カンガルーの小部屋

  • 2012.06.08

    聴診器のむこうに こんな子がほしい

    12才の男の子は、ひとりで診察室に入ります。

    呼吸機能の検査を受けて、処方箋をもらい、会計を済ませます。

    住所をみると、クリニックから、特急に乗って数駅先のところです。

    「すごい、ひとりで来たんや。わたし、こんな子がほしいな」とは、看護師さん。

    かんがるうっ子も親が思うより、いろんな事を一人で、できるのかもしれません。

    でも、心配なのは、親の方。

    ご両親に、脱帽です。

    2012年6月8日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏