カンガルーの小部屋

2015年 2月

  • 2015.02.28

    かんがるうっ子 いいことあるかな

    冬2015.02.23  (37)

    花粉症のかんがるうっ子は、毎日お薬をのんでいます。

    袋を開けて、机の上に取り出すと、

    お~、ミラクル。

    錠剤重ねの完成です。

    この幸運を、テスト問題のやまかけに使うのか、

    宝くじに使うのかは、あなたの自由ですからね。

                2015年2月28日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.27

    7+8= 忠犬ナナ公

    冬2015.02.23  (38)

    おかあさんと、おねえちゃんが 帰ってきました。

    おとうさんは、まだかな。

    でも、30分待っても おとうさんは 帰ってきません。

    おやつも 帰ってきません。

    わたしは、おとうさんに 早く会いたいです。

    早く、おやつを 食べたいです。

             2015年2月27日

             いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.26

    7+8= まねきいぬ

    冬2015.01.04  (23)

    おそとが あったかいと のんびりします。

    おとうさんも のんびりして 

    おにわに でてきて あそびます。

    ボクは こっちにきてねと アピールします。

    ボクは 「まねきいぬ」に なっちゃいます。

                  2015年2月26日

                  いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

     

  • 2015.02.25

    カンガルーの本棚 わかりあえたら

    41+mHQt2oVL[1]

    東田直樹さんの「自閉症の僕が跳びはねる理由」(エスコアール)

    を読みました。

    どうして目を見て話さないの?

    みんなといるよりひとりが好きなのはなぜ?

    フラッシュバックってどんな感じですか?

    跳びはねるのはなぜ?

    いろんな物を回しているのはなぜ?

    自閉症の子どもの行動を、東田さんは自分の体験に基づいて

    解き明かしてくれます。

    自閉症の子どもと仲良くなりたいあなたへの おすすめ1冊です。

                2015年2月25日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

  • 2015.02.24

    カンガルーの本棚 子どもの自立を妨げるもの

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    尾木直樹先生の「親子共依存」(ポプラ新書)を読みました。

    テレビでみた「尾木ママ」の会話がおもしろく、手に取りました。

    思春期の子どもの自立を妨げるもの3つ。

    親の過保護、過干渉、無関心。

    しかし、親側からすれば、就活不安や絆社会など、

    そうせざるを得ない社会的背景があるとも述べられます。

    子どもが主役の教育

    ギャップ・イヤーの導入

    奨学金制度の充実など、

    子どもの自立を促す提案もなされています。

    思春期の子どもさんがいる親御さん、必読の1冊です。

               2015年2月24日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.23

    カンガルーの本棚 にぎやかで懐かしく

    51vNks-D9CL[1]

    西加奈子さんの「円卓」(文春文庫)を読みました。

    主人公は、公団住宅に住む小学3年生「こっこ」。

    祖父母に両親、3つ児の姉の8人家族で暮らす「こっこ」は、

    孤独にあこがれます。

    夏休みが明け、ほんの少しだけ少女に近づいていく「こっこ」

    大阪弁が飛び交う公団の公園に、

    なつかしさを感じます。

              2015年2月23日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.22

    かんがるうっ子 油断しないで

    かんがるうっ子に、「合格グッズ」が 届きました。

    TVの特集で見た、「ゆるまないネジ」

    さっそく、日東精工さんにメール申し込みしました。

    商品名「ギザタイト」

    気をゆるめないで、集中力を持続する。

    かんがるうっ子にぴったりのグッズです。

    えっ、落とすといけないから 持ち歩かないですって、

    それは、集中力以前の問題ですね。

               2015年2月22日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏  

    冬2015.02.06  (27) 冬2015.02.06  (28)

  • 2015.02.21

    カンガルーの本棚 デジタル・ヘロイン

    61pQ-xMqt8L[1]

    岡田尊司先生の「インターネット・ゲーム依存症」(文春新書)を

    読みました。

    500万人とも言われる「インターネット・ゲーム依存症」

    通勤電車の中でも、まわりを見ればスマホ・スマホ・スマホ

    年配の方も、ゲームに熱中です。

    熱中と依存症の境界は・・・

    スマホやゲーム機を取り上げるだけでは解決できない依存症

    本書は、その現状と対策とが掘り下げて述べられています。

    不登校やひきこもりとの親和性が強く、

    人格崩壊にもつながりかねない「インターネット・ゲーム依存症」

    現代人必読の1冊です。

             2015年2月21日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

      

  • 2015.02.20

    7+8= おさんぽまえに

    おとうさんが ボクのへやに はいってきます。

    ワーイ あさの おさんぽ です。

    きんにくや すじを いためないように、

    じゅんびたいそう します。

    おててを のばして

    あしも のばして

    さあ、おとうさん、

    おさんぽじゅんびは いいですよ。

              2015年2月20日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2015.02.18  (21) 冬2015.02.18  (22)    

  • 2015.02.19

    カンガルーの本棚 彼が残したもの

    518J6dU-+VL[1]

    後藤健二さんの「もしも学校に行けたら」(汐文社)を

    読みました。

    アフガニスタンの内戦の後、いち早く現地に入り、

    後藤さんは 人々の暮らしを その目で確かめます。

    以下、後藤さんのあとがき(P132)からの引用です。

    『「対テロ戦争」「テロとの戦い」とわたしたちがまるで

    記号のように使う言葉の裏側で、

    こんなにたくさんの人たちの生活が

    ズタズタに破壊されていることを、知らないでいたのです、

    あるいは知らせずにいたのです。

    自分は、いかに盲目的だったかと激しく自分を責めました。・・

    その中で、唯一の希望は子どもたちです。

    わたしたちにできることは、さまざまな方法で、

    彼らに手をさしのべ続けることなのではないか、そう思います。』

    後藤さんの著書が、読み拡がることを願います。

                2015年2月19日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.18

    散歩の楽しみ 雨あがりに

    冬2015.02.16  (15)

    雨あがりのお散歩道に、水仙の花。

    吹く風は、まだまだ冷たいのですが

    そこだけ 春の暖かさが感じられます。

    ナナちゃん、もうすぐ春ですよ。

    きれいなお花の写真を、いっぱい撮りましょうね。

              2015年2月18日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.17

    かんがるうっ子 おぬしも悪よのう

    冬2015.02.15  (46) 冬2015.02.15  (47)

    バレンタインにいただいた、小判チョコ。

    形も大きさ、重さも 本物そっくりに作られています。

    横に並べたり、縦につみあげたりして

    かんがるうっ子にも、おおうけです。

    「越後屋、おぬしも、悪よのう」

    時代劇の定番セリフも、飛び出します。

    チョコが食べられないナナは、

    「犬に小判」とばかりに 知らぬ顔。

    家族で楽しめるチョコ、感謝です。

                2015年2月17日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.16

    散歩のたのしみ 春がすみ

    冬2015.02.15  (4)

    お買い物に出かけると、向こうの山が霞んで見えます。

    文学的に表現すれば、春霞み。

    環境論的には、PM2.5の襲来

    そして、アレルギー的には、花粉症の季節になりました。

    つらい季節が やってきました。

    マスクに花粉症用メガネ。

    みなさん、準備は十分ですか。

                2015年2月16日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

      

     

  • 2015.02.15

    散歩のたのしみ こんなところに

    2月14日 小児科学会の地方会に出かけました。

    全国学会とは違い、日常の診療で出会う

    「こんなことがあったよ」「みなさん、気をつけましょうね」的な

    発表が続きます。

    小さな経験ですが、「なるほど」と、お得感があります。

    会場のホールを後にして、阪急塚口駅を目指して歩きますと、

    側溝に白いかげ。

    あまりきれいでない流れの中を、サギが歩いています。

    「こんなところに、こんなことが」を探す楽しみは、

    診察室でも、街中でも、同じなのですね。

               2015年2月15日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

    冬2015.02.14  (12) 冬2015.02.14  (14)    

  • 2015.02.14

    カンガルーの本棚 静かな物語

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    初野晴さんの「向こう側の遊園」(講談社文庫)を、読みました。

    「ハルチカシリーズ」の明るさ、騒々しさに比べ、

    静かで悲しくて、不思議なヒトと動物の物語。

    次に手に取る本も、初野作品に決まりです。

              2015年2月14日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2015.02.13

    カンガルーの輪舞曲 みんなの力で

    2月13日 奈良県の栄養教諭研修会に出かけました。

    県下から、100名近くの学校栄養士さんが集まられました。

    食物アナフィラキシー対策の実務は、栄養士さんと養護の先生が

    担っておられます。

    ともすれば、教科の先生の中では孤立しがちとお聞きします。

    食物アナフィラキシーが起きたときには養護の先生が

    中心になられますが、

    起こさないための対策の中心は栄養士さん。

    ロールプレイングを通じて、お互いの仕事への理解を

    深めていただけたでしょうか。

    食物アナフィラキシーを起こす子どもが、安全に学校生活を

    過ごすために、先生方のお力添えを、よろしくお願いいたします。

    同行いただいた新田栄養士さん、本田栄養士さん

    お疲れさまでした。

                2015年2月13日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2015.02.12  (46) 冬2015.02.12  (47) 冬2015.02.12  (48)

  • 2015.02.12

    カンガルーの本棚 おもしろ深い青春

    初野晴さんの「ハルチカシリーズ3・4」(角川文庫)を

    読みました。

    3作目のタイトルは、「空想オルガン」

    収められている4つの短編の中で「十の秘密」がおもしろい。

    4作目のタイトルは、「千年ジュリエット」

    4つの短編の内「エデンの谷」は、音楽教育の現状

    「失踪ヘビーロッカー」は、どたばたサスペンス

    そして「千年ジュリエット」は、悲しい物語。

    どの短編も、社会的な問題を含みながらも、おもしろく、ほろ苦く

    かんがるうっ子と、読後感想で大盛りあがりしました。

    もう一度読んでみたいなと思うシリーズ作品です。

               2015年2月12日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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  • 2015.02.11

    聴診器のむこうに 3分間まって

    冬2014.12.10  (11)

    インフルエンザのシーズンは、

    マスク姿が増殖中。

    女の子の顔には、少し大きめの ジバニャンマスク。

    「わたしが 作りました」と、おかあさん。

    「すごいですね」と いいますと、

    「3分間あれば、できるんです」

    3分間ですか、

    それって お昼ごはんの待ち時間。

    お湯を注いで、待つ間に、

    ジバニャンマスクができるなんて、驚きです。

                2015年2月11日

     

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2015.02.10

    7+8= はやくお帰り

    朝のお散歩の帰り道、

    知らないワンちゃんが、こっちを見ています。

    トコトコと、ハッちゃんの方に近付いてきます。

    よく見ると、リードがついてません。

    迷い犬さんです。

    急いでおうちに帰り、ここからはおとうさんの出番です。

    わたしのリードと、おやつを持って、

    ワンちゃん探しに出かけます。

    「寒かったわ、手も、耳も かちかち」

    辛抱足らずのおとうさんは、30分ぐらいで帰ってきます。

    迷い犬さんは、見つからなかったようです。

    はやくお帰り、

    飼い主さんが待ってますよ、迷い犬さん。

              2015年2月10日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2015.02.09  (29) 冬2015.02.09  (30)

  • 2015.02.09

    聴診器のむこうに ほっぺちゃん

    冬2015.02.06  (19)

    もうすぐ3才の女の子は、

    いつも お人形と一緒です。

    今日は、細長くて 長いもの

    名前は 「ほっぺちゃん」

    おうちで飼ってる ワンワンと 同じ名前です。

    いろんな かわいいに囲まれて、大きくなあれ。

             2015年2月11日

             いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

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