カンガルーの小部屋

  • 2015.06.21

    カンガルーの本棚 ひとすじの希望が

    71qVYIQyi0L[1]

    中脇初枝さんの「きみはいい子」(ポプラ文庫)を、読みました。

    急速に開発が進む住宅街で、綴られる6つの物語。

    学級崩壊

    児童の虐待

    生涯がある子どもを育てること

    母親の介護

    重いテーマに、読み進める手が、何度も止まります。

    ラストの ひとすじの希望の光を信じて・・

    文庫本の帯には、次のようなキャッチコピー

    「誰かの子どもだった、すべての人に」

    お読みいただきたい1冊です。

                 2015年6月21日

                 いたやどクリニック 木村彰宏