カンガルーの小部屋

  • 2012.01.03

    クイズで長英先生 その1

    神戸医療生協では、3月21日の前進座特別巡業公演の成功にむけて、取り組んでいます。

    演目は、「毛抜」と「長沢の一夜」です。

    長沢の一夜は、追われた高野長英が、母と再会する物語です。

    それにちなみ、カンガルーの小部屋でも、高野長英の問題を、連載する事に決定しました。

    題して、「クイズで長英先生」

    よ~くお考えのうえ、お答えください。

     

    【問題その1】

    高野長英先生は、お芝居の舞台ともなっている、水沢の出身です。

    では、水沢は、現在の何県にあるでしょう?

    A山形県

    B宮城県

    C岩手県

    2012年1月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.01.03

    カンガルーの本棚 新春も長英さんから

    佐藤昌介さんの「高野長英」(岩波新書)を、読みました。

    本著は、高野長英が、政治犯として収監される前後の、思想的遍歴に焦点を当てて描かれています。

    純粋に医学的な研究心から、蘭学に傾倒し、その語学力を買われて「渡辺崋山」に出会います。

    やがて、崋山の影響を受けて、国防論にも興味をいだき、「夢物語」を記します。

    幕府の権力闘争の中で、「夢物語」が反政府的と断じられ、「永牢」の刑を受けます。

    脱獄後の逃亡生活の中で、西洋兵書の翻訳を重ねるうちに、封建社会に対し、対決姿勢を強めていきます。

    本書は1997年に発刊されましたが、1984年に吉村昭氏により書かれた「長英逃亡」と対比して読み進めると、長英の人物像がより鮮明にイメージする事ができます。

    3月の前進座のお芝居が、またひとつ楽しみになりました。

    2012年1月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.01.03

    7+8= コーヒーで乾杯

    おさんぽするおとうさんの、あるきかたが、へんです。

    ボクが、ふりかえると、どうやら、めをつぶって、ねながらあるいているようです。

    「ハッちゃん、よっぱらったから、ちゃんと、あんないしてね」と、ボクだのみ。

    ボクは、せきにんをかんじます。

    おうちにかえると、おとうさんが、ボクに「ちゃいろいえきたい」を、もってきます。

    クンクン、これは、ボクがだいすきな、においです。

    「ハッちゃん、コーヒー、のんでみる?」

    おとうさんにいわれなくても、のみますからね。

    ボクも、「おとなのあじ」が、わかるんですからね。

    2012年1月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏