カンガルーの小部屋

  • 2013.02.21

    7+8= 小さな春

    まいあさ、さむいです。

    ちゃいろコートを、きていても、さむいです。

    こうえんのつちも、こおってます。

    くさむらに、おかおを、ちかずけると、いいにおい。

    「ハッちゃん、すいせんの、はなめだね」

    ほんとうだ・

    すいせんの、おはなのあかちゃん、みつけっ。

    ちいさな、はるのにおいが、しましたよ。

    2013年2月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.02.21

    カンガルーの輪舞曲 きびしさの中に

    2月19日、児童自立支援施設で講演をしました。

    といっても、内容は「食物アレルギーと施設管理」です。

    園生は、全員寮に入り、暮らしています。

    食事は、厨房で一括調理される場合と、各寮で寮生が交代で調理する場合があります。

    学校の給食に比べると、食事回数も多く、調理間違いや誤食のリスクが高くなります。

    近畿各県から集まられた支援員さんを前に、1330から懇親会を含めて1700過ぎまで講演と、討議を続けました。

    児童自立支援施設は、平成9年の児童福祉法の改正により、従来の「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童」に加え、「家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童」が付け加えられました。

    広い運動場を見ると、ジャージに身を包んだ子どもたちが、身体を鍛えています。

    園長先生とお話しすると、指導員の方の厳しい職場環境もみえてきます。

    「自ら考え、そして行動し、その結果について責任を取る」

    「学園のあゆみ」の冒頭に書かれていたことばに、共感しました。

    きびしさの中に、夢と希望がそだちますように。

    失敗しても、やり直すチャンスが与えられる社会でありたいと思います。

    2013年2月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏