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2011.09.18
7+8= 朝焼けナナちゃん
寝室の床が、コトコトコト。
白い影が動きます。
時計を見ると、まだ5時前です。
「あれっ、ナナ、なんでここにいるの?」
お散歩に連れて行ってほしいのかと思い、早起きして表に出ると、空一面の朝焼け。
東の空も、西の空も、朱く輝いています。
「ナナ、朝焼けを教えてくれたの、ねむいけど、ありがと」
でも、毎朝はやめてくださいね。
20111年9月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.18
7+8= おとうさんの特効薬
このごろ、おとうさんは、おつかれです。
よるのおさんぽは、だまってあるくだけ。
ボクは、すこししんぱいです。
こうえんの、かだんのよこに、まあるいかげが。
「429こめ」です。
おとうさんは、カメラをとりだして、「ハッちゃん、がんばったね」と、おおよろこび。
おとうさんを、げんきづけるのには、ボールさんが、いちばんの「とっこうやく」です。
2011年9月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.17
かんがるうっ子 おやじっ子
子どもと、回転寿司に行きました。
あじを食べては、「いい、あじやね」
いくらを食べては、「これ、いくら」
はまちを食べては、「ハウマッチ」
ひらめを食べては、「いいこと、ひらめいた」
寒いギャグを連発しながら、お寿司を10皿と、おうどんと、ジュースと、デザートと。
今夜は、小太りの「おやじっ子」に変身です。
2011年9月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2011.09.16
クリニックだより 今年のインフルエンザ予防接種
残暑が続きますが、インフルエンザ予防接種のお知らせをいたします。
いたやどクリニック小児科では、下記の日程で完全予約制の予防接種外来を開きます。
10月25日(火)
11月1日(火)
11月8日(火)
11月15日(火)
11月22日(火)
11月29日(火)
12月6日(火)
12月13日(火)
いずれも、14時から16時までの予約を受け付けます。
9月20日(火)から、予約受け付けを始めます。
電話:078-621-9952(小児科直通)
078-611-3681(いたやどクリニック)
予防接種予約外来での接種が難しい方は、月・火・水・金曜日の午前診で当日接種をお受けいたします。
なお、今年のインフルエンザワクチンは、昨年と同様、次の3つの株が入っています。
A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)
A/ビクトリア/210/2009(H3N2)
B/ブリスベン/60/2008
13才未満の方は、4週間を開けて2回接種
13才以上の方は、1回接種が推奨されています。
2011年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.16
クリニックだより しかいか交流会
9月14日夜、「しかいか」交流会を開きました。
「しかいか」って、何のこと?
漢字で書くと「歯科医科」交流会となります。
いたやどクリニックのお隣にある「いたやど歯科」では、9月1日付けで、所長さん、歯科衛生士長さん、事務長さんが新しく赴任されました。
所長さんは、津村先生。
いたやど歯科には、3年半ぶりの復帰です。
仕事の面でも、いろいろなお願いができそうで、楽しみです。
2011年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.15
7+8= わたしも不良犬
ハッちゃんがお話していた、おとうさんの悪いくせ。
ついに、わたしにも影響してきました。
お散歩のときに、いつまでも同じところを歩きます。
さっき、通った公園の芝生。
さっき、においを嗅いだベンチ。
おかしいなと思って振り向くと、新聞片手のおとうさん。
わたしのことを見てくれないお散歩なんて、楽しくありません。
今度おとうさんがお仕事から帰ってきても、シッポは振ってあげませんからね。
2011年9月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.15
カンガルーの本棚 100冊目はお医者さん
小林公夫さんの「本物の医師になれる人、なれない人」(PHP新書)を読みました。
今年100冊目にあたります。
毎年、100冊以上の本を読もうと心に決めて、2007年から5年連続の目標達成です。
記念すべき100冊目は、医師に求められる適性についての解説です。
小林さんは、医学と法学とにまたがる分野の専門家です。
小林さんは、3つの章で
①患者さんの自己決定権の尊重(患者さんの心を解きほぐし、解放させる能力)
②治療を進めるうえでの注意力・判断力
③新しい治療法に挑戦する挑戦新・開拓精神
について述べられます。
そのうえで、さらに医師に求められる能力・資質として
①利益衡量能力
②情報収集能力
③生命倫理への気配り
④優れた人間性
⑤人権への配慮
⑥空間把握能力・推理能力
⑦不確実性に立ち向かう姿勢
の7つをあげられます。
毎日の診断治療や、学会発表、講演活動など、医師としての生活を過ごす中で、つい忘れがちになる大切な事を、考えさせられる一冊です。
2011年9月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.14
7+8= おとうさんのわるいくせ
「おちつき」がないところが、おとうさん。
おさんぽちゅうも、あっちをみたり、こっちをみたり、まえをみて、あるきません。
おや、けさのおとうさんは、いやにしずかです。
ふりむくと、しんぶんをよみながら、あるいています。
ボクが、ごはんのときにも、しんぶんにむちゅうです。
おとうさんの「がんちゅう」に、ボクはありません。
そんなことばかりしていると、「ふりょうけん」になっても、しりませんよ。
2011年9月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.14
カンガルーの本棚 電気のつくりかた
山﨑耕造さん監修の「これからの電気のつくりかた」(ローレンスムック)を読みました。
火力・水力・風力・太陽光・地熱・波力・バイオマスなどなど
いろいろな発電方法の現状を、図解とともに紹介されています。
エレルギーとは、物を動かす能力。
わたし達の身の周りに、さまざまな形態で存在し、全体量は増えもせず、減りもしないで、ただ形態が変わるだけ。
物理学の基本命題も、わかりやすく解説されています。
どのような道筋で、エネルギー政策を転換していくのか(ロードマップ)
空想ではなく、科学として考えていく上で、参考にしたいと思います。
2011年9月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.13
カンガルーの本棚 湖水地方の物語
さだまさしさんの、「茨の木」(幻冬舎文庫)を読みました。
父が残した、バイオリンのルーツを探す旅の物語です。
イギリスの湖水地方の静かなたたずまい。
旅の途上で出会う人の心の温かさ。
綴られた言葉を読み進むうちに、見知らぬ風景が広がり、
見知らぬ風景の中に、人の心の優しさを知る。
主人公と共に、美しい旅を重ねるひと時でした。
2011年9月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.12
7+8= 半年がすぎて
とうほくちほうで「じしん」と「つなみ」がおきて、はんとしがすぎました。
おさんぽで、であうワンちゃんとおはなしをすると、「にんげんさん」のかんしんが、ダンダンうすれてきたと、みんななげいています。
そういえば、うちのおとうさんも、「さむけがする」とか、「のどがいたい」とかいって、「とうほくちほう」のことを、まじめにしんぱいしていません。
こういうときは、ボクのでばんです。
しげみにあたまをつっこんで、「428こめ」のゲットです。
がんばろう、とうほくのワンちゃん。
おとうさんも、まじめに「ワンコイン」してくださいね。
2011年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.12
クリニックだより 今月の急病診療所
9月11日朝、神戸市の休日急病診療所に出かけました。
診察した患者さんの多くは、発熱の方。
喉も赤くなく、胸の音も悪くなく、熱以外に大きな症状や所見は見当たりません。
「ねびえでしょうね?」
古典的な病名を出して、休み明けにかかりつけ医を受診されるようにお伝えしました。
朝夕はしのぎやすくなったものの、日中はまだまだ残暑が厳しい毎日です。
体調管理が、難しいのかもしれません。
そういえば、わたしも先ほどから、寒気を感じます。
ご用心、ご用心。
1週間は、始まったばかりです。
2011年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.11
散歩のたのしみ 車でおでかけ
隣を走る車の窓から、柴わんこ。
顔を出しては、風景を楽しんでいます。
赤い車に、茶色のわんこ。
色の取り合わせが美しい、映画の中のワンシーンを見るような一瞬です。
2011年9月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.10
7+8= あきさんこんにちは
おさんぽのとちゅう、「かれは」が、おちています。
「ハッちゃん、あきだねえ」
おとうさんは、ボクをまたして、しゃしんをとります。
おとうさんは、はんそでのTシャツだから、げんきです。
ボクは、いちねんじゅう「もうふ」すがたで、ヘロヘロです。
「かれは」よりも、はやくすずしいところに、つれていってくださいね。
2011年9月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.09
7+8= いつもよりもっとヘン
いつもヘンだけど、けさのおとうさんは、いつもより、もっとヘンです。
「涼しくなったね、ハッちゃん」
「ハッちゃん、病気したらあかんよ」
「ハッちゃん、車に気をつけてね」
おさんぽしながら、しきりにはなしかけてきます。
なんでも、おはなしする「ボンネットバス」のほんを、よんだそうです。
ボクは、おとうさんのことばは、ほとんどわかりますよ。
ただ、ちょうしにのるとよくないから、わからないふりをしているだけです。
かいだんのしたで、ボールをみつけました。
「427こめ」です。
おとこは、だまって、じっこうするだけ。
おとうさんは、まだまだ「しゅぎょう」が、たらないとおもいます。
2011年9月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.09
カンガルーの本棚 言葉のわかるボンネットバス
森沢明夫さんの「海を抱いたビー玉」(小学館文庫)を読みました。
大切にされ、「人の心」を持ったボンネットバスの物語です。
わたしの家には、言葉がわかる二匹の柴犬がいます。
言葉がわかるバスだなんてと、不思議な気持ちで読み進めました。
瀬戸内の小島から、越後の湯沢へと旅する中での、出会いと別れ。
小さな海色のビー玉に導かれ、物語は進みます。
「思う、言う、成る」
なんども繰り返される魔法の言葉は、わたしを勇気づけます。
2011年9月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.09
かんがるう目線 六甲アイランドで
9月6日、六甲アイランドで、学校給食の食材を作られているメーカーさんと、懇談会をしました。
お昼を食べながら、食物アナフィラキシーや、食品成分表示、学校給食のことなどを話し合いました。
今、神戸市では中学校給食を完全実施させようと、署名活動が始まっています。
人生の出発点にあたる中学時代に、しっかりと食べ体を作っていくことが、まともな大人に育っていく上での基本です。
ご家庭の事情により、子どもの食生活が左右されることは、子どもの不幸であり、社会の損失だと思います。せめて昼食だけでも、温かくて栄養的にもしっかりと考えられたものを食べてもらいたいと、署名を集めていますとお伝えしました。
食品メーカーさんも、中学校給食には大きな関心を持たれ、ウーロン茶で乾杯をしながら、エールの交換となりました。
食物アレルギーがある子どもにも対応できる、質の高い中学校給食の実現にむけて、微力を尽くしたいと思います。
2011年9月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.08
カンガルギー情報 うれしいニュース
9月8日の朝刊に、うれしいニュースが載っていました。
食物アナフィラキシー治療用の「エピペン」が、保険適応になるというニュースです。
以下記事の要約です。
厚生労働省は7日、「エピペン」を保険適応とすることを決めた。
9月22日から適応となり、約23万人が使う見込みという。
(日経新聞より)
「エピペン」(エピネフリン自己注射液)は、食物アナフィラキシーが出現した時の最後の切り札です。
血圧をあげ、循環を維持し、救急治療を受けるまでの時間稼ぎをするためには、無くてはならない治療アイテムです。
2033年に承認されましたが、保険適応外のために、全額自己負担となり、毎年12000円から、15000円の出費を余儀なくされていました。
保険適応となると、3割負担となるために、4000円~4500円の負担と軽減されます。
「お金のあるなしで、人の命が左右されてはならない」という、民医連の精神から、小児アレルギー学会でも、たびたび保険適応をされるよう発言してきました。
小児アレルギー学会の評議員に立候補した動機のひとつに、「エピペン」を保険適応させたいという思いもありました。
長年の想いが実現し、うれしい限りです。
保険適応にむけてご尽力されたみなさまに、深く感謝いたします。
2011年9月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.08
7+8= まだですか
おさんぽのあとは、よるの「おやつタイム」
おかずののこりや、おかしをもらえます。
まどのそとから、みてないで、はやくおやつに、してくださいね。
ボク、ほんとにねむいんだから、はやくおいしいの、くださいね。
2011年9月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.09.07
7+8= おせっかいけん
おさんぽコースに、ふしぎなアナが・・
「おーい、だれか、い ま す かあ」
おおきなこえで、ボクがよんでも、へんじは、ありません。
「こわく、ないですよ~」
やさしいこえで、よんでも、へんじは、ありません。
「おとうさんゆずりの、おせっかいけんが、きましたよ~」
こうして、ボクの、いちにちがはじまります。
2011年9月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏