カンガルーの小部屋

  • 2014.05.31

    カンガルーの本棚 アンパンマンの正義

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    やなせたかしさんの「わたしが正義について語るなら」

    (ポプラ新書)を読みました。

    出会いは新聞の書評です。

    某中学校の入学試験の問題に取り上げられたという事で、

    手に取りました。

    子どもが初めに出会うキャラクターは「アンパンマン」

    正義の味方と、悪者「バイキンマン」がいて、

    分かりやすい筋書きと、ハピーエンド。

    子どもに受ける訳を、私なりに解釈していましたが、

    この本を読み、やなせたかしさんの人となりを知ると、

    アンパンマンに込められた骨太なメッセージに気づかされました。

    アンパンマンのテーマソング、

    「なんのために 生まれて、なにをして 生きるのか・・」

    子育て中の方も、子育てを終えられた方にも、

    必読の一冊です。

               2014年5月31日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏