カンガルーの小部屋

  • 2011.11.28

    カンガルーの本棚 カンガルーでもわかる言葉で

    山家悠紀夫先生の「暮らし視点の経済学」(新日本出版社)を、読みました。

    保険医協会の代議員会で購入してから、一週間。

    時間をかけて、ゆっくりと読みました。

    この10年の間に、日本経済が直面した大きな社会変動。

    サブプライム問題、リーマンショック、そして3.11大震災。

    構造改革を旗印に挙げる政権が続き、庶民の暮らしが立ち行かなくなった結果もたらされた大不況。

    いのちと暮らしの危機をどのように克服していけばよいのか、本書はカンガルーにもわかる言葉で解説されています。

    2011年11月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.11.28

    クリニックだより ふたりの博士

    11月27日は、いたやどクリニックの文化祭。

    お天気にも恵まれて、200名を超える方にご参加していただきました。

    ありがとうございました。

    午前中は、「原発賛成派vs原発反対派」の討論会。

    ふたりの博士をお迎えして、激論を交わしました。

    原発賛成派の論点は、

    ①安定したエネルギー政策の中での位置づけ

    ②健康問題の中でのエネルギー選択とは、の2点です。

    これに惑わされないで、みなさん「原発反対」に賛同されました。

    恐怖や怒りからの反対は、一時的には盛り上がっても、時間が経つうちに風化します。

    原発賛成派は、そのことを知っていますので、論議をせずに時が過ぎるのを待っています。

    いま大切なのは、原発に賛成の方も、反対の方も、意見を戦わせることです。

    どのような未来を描くのか、

    どのような未来を子どもたちに引き継ぐのか。

    わたし達に問いかけられた課題です。

    2011年11月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏