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2014.03.19
クリニックだより 認知症講座
2014年3月19日、いたやどクリニック公開講座が開かれました。
今月のテーマは、「認知症」
講師は、成久看護師、岡看護師さんです。
認知症の方は、65歳以上で7%、75歳以上で10%、80歳以上で25%と言われています。
「単なる物忘れ」と「認知症」との違いを学習し
みんなで「認知症の初期サイン」をチェックしました。
次に、生活の中で認知症を予防する方法を学びました。
○体を動かすこと
○手を使うこと
○バランス良く食べること
○頭を使うこと
○こころを元気にすること
○転倒に気をつけること
みんなで元気に長生きしましょうね。
講師役の看護師さん、ありがとうございました。
2014年3月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.18
7+8= たべにくいです
おとうさんが ごはんを ボールのあいだに おきます。
ちいさいボール、おおきいボール。
みんなにかこまれて うれしいです。
でも、おさらは、ボールの あいだで とどきにくいです。
しっかり おくびを のばさないと、たべにくいです。
ボクに ダイエットさせようという さくせんですか
こんやから、おとうさんも
「くびのばしダイエット」に ちょうせんしてくださいね。
2014年3月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.17
カンガルーの本棚 日本の妖怪
今野晴貴さんの「ブラック企業・日本を食いつぶす妖怪」{文春新書}を、読みました。
ブラック企業は、若者の夢を食いつぶし、
食いつぶす夢がなくなれば、非情にも若者を切り捨ててしまう現代の妖怪です。
捨てられた若者は、精神を病み、社会参加の道も断たれてしまいます。
若年者の離職率の多さを耳にした事があります。
いわく、「労働意欲に欠ける」「昔の自分はもっと我慢をした」「権利ばかり主張する」・・
今野さんは、そう言った現代若者の精神風土では片づけられない企業のひずみを
ていねいに告発されます。
本書は、「大佛次郎論壇賞」を受賞した1冊です。
若者に関わる大勢の方にお勧めです。
2014年3月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.16
7+8= 何かお忘れではないですか
遅く帰ってきたおとうさんは、お鍋をつつきます。
わたしは、急いで近寄って、おうどんを おねだりします。
「もしかして、ナナちゃんに ご飯あげてなかったかなあ」
おかあさんが、ようやく思いだしてくれます。
このところ、おかあさんは 「自治会」のお仕事で大忙しです。
いつもなら、6時頃の夕ごはんが、今日はすっかりお忘れ模様
わたしが 跳びあがってアピールしないと、どうなっていたんでしょう。
ハッちゃんも、さっきから「おなかがすいたよう」って、泣いてるでしょ。
夜の11時前の晩ごはんは、20秒でごちそうさまです。
2014年3月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.15
7+8= 水たまりを通り抜け
いちにちじゅう あめのひは、
おそとに だしてもらえなくって たいくつです。
あめあがりの こうえんは みずたまり。
ボクの いくてを さえぎります。
でも、むこうに、ちゃいろくて まあるいものが みえてます。
ここで ひるまないのが ボクの しんじょうです。
みずたまりを とおりぬけ、ボールをゲット。
「615こめ」は、「みずたまりボール」って、なづけます。
2014年3月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.14
7+8= 深夜のオオナマズ
おとうさんが、寝ぼけた顔で起きてきます。
「ナナ、昨日、地震があったでしょ」
前の夜に飲み会で お友だちと
富士山の噴火や、南海トラフ地震の事をお話していた続きで、
地震がおきたので、心配で、心配で 眠れなかったそうです。
おとうさん、心配することは大事ですよ。
まずは、わたしとハッちゃんのご飯を、備蓄してくださいね。
2014年3月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.13
カンガルーの本棚 おもしろい1編
三浦しをんさんの、「きみはポラリス」を、読みました。
さまざまな形の11の恋愛を綴った短編集です。
なかでも「春太の毎日」を、おもしろく読みました。
フムフム、なるほど、そういうことか。
この短編だけでも、読む価値ありの1冊です。
2014年3月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.12
クリニックだより カンガルーの表彰状
「カンガルーのポケット」が、
2年に1度開かれる、全日本民医連の最優秀論文賞に選ばれました。
全国に読者の輪が広がるのではと、とてもうれしく思います。
長野で開かれた総会には お礼のメッセージを送りました。
「こんにちは 神戸のいたやどクリニックの木村です。
私は、お昼間は、聴診器を片手に人間の姿で小児科医師をしていますが、家に帰るとカンガルーの姿に戻ります。
小児科の外来では、いろんな子どもたちに出会います。
アレルギーがひどくて、小麦や卵が食べられない子ども。
おとうさんの失業がきっかけで、学校に行けなくなった子ども。
いろんな悩みを持って外来に来られますが、カンガルーには少しの手助けしかできません。
子どもたちの悲しみやつらさで、カンガルーのポケットは、すぐに一杯になります。
ポケットの中のいろんな気持ちを言葉に変えて、「カンガルーのポケット」は、できあがりました。
今回、民医連のなんとか賞をいただけるとお聞きし、とても喜んでいます。
本来なら、長野まで飛び跳ねていって、みなさまにお礼を言いたいのですが、
寒いところは足が冷たくなるので、断念しました。
カンガルーには、たくさんの夢があります。
ひとつは、「カンガルーのポケット」を、大勢の方にお読みいただき、パート2を出版すること。
もうひとつは、カンガルーの子どもも、人間の子どもも、のびのびと大きくなれる世の中を作ることです。
みなさんと力を合わせて、どの子どもにとっても、住みよい世の中を作っていきたいと思います。
本日は、ありがとうございました。」
「カンガルーのポケット」は、2か月に1度発行される
神戸医療生協の機関紙「三つの輪」に連載中です。
続編も、ぜひお読みくださいね。
2014年3月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.11
7+8= ほんとでしょ
あったかくなったと おもったら
また さむいです。
こうえんの くうきも はりつめています。
ボクの きもちも、はりつめます。
このあいだのよる ボールをみつけたけど
おとうさんは、どこか しんじて いないようです。
うえこみの なかから ワクワクにおい。
きょうは、おとうさんの めのまえで
ボールを みつけます。
これで、dbfも ゲット
「614こめ」は、「ほんとでしょボール」って、なづけます。
2014年3月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.10
クリニックだより 裏技すくいどり
避難者健診に来られた子どもが 退屈しないようにと、
輪投げや、ボーリング、スーパーボールすくいが企画されています。
小さなプールを膨らませて、スーパーボールを泳がせたコーナーには、
どう見ても大き過ぎるボールが 浮かんでいます。
さっそく店長さんに、すくい取る実演をお願いします。
網が破れようと、2つのボールをすくいどりのワクにひっかけて、
タイミング良く・・・
これがうわさの、裏技です。
これは、もうブログ紹介ものですよ。
2014年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.09
聴診器のむこうに 夢はイタリアへ
クリニックの、「夢あつめ」。
2月いっぱいで、200名を超える方からの 夢 をいただきました。
今日、登場するのは、8才の男の子。
夢は、イタリア、セリアAのサッカーチームでの活躍です。
日本語に 英語に、イタリア語、
夢の実現は、語学から。
さあ、今日から、サッカーの練習と語学の学習です。
2014年3月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.08
7+8= おとうさんには秘密で
きょうの、おとうさんのおかえりは、おそいです。
「のみかい」みたいです。
よるの おさんぽは、おかあさんと、おねえちゃんが つれていってくれました。
こんなときは、がんばっちゃうのが ボクです。
こうえんで、やきゅうのボール。
「613こめ」は、「おとうさんにはひみつでねボール」って、なづけます。
2014年3月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.07
クリニックだより 3月のおかあさんの勉強会
3月6日、月2回定例の「おかあさんのアレルギー勉強会」を開きました。
寒さが戻り、雪がちらつく日でしたが、10名のおかあさんが集まられました。
症状が出るために、子どもの負荷が進まないこと。
学校給食を食べて悪くならないかと心配する新1年生。
反対に、給食は何でも食べられると思っている新1年生。
アトピー性皮膚炎が原因で、クラスの友だちとうまくいかなかった子ども、
喘息治療に用いられる吸入ステロイド薬による身長抑制の考え方
どのご相談も、すぐには答えがあるわけではなく、悩みながらの4時間の勉強会でした。
次回は、3月20日(木)9時半スタートです。
大勢のおかあさんのご参加を、お待ちしております。
2014年3月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.06
聴診器のむこうに 頭から
7才の男の子は、「いいものを見せたげる」
袋から取り出したのは、1m以上もある大蛇です。
サンタさんに、いただいたとか
これには、看護師さんもビックリ。
「ねえ、ねえ、頭から ガブリしてみせくれる」という、
わたしのリクエストに答えて、
頭ガブリの写真を撮らせてくれます。
ワイルドだぜ~。
これなら、どんな時代が来ても、大丈夫ですね。
2014年3月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.05
カンガルーの本棚 過ちを繰り返さないために
小出裕章先生の、「原発ゼロ」(幻冬舎ルネッサンス新書)を、読みました。
小出先生の本を読むのは、これで4冊目ですが、最新作「原発ゼロ」は、
福島原発で、今起きていること、廃炉への道 などを、
分かり易く ていねいに説明されています。
「私たちの時代にやったことは、私たちでケリをつける。未来の子どもたちには決して残さない。」
福島原発の過酷な事故から3年が経とうとしている今、小出先生の決意が伝わります。
2014年3月5日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.04
7+8= ひなあられ
お仕事から帰ってきた おとうさんが、
「ナナ、いいもの あ げ よ」って、言います
どうせ、何かの ぬいぐるみなんでしょ。
わたしは、おとうさんを無視して、くつろぎます。
「ナナ、ほれっ」
おとうさんが、わたしの体に、何かを載せます。
なに なに、これ なんですか?
「おひなまつりの、『ひなあられ』を、買ってきてあげたよ」
おとうさんの言葉を、聞いたとたん、
「これ、も ら い」って、おねえちゃんが、行動を開始します。
おねえちゃん、それは反則ですよ。
所有権は、わたしにあるんですからね。
欲しかったら、「おて!」を、しましょうね。
2014年3月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.04
7+8= はるでしょボール
3がつになっても、おとうさんは いそがしそうです。
なにかの 「さつえい」や、
「きゅうきゅうとうばん」だと、いって
ボクと あそんでくれません。
こんなとき、おとうさんの きをひくのが
ボールあつめです。
こうえんに、おおきなボールが ひとつ。
「612こめ」は、こっちを むいてね、
「はるでしょボール」って、なづけます。
2014年3月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.03
7+8= あかい缶詰
「ナナちゃん、おめでとう! 今日 何の日か知ってる?」
朝一番に、おとうさんが、いつもの調子で ヘンな事を言います。
わたしのお誕生日でもないし、ハッちゃんのお誕生日でもありません。
「ナナちゃん、今日は 雛祭りでしょ」
おとうさんは、得意そうに 教えてくれます。
お散歩から帰って、朝ごはんに、あかい色の缶詰を開けてくれました。
「角切りお肉」って、書いてあります。
わたしは、おとうさんに、「ありがと」って、言いました。
2014年3月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.03
クリニックだより インフルエンザ流行中
3月2日、神戸市の休日急病診療所に出かけました。
9時のスタート前から、大勢の患者さんが待っています。
4時間の診察時間内に、
インフルエンザA型5名 B型10名
水痘2名 おたふくかぜ2名
の、おおいそがし
クリニックの外来でも、インフルエンザの患者さんが大勢来られます。
3月になって、インフルエンザが流行中です。
手洗い、うがい、マスク着用を励行してくださいね。
2014年3月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.02
カンガルーの輪舞曲 かみかみカンガルー
3月1日、インターネットテレビの収録をしました。
テーマは、「アトピー性皮膚炎へのプロアクティブ療法」です。
10分ほどの放映収録に、5人のスタッフがクリニックに来られ、
4時間を超える収録となりました。
いい間違えたり、言葉を咬んだりと
すっかり「かみかみカンガー」になりました。
本当にいい経験をさせていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいの、カンガルーです。
2014年3月2日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏