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2015.01.31
7+8= きりのあさ
あめが あがって、おさんぽにいくと、
むこうが みえません。
こうえんに でかけても
おさき みえません。
「ハッちゃん すごい きり だね」
おとうさんは、おさんぽから
ひきかえそうとしますが
こんなときだから おさんぽたんけん だいじなことを
おとうさんは わかってません。
ようかいさんが いないか みわたします。
きりのあさも いそがしいです。
2015年1月31日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.30
クリニックだより 1月最後のおかあさんの勉強会
1月29日、おかあさんの勉強会を開きました。
1月は、1日から木曜日が始まったために、臨時の勉強会です。
冷え込むなか、10名のおかあさんにお集まりいただきました。
新入学、新入園の準備、
自然学校にむけての準備など、いくら時間があっても
足りないくらいです。
次回は、2月5日(木)、19日(木)に9時半から開きます。
ご興味のある方は、お集まりください。
2015年1月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.29
7+8= ギザボー
けさ さむいです。
にくきゅう つめたいです。
こうえんには だあれも いません。
でも ボクは さがします。
やった~、みつけた ぎざぎざボール。
ことし、はじめてです。
「683こめ」は、「ギザボー」って、なづけます。
2015年1月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.28
聴診器のむこうに 3分間まって
インフルエンザの季節には、
マスク姿が、大増殖
今日お会いした女の子は、手作りマスク。
「すごいね、手作りですか」と、おたずねすると、
「3分間で 作れます」
わたしが大好きな、カップラーメンのようなものですね。
「3分間、じっと 待つのだぞ」
2015年1月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.27
カンガルーの本棚 貧しさの再生産
新井直之さんの「チャイルド・プア」(TOブックス)を
読みました。
新井さんはNHK報道番組のディレクターさんです。
2012年10月に放送された番組が、書籍化されたものです。
車上生活を強いられた中学生
母親を失って引きこもった19歳
ホームレスだった25歳 などなど
社会の底辺で苦しむさまざまな若者が登場します。
「子どもの貧困」は、見えないのではない。
大人が見えなくしているのではないか。
新井さんは静かに訴えます。
子どもを知る手掛かりとなる1冊です。
2015年1月27日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.26
7+8= シャリシャリくん
こうえんを おさんぽ すると、
にくきゅうが、シャリシャリします。
「ハッちゃん、ことしも、『しも』の きせつになったね」
よくみると、じめんが、すこし、もちあがってます。
あるくと、シャリシャリ。
「しも」って、もちあがりのことを いうのかな。
シャリシャリの ことかな。
おとうさん、おしえるときは、「せいかくに」ですからね。
2015年1月26日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.25
カンガルーの本棚 ほろにがいRUN
米澤穂信さんの「ふたりの距離の概算」(角川文庫)を
読みました。
古典部に属するホータロー・える・里志・摩耶花の高校生の物語。
そこに、新入生が入部することからドラマは始まります。
マラソン大会のコースを走りながら、謎ときは進みます。
友だち、そして恋ばな。
終わってみれば、ほろ苦い青春のひとこま。
何十年も前の世界に引き戻されます。
かんがるうっ子との共通の話題が、ひとつ増えました。
2015年1月25日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.24
クリニックだより 模擬面接あれこれ
1月24日、医学部受験生を対象に、模擬面接を行いました。
県内各地から、大勢の高校生に参加していただきました。
自分が医師という職業を志したきっかけ
患者に寄り添う医療とは
広く、深く学ぶためには
生涯研修を続けていく気力を維持するために
現役の医師や看護師にとっても応えることが難しい質問を
投げかけます。
9時から1時近くまで、おつかれさまでした。
健康に留意して、みごと難関を突破してください。
2015年1月24日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.23
カンガルーの本棚 それぞれの想い
米澤穂信さんの「遠まわりする雛」(角川文庫)を、読みました。
神山高校古典部に在籍する、4人の高校生の物語。
バレンタインや、ひな祭りに起きる小さな事件の
謎ときを通して描かれる主人公の心の揺れ。
紙面から、青春の香が立ちのぼります。
かんがるうっ子 いち押しの一冊です。
2015年1月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.22
カンガルーの輪舞曲 おなかがすいて
1月21日、垂水区に講演に出かけました。
須磨区・垂水区にある民間保育園合同の
「食物アナフィラキシー」研修会です。
13時半からの講義に間に合うようにと、
外来を終えて、急いで地下鉄、市バスと乗り継いだものですから、
お昼抜きで会場に滑り込み。
ロールプレイングを交えた講義が終わると 16時すぎ
さすがに、おなかがすいて ヘロヘロです。
参加された保育士さんは、みなさん熱心にお聞きいただきました。
講演会は、お話する方も聞く方も体力が勝負。
それでもやせないのは、不思議です。
みなさま お疲れさまでした。
2015年1月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.21
7+8= まぎらわしくて
いつもと ちがう おさんぽコース
ボクの「たんていごころ」が、くすぐられます。
おうちの へいに ちゃいろくって まあるいものが・・
ここで、おまちでしたか ボールくん。
でも、いいにおいが とどきません。
これは、ボールじゃなくて、べつのもの。
まぎらわしいのは こまります。
2015年1月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.20
クリニックだより インフルエンザ流行中
1月18日、神戸市西部急病診療所に出かけました。
送迎の車が診療所に近づくと
その時期の神戸市の感染症の流行状況がわかるもの。
この日も、駐車場は満杯。
待合室も、超満席
少し早めに診察を始めましたが、
発熱の子どもが、途切れなく診察室に入られます。
インフルエンザA型、A型、A型・・・大流行です。
マスク、手洗い、人ごみを避ける。
かかったかなと思ったら、お医者さん。
はやく、あったかくなあれ。
2015年1月20日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.19
カンガルーの本棚 マクロな一冊
水野和夫さんの「超マクロ展望・世界経済の真実」
(集英社新書)を読みました。
年末に手にした「資本主義の終焉と歴史の危機」の作者です。
本作は、哲学者・萱野稔人氏との対談集です。
行き詰りつつある世界経済。
新自由主義にもとずく成長戦略への疑問。
明日の経済は、どの方向を目指すのか などなど
毎日の生活や診療活動の向こうに待っているものを
本書は教えてくれます。
2015年1月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.18
カンガルーの輪舞曲 今年はじめての講演会
1月17日 今年はじめての講演会に出かけました。
明石の保育士さんの集まりです。
阪神・淡路大震災で亡くなられた方へ黙とうをささげ、
食物アナフィラキシーの説明を始めます。
後半は、アナフィラキシーがおきた時を想定しての
ロールプレイング。
2時間に近い講演となりましたが、
最後まで熱心にお聞きいただき
講師冥利につきる会になりました。
ご準備いただきました先生方、ありがとうございました。
2015年1月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.17
かんがるう目線 20の年を受け継いで
1月17日 神戸で暮らす私たちには 特別の日。
午前5時46分 私たちの街は 悲しみの街に変わりました。
20の年を重ねて、私たちは何を学んできたのでしょう。
20の年を受け継いで、私たちは何をなしてきたでしょう。
1月17日 自分への問いかけに 言葉を失います。
ひとつでも 安全な街にするために
ひとつでも 住みよい街にするために
自分が暮らす場所で
自分が受け持つ役割の中で
なにか ひとつでも 積み上げようと思います。
2015年1月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.16
カンガルーの本棚 上の子はつらいよ
高濱正伸先生の「子どもを伸ばす『生まれ順』子育て法」を
読みました。
家族は、ひとつの社会です。
先に生まれた子どもは、両親の期待を一身に集め
手厚く、細やかに育てられます。
後に生まれた子どもは、適度の放任と自由を獲得します。
ひとりっ子は、自尊感情が高く、人生を楽しく過ごします。
高濱先生の離される「生まれ順」による子ども性格分析には、
思わず「ある ある」状態になります。
子育ての参考書として、お勧めの一冊です。
2015年1月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.15
7+8= それでもボクは
あさから あめが つよいです。
すこしだけ おさんぽに でかけても
ぬれワンコになって しまいます。
それでも ボクは まちの めいたんてい。
みぞの ちょうさは かかせません。
お~い ようかいさん いませんか。
いたら、あめで ながされないように してくださいね。
2015年1月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.14
7+8= だれかいますか
さむくなっても、ボクは げんきです。
おさんぽちゅうも フルかいてん
いろんなところを たんけんします。
みぞの なかだって、しゅびはんい。
ようかいさん いませんか~
いたら はやく でてらっしゃ~い。
2015年1月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.13
7+8= ようかいみつけっ
おさんぽこうえんに、まあるく ひかるもの。
クンクンすると、おかおが かいてあります。
「ハッちゃん、これって、いま はやりの
ようかいウォッチ じゃない」
おとうさんが、とくいそうに いいます。
もうすこし あるくと、ちがう おかおの ようかいさん。
こうえんは、ようかいさんが ヨ~デル・ヨ~デル です。
2015年1月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.12
カンガルーの本棚 アメリカの医療は今
堤未果さんの「沈みゆく大国アメリカ」(集英社新書)を
読みました。
オバマケアを境にして、崩壊していくアメリカ医療の現状が
書かれています。
日本の皆保険制度の存続も、
よその国のことだと のんきになんかしていられません。
混合診療や、株式会社病院、診療報酬の引き下げなど、
論議の背景にあるのは、アメリカの巨大資本の影。
国民の「いのち」が、憲法で守られるべきものだとする日本
「いのち」が、市場に並ぶ「商品」の一つだというアメリカ。
短い文章の中に私たちが守らなければならないものが見えてきます
今日は、成人の日です。
しっかりと学んで、お互い かしこい大人になっていきましょう。
2015年1月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏