カンガルーの小部屋

  • 2011.12.30

    7+8= わたしはブルー

    寒くなると、いろんな葉っぱが、落ちています。

    今朝は、大きな赤い葉っぱ。

    やっぱり、わたしの頭の上に・・

    赤い葉っぱは、すきだけど、わたしの心は、ブルーです。

    2011年12月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.30

    7+8= カメラ小僧二世

    おかあさんのカメラを貸してもらって、おねえちゃんは、大張りきり。

    「ハッちゃん、こっちむいて。」

    「ナナ、じっと、してて」と、注文が飛びます。

    わたしは、さっさとモデル業をすませる方が楽なので、じっとします。

    ハッちゃんは、そこのところの機微がわからないので、うろうろとして、時間ばかりがかかります。

    秘密の公園に行くと、おねえちゃんは、紅葉にくぎ付け。

    わたしのことを、チラッとも見てくれません。

    かまわれ過ぎても嫌だけど、かまわれなくても、不安です。

    おんなごころを、わかってくださいね。

    2011年12月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.30

    カンガルーの本棚 時代の先駆者

    吉村昭さんの、「長英逃亡・上・下」(新潮文庫)を、読みました。

    幕末の蘭学者、高野長英を描いた作品です。

    高野長英は、渡辺崋山らの「蛮社の獄」に連座して、江戸小伝馬町の牢獄に収監されます。

    家族に会いたい、もう一度蘭学で身に着けた知識を、日本国に役立てたいという思いから、脱獄をはかります。

    物語は、脱獄後、江戸で惨殺されるまでの、六年有余の長英の足取を追います。

    越後、陸奥、宇和島、江戸と逃亡する生活は、いつ捕まるかも知れないと言う不安との闘いです。

    当代第一人者の蘭学者であり、奢るところもあったといわれる長英が、支えられ助けられる中で、人々の人情を知り、人間らしく変貌していきます。

    作者は、逃亡中の生活こそが、長英が最も人間らしく生きた歳月だと述べています。

    来る年の3月21日は、高野長英を題材にした、前進座の「水沢の一夜」が公演されます。

    どのようなお芝居になるのか、楽しみです。

    「長英逃亡」は、2011年の読書記録の152冊目になります。

    多くの良書に出会えたことを、うれしく思います。

    吉本新喜劇的に締めくくるのなら、「このへんで、許しといたろか」

    来年も、よろしくお願いいたします。

    2011年12月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2011.12.30

    クリニックだより 仕事納めのスクープ写真

    12月29日の午後で、いたやどクリニックの外来診療は終わりました。

    職員が、ひとり、ふたりと、帰宅するなか、すごい光景を目にしました。

    事務所で、編集長さんが、生け花の真っ最中。

    思わずカメラを取り出し、証拠写真に収めます。

    年の瀬も押し詰まってからの、スクープです。

    ことし一年、みなさまには大変お世話になりました。

    仕事始めは、1月4日からです。

    来年も、引き続きよろしくお願いいたします。

    2011年12月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏