カンガルーの小部屋

2013年 7月

  • 2013.07.31

    カンガルーの輪舞曲 地元須磨の中学校で

    7月30日、地元須磨の中学校で、講演をしました。

    食物アレルギーがある子どもも、海外に出かけることが多くなりました。

    研修旅行が多いこの中学校にも、エピペン®を持った生徒が入学します。

    食物アレルギーがある子どもも、海外に出かけることが多くなりました。

    講演のテーマは、「食物アナフィラキシーと研修旅行」

    海外に出かける時には、飛行機に搭乗する際に、エピペン®携帯証明書が必要です。

    また、食文化が違う海外では、意外なものにアレルゲンが含まれている危険性があります。

    何に気をつけるとよいのか、まだ答えはありません。

    情報の整備が、急がれます。

     

    クリニックに戻り、3時から西宮の5年生の男の子の相談会。

    秋の自然学校に参加する準備を、細部まで点検します。

    お伝えすることで、自分の考えが深まり、

    質問をお受けするごとに、新しい疑問がわきおこります。

    声の調子は、まだ60%の回復ですが、

    講演にお呼びいただき、いつも感謝しています。

    2013年7月31日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.30

    カンガルギー情報 夏風邪でご迷惑を

    7月28日、「子どものこころ相談医」研修会の2日目です。

    家族支援

    発達障害

    PDD

    デートDV

    まど、なるほど、そのような見方、考え方もあったのかと、

    驚きの一日です。

    夏風邪は、相変わらず。

    咳き込みだすと、止まりません。

    明けて、29日の午前午後の診療は、

    声を出して説明するたびに、咳き込んで、診察を中断します。

    診察にこられた皆さまには、ご迷惑をおかけしました。

    申しわけありませんでした。

    2013年7月30日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.29

    聴診器のむこうに オファーまち

    11才の男の子は、サッカーの日々。

    海外からのオファーに備えて、

    英語の学習を勧めます。

    「英語は、少しやってるよ」とは、先を見通した、頼もしい答え。

    うしろから、「先に、日本語の勉強をせなあかんのと違うん」とは、

    おかあさんからの声。

    英語よりも、まずは日本語から。

    まるで、わたしの家に帰って、子どもに言われるような会話です。

    周囲からの声にめげないで、英語も、日本語も、サッカーも、

    がんばりましょうね。

    2013年7月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.28

    カンガルギー情報 夏風邪をおして

    7月27日、「子どものこころ相談医」資格を更新するために、

    一日研修会に出かけました。

    ドッグセラピー

    震災支援レインボーハウス

    バイリンガル

    などなど、中身の濃い研修会です。

    残念なことに、夏風邪をひいてしまい、

    咳に鼻水と、最悪のコンディション。

    今日28日の2日目も、がんばって参加してきます。

    2013年7月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.27

    聴診器のむこうに 今年もオセロ

    4年生の男の子の体は、どこから見ても まっ黒け。

    サッカーで鍛えた、黒さです。

    さっそく、わたしの腕の色とくらべっこ。

    鮮やかな、白と黒との コントラスト。

    ことしも、オセロ大会の始まりです。

    2013年7月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.26

    カンガルーの輪舞曲 17年ぶりの

    7月25日、食物アナフィラキシーの説明に、東灘区の小学校に出かけました。

    3時半からの午後診療を気にしながら、早口の説明です。

    終わって栄養の先生から、「○○さん、どうしてます」と質問を受けました。

    アナフィラキシーを起こしたために、

    小学1年生の時に、初めて職員会議で講演をさせていただいた女の子の名前です。

    それから、17年、

    女の子は保母さんになって、元気に働いています。

    17年のあいだに、数百の学校の先生方とお話しすることができました。

    その原点とも言うべき、○○さん。

    あのとき、小学校にお呼びいただき、心から感謝しています。

    2013年7月26日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2013.07.25

    7+8= おかえりおねえちゃん

    おねえちゃんが、かえってきました。

    サマーキャンプで、せとないかいの、こじまに いってたそうです。

    ひさしぶりの、おねえちゃんのにおいに、

    ボクは、うれしくなりました。

    でも、すぐに、ごはんをたべに、でかけました。

    はやくかえってきて、おさんぽに つれてってくださいね。

    2013年7月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.24

    カンガルーの輪舞曲 真夏の神戸で

    7月23日、真夏の神戸で開いいかれた講演に、お呼びいただきました。

    お聞きいただくのは、地元神戸の保育士さん80名です。

    食物アナフィラキシーの実例を紹介し、

    エピペン®の実習を取り入れながらの、120分。

    食物アレルギーがあっても、保育所に元気に通い続けることができますよう

    よろしくお願いいたします。

    2013年7月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.23

    カンガルーの本棚 真夏のサンタクロース

    百田尚樹さんの、「輝く夜」(講談社文庫)を、読みました。

    百田さんと言えば、「永遠の0」が、代表作ですが、

    「輝く夜」は、魔法の万年筆、猫、ケーキ、タクシー、サンタクロースと題された、5つの短編集です。

    どの章にも、まじめに努力しても、幸せがつかめない女性の元に、サンタクロースが登場します。

    主人公の流す涙に、救いを感じます。

    季節外れのサンタクロースのお話ですが、お進めの1冊です。

    2013年7月23日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2013.07.22

    シネマ・カンガルー 真夏の方程式

    福山雅治さん主演の映画、「真夏の方程式」を観ました。

    定期考査が終わり、一息ついた子どもに誘われて出かけました。

    青く美しい海を守るために、環境保護運動に専心する女性。

    その女性を守り抜こうとする家族。

    帰路、本屋さんに立ち寄り、文春文庫の原作本を買い求めました。

    映画化された作品と、原作と・・

    どちらと先に出会うのか、または出会わない方がよいのかと、いつも迷います。

    映像を先に見ると、監督のイメージに固定されてしまいます。

    でも、今回の映画は、分かりやすく、感動的でした。

    原作を読んだ方も、まだの方も、映画館で観られることお進めの作品です。

    2013年7月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.21

    カンガルーの本棚 幸せな時間

    宮下奈都さんの、「スコーレNo.4」(光文社文庫)を、読みました。

    先日呼んだ「太陽のパスタ、豆のスープ」(集英社文庫)に続く、2冊目の宮下作品です。

    「スコーレNo.4」は、4つの学校と言う意味。

    中学校、高校、大学、就職から、結婚を決意するまでの4つのスコーレの中で、

    コンプレックスをいだきながらも、自立していく女性を描きます。

    宮下さんの、ていねいな言葉一つひとつが、主人公の悩みや喜びを伝えてきます。

    わたしの好きな一冊になりそうです。

    2013年7月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.20

    7+8= 通せんぼ

    おとうさんと、おえんちゃんが、何かを組み立てています。

    でき上がりを、駐車場の階段の上に置きます。

    さては、通せんぼの機械ですね。

    わたしがお庭にいる時に、宅配便のおじさんが来たとします。

    わたしも、ハッちゃんも、宅配便が大嫌いです。

    階段の下まで降りてって、跳びあがって、侵入を阻止します。

    それで、おとうさんが困って、通せんぼ。

    でも、安心しないでくださいね。

    通せんぼの機械に、足が引っかかって、階段を転げ落ちるのは、

    おとうさんですからね。

    2013年7月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.19

    クリニックだより 夏休み前の勉強会

    7月18日、おかあさんの勉強会を開きました。

    夏休みを前に、帰省や旅行をする時に注意すること、

    誤食しないように、そして誤食して時の対処法などを、勉強しました。

    一学期も今日でおしまい。

    あすからは、長い夏休みが始まります。

    おかあさんの勉強会も、しばらくは夏休みです。

    9月5日(木)9:30にお会いしましょう。

    2013年7月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.18

    7+8= こんにちはウサギさん

    おねえちゃんと、お友だちのおうちに出かけると、

    ウサギさんが、いました、

    「こんにちは」

    ごあいさつしても、お返事がありません。

    あんまり暑いので、身体のどっこかが悪いのかな。

    今度 お会いしたときは、

    「こんにちは」、ってごあいさつしてくださいね。

    2013年7月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.17

    聴診器のむこうに ワンワンとニンジンと

    もうすぐ2才の男の子は、私を見るなり「ワンワン」

    診察をしていても、なんども「ワンワン」

    なぜ「ワンワン」何だろうって、思っていますと、

    わたしのTシャツの胸の所についている、ワンちゃんのロゴマーク。

    1cm四方のちいさなマークに、よく気がつきましたね。

    診察がおわり、帰ろうとすると、こんどは「ニンジン」と言います。

    「ニンジン」探しをしていると、おかあさんが、

    「この子は、オレンジ色のことを、ニンジンって呼ぶんです」

    そう言えば、今日のTシャツは、オレンジ色。

    ニンジンに見えなくもありません。

    「ワンワン」と「ニンジン」と。

    男の子の、発見の日々は、続きます。

    2013年7月17日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.16

    7+8= スリースーパー

    データの「かいざんぎわく」があったあと、

    バスみちに、よくにた、ちいさいボールが、おちてます。

    オレンジいろと、きいろと、ピンクいろの、3つです。

    しんごうまちで、くるまが、こないあいだに、

    きをつけて、ゲットします。

    「573こめ、574こめ、575こめ」は、

    「かいざんぎわく」は、なしです。

    ボクの、きろくに、かぞえてくださいね。

    3つそろってのボールは、「スリースーパー」って、よんでくださいね。

    2013年7月16日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.15

    聴診器のむこうに 急いで大人にならないで

    9才の女の子が、笑いながら診察室に入ってきます。

    みると、胸が大きく膨らんでいます。

    次に入ってきた女の子も、胸が膨らんでいます。

    ふたりは、仲よしご近所さん。

    胸にふたつの風船を入れて、おとなになる練習です。

    急がなくっても、いいですからね。

    大人になると、それなりに、大きくなると思います。

    いまは、しっかりと食べて、しっかりと寝ましょうね。

    2013年7月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.14

    7+8= 日陰を歩いても

    8時をまわると、おとうさんをお散歩に連れていくのも、大変です。

    太陽さんは照ってるし、道路の暑さも、半端じゃありません。

    日陰を探して歩きますが、

    すっかり「いぬばて」です。

    お散歩用の浴衣に、着替えられないかなあ・

    2013年7月14日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.13

    7+8= 改ざん疑惑

    おうだんほどうで、グリーンいろのスーパーボールを、みつけました。

    くるまがくると、あぶないので、

    ボクは、スルーします。

    でも、おとうさんが、たちどまって、ゲットします。

    「ハッちゃん、572こめだね」って、おとうさんは、いうけれど、

    これって、ボクがゲットしたんじゃないから、「データかいざん」でしょ。

    どこかの、だいがくびょういんみたいに、

    もんだいになっても、しりませんからね、

    おとうさん。

    2013年7月13日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.12

    カンガルーの本棚 食べること生きること

    宮下奈都さんの「太陽のパスタ、豆のスープ」(集英社文庫)を、読みました。

    文庫本になって、かわいらしい表紙絵に変身し、手に取りました。

    おまけにもらえるブックカバーが、AKB48だったことも、購入の決め手です。

    突然婚約を破棄された女性が、ゆっくりと立ち直っていく物語。

    決めては、家族やともだちの支えと、毎日のごはん。

    あたりまえの毎日のくりかえしが、主人公のこころを、ほぐしていきます。

    2013年7月12日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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