カンガルーの小部屋

  • 2013.02.19

    散歩のたのしみ 雪中の見守り

    5月に出版予定の食物アレルギー教科書の原稿を、ポストに出しに行きます。

    朝から、雪が降っています。

    赤いポストのむこうに、黄色いベストを着たおじさんの姿が、目に入ります。

    近寄ると、「今日は、特別にさむいね」と声をかけられます。

    登校する子どもを見守っていただける、ボランティアのおじさんです。

    暑い日も、雨の日も、雪の日にも、

    小学生や中学生、そして高校生、

    一人ひとりに声をかけて、励まされます。

    「ご苦労さま」でも、「大変ですね」でもなく、

    「ありがとうございます。お体に気をつけてください」と心の中でつぶやきました。

    2013年2月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏