそうしようと、いいました。
「ハッちゃん、ふまないでね」
かたつむりくんが、こたえます。
だいじょうぶですよ、かたつむりくん。
ボクがふむのは、おとうさんのくつ、だけですからね。
2011年8月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.02
聴診器のむこうに カードゲーム
「先生、これ、あげよ」
3年生の男の子、がバッグから取り出したのは、手作りのカード・
「なもなき おおかみ デス」と、書かれています。
バッグからは、何十枚ものカードが、出てきます。
どれもが、個性的な絵柄です。
遊び方は分からないけれど、すごい才能に脱帽です。
2011年8月2日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.08.01
7+8= おっこちちゃった
おとうさんが、おしごとで、「おべんとう」をもらいました。
さいしょに、おねえちゃんが、たべます。
つぎに、おとうさんと、ナナちゃんが、たべます。
さいごは、いよいよ、ボクのばんです。
からあげと、さかなのフライト、おにぎりです。
いただきまーす。
あれれ、デッキのすきまから、おっこちちゃった。
おとうさん、おかわりは、ないですか。
2011年8月1日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏