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2014.03.31
7+8= かけこみボール
おとうさんが、ボクの ごはんを
たくさん かいこんできます。
「ハッちゃん、ぜいきん あがるんだって」
4がつになると、ボクたちの ごはんのおかねが たかくなるそうです。
ぜいきんがあがると、おかしを かってもらえないので、
ボクは、はんたいです。
いまのうちに、ボールあつめして、
おとうさんに、おかしを、「かいだめ」してもらおうと おもいます。
こうえんで、ボールを4つ、あつめます。
「624こめ」「625こめ」「626こめ」「627こめ」は、
「かけこみボール」って、なづけます。
2014年3月31日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.30
カンガルーの本棚 サクラ咲く
辻村深月さんの「サクラ咲く」(光文社文庫)を、読みました。
中高生を対象に書かれた、3つの物語を集めたものです。
「自分を主張できない性格」を好きになれない女の子が、
不思議な文通を通じて、季節とともに大きく成長していきます。
あとがきは、あさのあつこさん。
このあとがきを読むだけで、得をした気持ちになります。
いつの間にか、少しだけ少年少女期に戻ってしまう1冊です。
2014年3月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.29
クリニックだより お弁当も増殖中
3月28日の小児科アレルギー外来も、ご迷惑をおかけしました。
午前の診察は15時半に終了し、
いただいた「おにぎり」を頬張って、すぐに午後の診察をはじめます。
子どもたちは、診察室に入るなり、「ふーっ」と、ため息をつきます。
診察を始める前に、疲れさせるなんて、申しわけありません。
今日は、「おにぎり」の他に、
「あじくらさん」のお弁当を、差し入れしていただきました。
「あじくらさん」は、日替わり健康定食で有名なお店です。
いつもなら、「あじくらさん」でお昼を食べるのが楽しみですが、
この2週間は、出かける時間がなく残念です。
新学期が始まって、子どもたちの生活が落ち着くまで、
もうひと頑張りです。
2014年3月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.29
カンガルーの本棚 あの頃のわたし
重松清さんの「小学五年生」(文春文庫)を、読みました。
20才を大人の区切りとすると、10才の小学五年生は、
50%が大人で、50%が子ども
家族だけの生活から、少しずつ世の中のことが見えてくる年齢です。
重松さんは、その時期の少年を、17の短編で描きます。
あの頃の私は、恥ずかしがり屋で友だちも少なく、
自分が何をしたいのかもわからない、まじめさだけがとりえの子どもでした。
重松さんの小説は、いつも「あの頃のわたし」を思い出させてくれます。
2014年3月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.29
7+8= むくちなボール
おとうさんは、おつかれさまです。
おさんぽに でかけても、「むくち」です。
いつもは、「くちが むっつ」のほうの、「むくち」ですが
きょうは、ほんとに 「むくち」です。
こんなときには、カンフルざい。
こうえんのうえから、みわたします。
「たいちょう、しろいボールを、はっけんしました。」
「よしいけ、ハチのしん」
「しょうち つかまりましたで ござる」
おとうさんは、すっかり わるのりします。
「623こめ」は、「むくちなボール」って、なづけます。
2014年3月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.28
7+8= おわすれボール
ボクが、ボールを みつけても、
おとうさんは、なにか おわすれです。
「ハッちゃん、やったね~」と、ほめてくれますが、
なにか おわすれです。
きょうも、こうえんで、やきゅうのボール。
それでも、おとうさんは、きがつきません。
「ハッちゃん、きょうは dbf だね。よかったね。」って、
おかあさんに いわれて、やっと きがつきます。
そうそう、dbf ですよ、おわすれなのは。
だから、おねえちゃんには 「にんちしょう でてきてない?」って、
いわれるんですからね。
「622こめ」は、「おわすれボール」って、なづけます。
2014年3月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.27
クリニックだより おにぎり増殖中
春休みに入り、小児科アレルギー外来は大忙し。
3月27日の午前診療は、16時終了という新記録を樹立しました。
冬の乾燥期を超えてアトピー性皮膚炎が悪化した子どもさん
真っ盛りの花粉症の診断と生活指導、薬の処方。
食物アレルギーの負荷試験、エピペン®の処方
新学期を前に、1年に1度の診察に来られる子どもさん。
中でも、保育所や学校に提出する
「アレルギー生活管理表」への記載を希望される方が殺到しています。
いつもなら、予約の方の間に、適時予約外の方に診察にお入りいただくのですが、
一人の子どもさんに、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物負荷、書類記載など
3つも4つもの診察や説明を行いますと、いくら早口でお話しても時間が足りません。
そのために、予約外の方が入り込むスペースがなくなってしまいます。
昨日は、予約外の方の診察スタートは、14時からとなってしまい、
たいへんご迷惑をおかけしました。
そんな大忙しの中にあって、「おにぎり」が増殖中です。
昆布、梅、いかなご、かやくご飯など、中身はいろいろですが、
27日は、7つの「おにぎり」とバナナをいただきました。
松永事務長さん、高木先生、黒田くん、ありがとうございました。
16時過ぎに、急いで「おにぎり」3つとバナナをいただき、発達外来へ、
18時半からは、エピペン®を持って入学する子どもさんの相談会を
小学校の先生4名と親御さんを交えて行いました。
一日に何万語話したのか、数えてみるとおもしろかったかも知れません。
しっかり食べて、一晩眠ればカンガルーは回復です。
春休みが終わるまで、大忙しにおつきあいくださいね。
2014年3月27日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.26
クリニックだより 本年度の締めくくりに
3月25日、いたやどクリニックの「締めくくりの会」を開きました。
経営報告に続いて、クリニックの60年を振り返るコーナーの
講師役は、山村さんと立花さん。
クリニックの設立当時からの写真を、スクリーンに写し出しながら、
レンガタイル運動のこと、
歴代のお医者さん、看護師さんの思い出話、
阪神大震災の時の情景など、
クリニックがたどってきた60年の歴史の秘話を 披露していただきました。
いたやどクリニックが、60年間、
この地で、医療・福祉活動を続けて来られた原点は、
地域の方のみんなの力で作ってきた診療所であること。
明日からの仕事につながる 勉強会になりました。
2014年3月26日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.25
7+8= かふんボール
きょうも かふんは おおいです。
こうえんも かふん だらけです。
おとうさんは、はなみず ぐしゃぐしゃです。
おさんぽも、1ぷんでもはやく、かえろうとします。
こんな、おとうさんを ひきとめるのは、あれしかありません。
ベンチの したに やきゅうのボール
「621こめ」は、「かふんボール」って、なづけます。
2014年3月24日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.25
聴診器のむこうに 鼻水シュワッチ
花粉症が、真っ盛り。
スギに、ヒノキに、ドンドンふりかけ状態です。
登場したのは、5才の男の子。
胸には、しっかりウルトラ軍団。
目には、特製ゴーグルと、
顔全体を覆う、メタリックマスク。
「鼻水シュワッチ」とならないよう、
完全武装のモデルです。
3分間は、涙も 鼻水も さよならです。
2014年3月25日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.24
7+8= おねえちゃんといっしょに
けさは、おやすみのひだけど、
おとうさんは、「きゅうきゅう」のおとうばんで、おでかけです。
おさんぽは、おかあさんと、おねえちゃんと、いっしょです。
おしごとしてる おとうさんに まけないように
ボクも がんばります。
こうえんの さかみちで、きいろいボールをみつけます。
「620こめ」は、「まおねえちゃんといっしょにボール」って、なづけます。
2014年3月24日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.24
カンガルーの本棚 母から連なる私探し
岡田尊司先生の「母という病気」(ポプラ新書)を、読みました。
子どもが問題行動を起こしたり、成人になって不適応行動を起こしたりする背景には、
母との問題が潜んでいると精神科医師の岡田先生は述べられます。
人が世の中で生きていくためには、基本的な安全感や信頼感が不可欠です。
安全感や信頼感は、2~3才までの間に、母を中心とする身近な親しい人から 限りなく愛される事を通して築き上げていきます。
その時期に、適切な安全感や信頼感を築き上げる事ができないとすれば、
人は、一生をかけてそれを追い求めます。
岡田先生の本を読むと、母という存在の大きさに圧倒されます。
同時に岡田先生は次のようにも述べられます。
長くなりますが、全文をご紹介します。
「社会の近代化は、母親と子どもを孤立させ、子どもが母親から支配されやすい状況を生んだ。母親は忙しすぎて、子どもにかかわる暇も十分になかったり、不在がちな父親に代わって、子どもを厳しく指導しなければならない。だが、そんなスーパーマンのような母親を子どもは求めているのだろうか。子どもは、明るく優しく、困ったときに、そっと寄り添ってくれるお母さんでいてほしいだけではないのか。
豊かで快適になったはずの社会は、子どもから、本来の母親を奪ってしまってきたように思える。それが、母という病の増加をもたらしている大きな原因ではないだろうか。経済が豊かになっても、幸福になるどころか、生きることすら意味が感じられず、空虚感に苛まされる人が増えている一因が、そこにあるように思えてならない。
母と子どもに関わられている全ての人に、お読みいただきたい1冊です。
2014年3月24日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.23
7+8= くあればらくあり
「ハッちゃん、きょうは、おてやわらかにね」
おとうさんは、このあいだの さくごえが きつかったようです。
おしごとまえなのに、もう なぎごとですか。
ボクは、おとうさんの 「にんちしょうよぼう」のために、
しげきを さがして、
きょうりょくして あげてるんですからね。
しげみを あるくと やきゅうのボール
「619こめ」は、「くあればらくありボール」って、なづけます。
2014年3月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.22
7+8= いきようようと
こうえんの さくのむこうから いいにおい。
さくから あたまをいれて、おくびをのばすと ぬけなくなります。
こんどは、ジャンプして、さくの とびこえを かんがえますが、
これって、むりです。
さいごは、おとうさんに おねがいして、
とおくから、さくのむこうを あるきます。
かれたくさや、つたが からまって、
とっても、あるきにくいです。
それでも、ボクの しんねんは ゆらぎません。
ようやく みつけた テニスのボール。
おくちにくわえて、かえります。
おとなりで おとうさんは、いきを ハアハアしています。
「618こめ」は、「いきようようとボール」って、なづけます。
2014年3月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.21
クリニックだより お彼岸の日の救急当番
3月21日、神戸市休日急病診療所に出かけました。
発熱の患者さんが多く、診療所は大混雑。
30名ほど診察をして、8名のインフルエンザB型を診断しました。
発熱して数時間後に来られる患者さんは、
残念ながらインフルエンザの迅速診断をしても、陰性になってしまいます。
その方を考慮すると、インフルエンザの患者さんの割合は、もっと多くなります。
春とはいえ、インフルエンザは まだまだ流行中です。
2014年3月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.21
クリニックだより 避難者健診に出かけました
3月9日、避難者健診に出かけました。
福島県、岩手県、茨城県、東京都などから、兵庫県内各地に避難されてきた方の健診です。
会場は、神戸協同病院
私は、子どもの診察が担当ですが、
中学生の問診用紙には、子どもの字で「わたしの未来は安心ですか?」と、
書かれていました。
大震災がおき、福島原発の大事故がおき、3年がたとうとしています。
子どもたちに、「大丈夫だよ、いろんな夢を持ってくださいね」と心から言えないのが
残念に思います。
ひとりで悩まないで、これからも定期的に健診に来られることをお勧めしました。
2014年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.21
クリニックだより 私たちは忘れない
2014年3月11日 14時46分 院内放送を合図に、
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を祈り、職員全員で黙とうをささげました。
あれから3年がたちました。
住み慣れた故郷を離れ、避難生活を余儀なくされている方々が大勢おられます。
私たちは 忘れません。
あの日 この国で起きたことを。
私たちは 忘れません。
あの日 福島で起きたことを。
忘れないことが、私たちの務めだと、強く思います。
2014年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.21
7+8= お手伝いなしで
おとうさんと、おかあさんは、「かふんしょう」です。
こうえんは、スギが いっぱいです。
ボクが、ヤキュウのボールを みつけても、
いつものように「ハッちゃん すごいね」って、いってくれません。
ボクが おててをつかって、ボールをとろうとしても
うまく とどかないとき、
いつもなら、おとうさんが てつだってくれるのに、
きょうは、おてつだいなしです。
「617こめ」は、「おてつだいなしでボール」って、なづけます。
2014年3月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.21
クリニックだより 雨のおかあさんの会
3月20日、定例の「おかあさんの勉強会」を開きました。
新入学、新入園を前にして、10名のおかあさん方が集まられました。
食べ慣らしを進めていき、それでも卵や牛乳で症状がでる場合に、どうするのか。
4月の給食献立回覧し、一つひとつの献立を
食べられるかどうかチェックしていきました。
また 幼稚園が給食業者の弁当を提供する場合に、信頼が置けるのか、
子どもが食べるのを嫌がる時に、どのように対応するのかなど
具体的な相談をしました。
次回は、4月3日(木)、4月17日(木)を予定しています。
よろしくお願いいたします。
2014年3月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.20
7+8= はるいろボール
あさが あかるくなって きたです。
おさんぽも、まわりが よくみえます。
こうえんも、むこうまで、よくみえます。
やったあ、ピンクのボール はっけんです。
はるだから、ピンクいろです。
「616こめ」は、「はるいろボール」って、名付けます。
2014年3月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏