カンガルーの小部屋

2012年 9月

  • 2012.09.30

    クリニックだより 変身サイダー

    お昼休みにお客さんが続く日は、ゆっくりとできないうちに、午後からの診察が始まります。

    午前の疲れがとれないで、おなかだけが一杯の状態では、

    上まぶたと下まぶたとが、意思に反して出会います。

    気持ちを入れかえようと、飲み物を買いに走ります。

    買ってきた銘柄は、「仮面サイダー」

    「先生、何かに変身されるのですか」と、看護師さん。

    返した言葉が、「人間に変身します」

    飲み終えた頃から、外来は大混雑。

    千客万来のサイダーになりました。

    2012年9月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2012.09.29

    聴診器のむこうに まるに十の字

    兄弟の胸には、「丸に十」のマークがついています。

    「島津製作所のTシャツですか」と尋ねると、

    「ご当地キャラの、『薩摩剣士 隼人』です」と、おかあさん。

    ふたりの兄弟には、4か月の妹がいます。

    「だったら、妹さんを、守ってあげなくちゃね」とプレッシャーをかけると、

    「うん」と、心地よい答えが返ります。

    薩摩剣士は、強い味方です。

    2012年9月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.28

    クリニックだより そうべつランチ

    クリニックの日比総師長さんは、今週末で医療生協本部に移動されます。

    クリニックでの存在感は、10人前。

    10にちなんで、事務長さんは、卵10個を使った「出し巻き定食」を餞別にプレゼント。

    卵とだしの割合は、4対1。

    やわらか卵の形を整えて、出来上がり。

    大根おろし、おさしみ、吸い物もついて、なんとも豪華なランチです。

    日比総師長さん、ご苦労様でした。

    手作りランチの味を、いつまでも覚えておいてくださいね。

    2012年9月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.27

    7+8= お悩みワンコ

    ボクは、なやんでいます。

    おとうさんの、「おたんじょうび」までに、ボールがみつかりません。

    「ハッちゃん、むりしなくても、いいからね」

    おとうさんは、そういうけど、

    ほんしんは、ホクに、きたいしてるのだと、おもいます。

    ミゾを、さがしたり、

    くさむらを、さがしたり、

    やっとみつけた、おおきなボール。

    「525こめ」は、「おとうさんボール」と、よびますね。

    2012年9月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.26

    散歩のたのしみ かくれんぼ

    朝の散歩は、西の空。

    お昼の散歩は、葉っぱの中に。

    夜の散歩は、アジサイの上。

    誰かが、じょうずに隠れてる。

    みなさん、見つけてくださいね。

    2012年9月26日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.25

    聴診器のむこうに オーケー

    黒いTシャツ姿の男の子は、今日がお誕生日。

    4才になりました。

    Tシャツの絵柄は、「 I’m ok 」

    ぐるりと回ると、新幹線。

    4才の、「てっちゃん」誕生です。

    線路をはずさないように、まっすぐ大きくなってくださいね。

    2012年9月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.24

    クリニックだより RSウィルス

    9月23日、神戸市休日急病診療所に出かけました。

    季節が良いのか、あまり忙しくなかったのですが、

    RSウィルスの子どもさんが、数人来所されました。

    RSウィルスは、発熱のほか、赤ちゃんでは呼吸困難になり、入院する事もあります。

    クリニックでも、先週からRSウィルス気管支炎と診断し、入院紹介をした子どもさんが続いています。

    咳がひどくなってくる風邪をひかれたら、お気を付け下さい。

    2012年9月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.23

    7+8= DSハッちゃん

    おとうさんが、ボクのへやに、はいってきます。

    かばんから、きいろいはこをだして、ゆびを、うごかします。

    「おとうさん、それ、なあに」

    ボクがきいても、おとうさんは、おへんじがありません。

    「なあにって、きいてるのに」

    ボクは、きいろいはこを、クンクン ぺロリ。

    「ハッちゃん、ポケモンを、つかまえられるかなっ」

    おとうさんが、ふしぎなことをいいます。

    ボクは、ハトさんや、ネコさん、ハチさんを、おいかけるのは、だいすきです。

    でも、ポケモンって、なにかわかりません。

    おとうさんも、もっと、しぜんのなかで、あそんでほしいとおもいます。

    2012年9月23日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.22

    7+8= 知りたくて

    おとうさんが、新聞を床いっぱいに広げて、読み始めます。

    わたしも、新聞の上にお座りして、読み始めます。

    「ナナ、お願いだから、そこ、のいてくれへん」

    おとうさんが、訳のわからないことを言います。

    おとうさんだけの新聞じゃありません。

    わたしも、シリアのことや中国のことが、

    とても気になるんですからね。

    2012年9月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.21

    聴診器のむこうに 小さいから

    来月で4才になる男の子は、

    得意げに「4さいに、なるねん」

    「じゃあ、4才の次は、何才になるの」って、質問すると、

    「つぎは、しらんねん」

    「3の次は、4でしょ、だったら、4の次は、なんさいかな」

    と、かさねて尋ねると、

    「まだ、ちいさいから、しらんねん」

    なるほど、なるほど、

    あまり先のことを考えると、

    はやく年を取りますからね。

    「しらんねん」ことは、いいことですよ。

    2012年9月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.20

    かんがるうっ子 んふんふ

    お誕生日にいただいたプレゼントは、なめこのティッシュケース。

    スマホのアプリで大人気の、ぶさかわキャラです。

    さっそく手に取って、「んふんふ」

    きらいなキノコが食べられるようになったのも、なめこさんのおかげです。

    新しい一年も、元気で過ごしましょうね。

    2012年9月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.19

    7+8= スリッパはいて

    ゆうがたなのに、おさんぽは、まだで~す。

    ボクは、デッキのうえから、おさいそく。

    なんだか、あしが、へんですね。

    「ハッちゃん、スリッパはいて、どこに、おでかけするの?」

    ボクは、スリッパなんか、はいてませんよ~だ。

    スリッパさんのほうが、ボクのあしのしたに、

    はいってきたんですからね~だ。

    2012年9月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.18

    7+8= はちどりナナちゃん

    おさんぽみちに、大きなお花が咲いています。

    「ナナ、芙蓉の花だよ」

    ネットで調べたおとうさんが、お鼻をふくらませながら、得意げに教えてくれます。

    おとうさんに抱っこしてもらって、お花の蜜をなめてみます。

    わたしは、今日から「はちどりナナちゃん」で~す。

    2012年9月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.17

    カンガルギー情報 スーツ姿の大阪

    9月15日、16日の両日、大阪で開かれた「49回日本小児アレルギー学会」に参加しました。

    15日の朝、一般演題の発表があったので、慣れないスーツ姿で参加しました。

    昨年、みなさんにお願いした「アレルギー食材への認識調査」のまとめを、新田栄養士と分担して2題発表。

    誤食事故をすこしでも防ぐ事ができればと思います。

    ○会長講演「アレルギー教室で学んだこと」

    とても分かりやすく共感できるお話でした。

    ○安藤忠雄さんの講演は「日本に未来はあるか」

    今の子どもは、目の輝きをうしなっているという、刺激的なお話です。

    ○伊藤節子先生の「食べる事をめざす食物アレルギーの診断と治療」

    立ち見が出るほどの超満員、伊藤先生のこれまでのご研究の集大成です。

    ○中畑龍俊先生の「小児疾患におけるiPS細胞の応用」

    世の中には、本当にかしこい方がおられるのだなと、ただただ感心。

    ○神戸直智先生のテーマは「最初の出会いが幸せなものでありますように」

    どの病気でも、患者さんとお医者さんとの最初の出会いの大切さを教えられました。

    ○木暮太一さんの講演は「わかりやすく説明する力」

    木暮さんがだされている本を読んでみようと思います。

    ○最後はシンポジウム「急速経口免疫療法は、食物アレルギーの標準治療となりえるのか」

    これからクリニックで、どのような研究をしていけばよいのか、いろいろな事を考えさせられる時間でした。

    たっぷり、どっぷりの2日間。

    いろいろな先生とお話し、いろいろなイメージをいただき、満タンのカンガルーです。

    2012年9月17日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.16

    7+8= あしながハッちゃん

    9がつになって、ボクのあしが、なが~くなります。

    おとうさんのあしも、なが~いです。

    あさのおさんぽは、すずしいで~す。

    2012年9月16日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.15

    散歩のたのしみ 大きなカブ

    祇園の空を見上げると、

    屋根の上に、大きな大きなカブが・・

    みんなで力を合わせ、カブを引っこ抜く絵本が思い出されます。

    おじいさんと、おばあさんと、孫娘と、いぬと、ねこと、ねずみとが、お手伝い。

    引っこ抜いた後、屋根の上にあげるには、

    からすと、ハトと、すずめが、お手伝い。

    大きな大きなカブの、干物の完成です。

    2012年9月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.14

    散歩のたのしみ 時を経て

    京都での講演会場に向かう途中、

    集合住宅のホールの壁に、

    大きな壁画を見つけました。

    左手一面には、海の風景

    右手には、花と動物が描かれています。

    片隅には、完成年月日の文字が読みとれます。

    「有済小学校、粟田小学校、

    1、2年グループ

    1975、2」

    37年前の1、2年生。

    今は立派な中年でしょうね。

    時を経ても、

    あなたたちの子どもの頃の歓声が、

    壁画のむこうから、聞こえるようです。

    2012年9月14日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.13

    クリニックだより おはなしめいろ

    保育士さんの合同研究会に出かけた時に、「これは、なんだ」と感動し、

    衝動買いした「おはなしめいろ」

    額に入れて、お披露目です。

    ひらがなと、カタカナをたどって、ゴールをめざします。

    待合室に置くと、大好評。

    あれれれ、むかし子どもも、参加です。

    2012年9月13日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.12

    クリニックだより なんでもいらっしゃい

    クリニックの宴会は、女性陣が大活躍。

    ビールに、まっこり、焼酎、日本酒、

    「なんでも、いらっしゃい」。

    明日の診療も、ひとつ、よろしくお願いいたします。

    2012年9月12日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.09.12

    クリニックだより おもちゃ箱

    安川先生のマイブームは、「モッコウ」です。

    「モッコウ」って、「木工」と書きます。

    そう、あれ、あれですよ。

    木を切って、椅子や、額縁を作る、夏休みの宿題みたいなものです。

    クリニックからの、プレゼントは、「大工道具箱」

    なかみは、紙製の道具一式です。

    のこぎりに、ハンマーなど、

    事務の、鳥井さんの、手作りです。

    さっそく、みんなの「おもちゃ箱」になりました。

    2012年9月12日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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