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2012.03.21
7+8= 前進だ
おとうさんが、ブツブツいいながら、あるきます。
いつものことだから、きにしない、きにしない。
それでも、いつもとちがいます。
「ハッちゃん、きょう、ぶたいで、あいさつするんよ」
なんでも、「ぜんしんざ」という、おしばいがあるそうです。
おとうさん、きょうは、ブツブツ、ゆるしてあげましょう。
うえのこうえんで、「459こめ」
これで、ボクも、「ぜんしんだ」
2012年3月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.20
7+8= 神戸はんきゅう
こうえんを、あるくと、はんぶんこボールを、みつけます。
「ハッちゃん、はんぶんだから、はんきゅうだね」と、おとうさん。
そういえば、おねえちゃんが、だいすきだった、「こうべはんきゅう」が、おみせをしめたとききました。
それで、ボクの、こうえんに、「おひっこし」してきたのですね。
もうすこしあるくと、もうはんぶん。
ふたつそろって、「いっきゅうさん」
「458こめ」です。
2012年3月20日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.19
7+8= ボールにたくして
こうえんで、ボールをみつけました。
「457こめ」です。
「カンガルーのブログ。あれって、ハッちゃんが、ボールをあつめるはなしでしょ」
おとうさんが、おともだちから、いわれます。
ボクは、べつに、ボールのことばかり、かんがえてるんじゃありません。
「とうほくちほう」のこと、「おねえちゃん」のこと、「ナナちゃん」のこと。
もちろん、「しょうひぜい」や「TPP」「ちゅうがっこうきゅうしょく」のこと
「こどもびょういんのいてんもんだい」それに「ぜんしんざ」
あたまのなかは、いろいろ、いそがしいです。
それでも、ぐっとこらえて、なやみは、かおにはだしません。
いろんなことを、ボールあつめに、たくします。
「ねがいは、かなう」
おとうさんも、いつも、そう、おはなししてるでしょ。
2012年3月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.19
クリニックだより 3月の休日診療所
3月18日、神戸市休日急病診療所に出かけました。
診療所前は、朝早くから車の行列。
午前中で40名の子どもさんを診察しましたが、うち30名が発熱。
8名の子どもさんに、B型インフルエンザが出ました。
学年末にあたり、お楽しみ会、卒業式をひかえ、「お休みしたくないよ~」という、子ども達の悲鳴があがりました。
まだまだ寒い毎日が続きますので、温かくしてお過ごしください。
2012年3月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.18
7+8= お鼻の先だけこんにちは
お散歩道から、のぞきます。
「くうん、くんくん」
お鼻の先だけ、のぞきます。
「くうん、くんくん」
あまえた声が、聞こえます。
わたしは、茶色ワンちゃん、苦手です。
ごあいさつ、長く続くと、いやになる。
悪いですけど、このへんで。
お鼻の先で、さようなら。
2012年3月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.17
聴診器のむこうに おかあさんの言うことを
もう少しで5才の男の子は、元気いっぱい。
「この、お魚ね、指をかむよ」
「おかあさんの言うことをきく子は、かまないよ」
「でも、言うことをきかない子は、かむよ。」
と、詳しく説明します。
「ボクは、どっちかな」と、お魚おもちゃをみせて、クエスチョン。
男の子は、どんビキます。
さては、こころに、やましいことが・・。
お魚さんは、みんな、見通しですよ。
2012年3月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.16
散歩のたのしみ あたまの体操
雨上がりの電線に、すずめが沢山。
数えてみると、19羽。
1羽、飛んで来て、お仲間に。
車が通って、5羽が飛び、
中学生が見上げて、おどろいて。
みんな、いっせいに、いなくなっちゃった。
最後に、一緒に飛び去ったのは、何羽かな?
2012年3月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.15
7+8= 指名手配中
歩いていると、わたしによく似た似顔絵が・・。
ここのお店にも、ペタペタ。
あそこのお店にも、ペタペタ。
おかげで、わたしは、大迷惑です。
Wi-Fi ってなんだか知らないけれど、
わたしは、「うちのおとうさん つかえます」
2012年3月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.14
聴診器のむこうに シッポつき
7か月の赤ちゃんは、ティガーのオーバーコート。
「きゃあ、かわい」と、看護師さんの歓声があがります。
「しっぽも、あるんです」と、おかあさん。
赤ちゃんを、くるりと回して、見せていただきます。
診察室に置いてある、カンガと、ルーのぬいぐるみも、大喜びです。
2012年3月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.13
7+8= どこにおこうかな
ベンチのうえの、てぶくろさん。
よるが、あけても、ひとりぼっち。
もちぬしさんが、みつけやすいところに、だいいどう。
おとうさんも、てつだってくださいな。
2012年3月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.12
7+8= おせっかいハッちゃん
おさんぽとちゅう、まいごになった、「てぶくろさん」
「もちぬしさんは、どこですか~」
「てぶくろさんが、まいごですよ~」
くらい、よみちを、さがします。
あるいても、みつからないので、どうしようかなあ。
こうえんの、ベンチのうえで、おむかえがくるのを、まちましょう。
2012年3月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.11
7+8= ボクはわすれない
おとうさんは、このごろ、「とうほくちほう」のかたのことを、おはなししません。
それが、ボクには、ふまんです。
いそがしいのは、わかるけど、「にんげん」として、ゆるせません。
ボクの、こころは、いまも「とうほくちほう」のかたのこと。
ねがいをこめて、ボールを、さがします。
こうえんを、あるくと、ボクのめは、いってんに、くぎづけです。
ちいさな、しろい、まあるいもの。
「456こめ」は、やきゅうのボールです。
ボクに、できることは、あんまりないけど、
おとうさん、ワンコインぼきんを、ふっかつしませんか。
2012年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.11
散歩のたのしみ スプリングバード
寒い日が続きます。
それでも、朝は、少しずつ、早く明るくなります。
ハッちゃんと歩く、お散歩道の木々から、にぎやかな声。
いろいろな言葉が、交わされます。
「ちゅ、チュ、ちゅ」「ぴゆ、ピユ~」「くっ、クッ、くっ」
今朝のあいさつは、いつもと違う言葉です。
耳をすますと、「スプリング、スプリング」
もう、春は、そこまで来ているのですね。
この1年、たいへんな思いをされた方たちにも、おだやかな春が訪れますように。
2012年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.10
7+8= 足がはえてるよ
がいとうがついてない、まっくらなくさむらで、ボールをみつけます。
「ハッちゃん、ボール、みつけたん」
おさんぽしている、おかあさんが、おどろきます。
おへやにもどって、おとうさんに、みせると、
「ハッちゃん、これ、あしがはえてるよ」
よくみると、たしかに、あしがはえてます。
「ハッちゃん、455こめに、かぞえようね」と、おとうさんは、いいます。
でも、ボクは、へんしゅうちょうさんの「はんてい」を、まちたいとおもいます。
だって、てがでて、あしがはえて、カエルさんになって、
ボクの、へやのなかを、ピョンピョンはねると、ねむれなくなりますからね。
2012年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.10
7+8= ためしてガッテン
あめが、あがった、こうえんに、まあるいものが、おちています。
また「ふうせん」かなって、おもいます。
へんしゅうちょうさんの、おてがみを、おもいだします。
「ガブリして、ななちゃんに『ウッ~!』ってされたときみたいに、ドキドキしたほうが、ふうせんです」
ためしてガッテン。
さっそく、まあるいものを、ガブリ。
ボクのしんぞうは、「わくわく」します。
ということは、これは、「ふうせん」ではありません。
「ハッちゃん、それ、ボールだよ」
おとうさんの、はんていも、ボールです。
「454こめ」は、はるの、においがしました。
2012年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.09
7+8= おとうさんのご機嫌とり
ボクのへやで、おとうさんが、おべんきょう、はじめます。
それも、ボンチあげの、「てみやげ」つきです。
いちじかんいじょう、パソコンを、さわっています。
「ハッちゃん、さむいから、もう、いくよ」
ハイハイ、わかりました。
おとうさんが、ボクに、きをつかってくれるのは、よくわかりました。
でも、ボクのいやなことをすると、ガブリは、しますからね。
2012年3月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.08
カンガルーの本棚 哀しさと強さとに
角田光代さんの、「八日目の蝉」(中公文庫)を、読みました。
この本を原作とした同名映画が、今年の日本アカデミー賞を総なめしました。
これは読んでみなくてはと書店に向かい、一気に読了。
誘拐犯と、その人を母と信じて育った子どもの、再生の物語。
人間の、というより、女性の哀しさと強さとに、こころを揺さぶられる作品です。
2012年3月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.07
クリニックだより これからもよろしくね
3月1日より、番町診療所に転勤された、中村看護師長の激励会を開きました。
外来の看護師さんなど、大勢の職員が集まり、ワイワイガヤガヤ。
安川副院長からは、自家製の「セロリ」と「イチゴ」のプレゼント。
ごくろうさま。
そして、これからも、よろしくおねがいします。
2012年3月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.07
7+8= お手紙よんだよ
おとうさんが、びょういんから、おてがみを、もらってきました。
ボクは、「かんじ」が、よめないので、おとうさんに、ひらがなにしてもらいました。
「はっちゃん、そのたくましいは(けんしともいいます)で、どちらも『ガブリ』としてごらんなさい。
はっちゃんのしんぞうが、ななちゃんに『ウッ~!』ってされたときみたいに、ドキドキしたほうが、ふうせんです。
でも、そのあとは、ふうせんは、ただのゴムきれになってしまいますからね」
もしかして、これって、「へんしゅうちょうさん」からの、おてがみなのかなあ。
ボクが、「ふうせん」と、「ボール」とのちがいが、わからないっていったから、おしえてくれたのだと、おもいます。
ボクが、ガブリして、しんぞうがドキドキするほうが、「ふうせん」なんですね。
だったら、おとうさんも、「ふうせんのなかま」ですね。
このあいだ、ボクが、ガブリしたし、
「フワフワしてて、なかみがない」って、おかあさんも、いってますよ。
2012年3月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.03.06
散歩のたのしみ 祝いだな
板宿駅前の「井戸書店」さんに、つりさげ看板。
「人生祝い棚」って、なんのこと?
そこで、店長さんに直撃インタビュー。
「本は、ネットでも、買えるようになったけど、本当に大切な人の記念日には、手渡しで本をプレゼントして欲しい」とのメッセージをいただきました。
次々と新企画を打ち出して、大手チェーン書店を撃退した実力派店長。
クリニックの新企画にも、力を貸してくださいね。
2012年3月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏