カンガルーの小部屋

2015年 8月

  • 2015.08.12

    7+8= 定員オーバーはおとうさん

    夏2015.08.10  (101) 夏2015.08.10  (106)

    旅行から帰ってきたおとうさんが、私を見て、こう言います。

    「ナナちゃん、今日、森の中で かわいいネコちゃん、見つけたよ

    おうちに連れて帰ろうと思ったけど、

    ナナちゃんと けんかするかもしれないから・・」

    そうです、おうちは、おねえちゃんと、わたしと、ハッちゃんと、

    それに、おとうさんとで、子どもの定員は、いっぱいです。

    ネコちゃんを連れて帰ってきたら、おとうさんが定員からはみ出すんですからね。

    そこんところ、よおく考えたうえで、行動してくださいね。

    困るのは おとうさんですからね。

                    2015年8月12日

                    いたやどクリニック 木村彰宏  

     

  • 2015.08.11

    カンガ旅行記 どんどこ踊り

    夏2015.08.10  (87) 夏2015.08.10  (71)

    夏休み、かんがるうっ子と香川に出かけます。

    目指すは観音寺・琴弾公園の銭形砂絵。

    一目見ると、健康運と、金運に恵まれるとのことです。

    丘に上り、宝くじを手に、トトロの映画のように

    どんどこ踊りで、祈りを捧げます。

    「当たれや ドリームくじ。当たれや、あたれ」

    かんがるうっ子も、あきれ顔です。

                2015年8月11日

                いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.10

    かんがるうっ子 夏休みはカラオケで

    夏2015.08.09  (68) 夏2015.08.09  (62)

    夏休みは、暑さとの戦いです。

    お散歩、水やり、もう 汗だくです。

    納涼を兼ねて、カラオケにいくと、

    いきものがかり、中島みゆき、さだまさし

    カラオケマシンの得点を競うと、熱くなります。

    かんがるうっ子は、この日、キロロで最高得点。

    思わず、ガッツポーズが 飛び出します。

    夏休みはカラオケで、ますます暑くなります。

              2015年8月10日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.09

    カンガルーの本棚 重い1ページ

    1

    「絶歌」(太田出版)を、読みました。

    小児科の田村先生にお借りしたのですが、10日経っても少しも読み進みません。

    重い重い1ページ

    4分の1ほど読み、あまりにも心がこもらない文章に自分なりに納得し、

    もう読まないと宣言したものの、やはり気になり中盤から後半戦へ

    母親との会話、2人の弟との交流の中で、少しずつ彼の混乱、弱さ、本心が現れてきます。

    「人を殺すことは、なぜよくないのか」

    彼は問い続け、自分なりの答えを見つけます。

    この本を読みながら、さだまさしさんの「償い」を思い出しました。

    亡くなられた お二人の方に、あらためて哀悼の意を表します。

    彼が、自分のなした罪から逃げることなく、元少年Aからふつうの大人に変わられることを切に希望します。

                    2015年8月9日

                    いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.08

    聴診器のむこうに カッパのもと

    夏2015.08.07  (23) 夏2015.08.07  (21) 夏2015.08.07  (22)

    6才の男の子が 「これ、なあに?」

    オレンジ色の、ふたを手にもって、「これ、なあに?」

    問われて答えないのは、カンガルーの主義に反します。

    男の子の頭に載せて、「カッパのもと だと思うよ」

    まえ、よこ、うえと、撮影を敢行します。

    かわいい子ガッパさん、さあ 診察をはじめましょうね。

                   2015年8月8日

                   いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.07

    カンガルーの輪舞曲 白熱の質疑応答

    夏2015.08.06  (25) 夏2015.08.06  (29)

    8月6日、芦屋市のアナフィラキシー研修会に出かけました。

    9時半から12時過ぎまで、少し長すぎたかと反省です。

    質疑応答では、エピペンを使うタイミングについて、議論白熱。

    機械的でパターン化した行動は、結局使うタイミングを逸するように思います。

    アナフィラキシーを見たことがない先生方に

    なにを、どのようにお伝えするのか、

    道まだ遠しという感を強くしました。

                  2015年8月7日

                  いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.06

    聴診器のむこうに じょうずにガブリ

    7才の男の子の上着は、ジョーズの絵柄

    手を入れると、口がガブガブします。

    さっそく、わたしの指を近づけると、ガブリ。

    ジョーズに、じょうずに、ガブリされました。

               2015年8月6日

               いたやどクリニック 木村彰宏

    夏2015.08.06  (30) 夏2015.08.06  (32) 夏2015.08.06  (31)

  • 2015.08.05

    7+8= みみずさんレスキュー

    こうえんで、おんなのひとが ふたり

    たったり すわったり あるいたり 

    あやしい うごきです

    ボクは おみみをたてて さっそく ちょうさ かいしです。

    「みみずさん でてくるから あかんのよ、

    もどしといたげるから、もう でてきたら あかんよ」

    じめんと おはなしするなんて

    これは ますます あやしいです。

    あついときも、ボクの たんていごっこ いそがしいです。

               2015年8月5日

                 いたやどクリニック 木村彰宏

    夏2015.08.04  (10) mimizu[1]

  • 2015.08.04

    カンガルーの輪舞曲 ロールプレイングづくし

    夏2015.08.04  (42)

    8月4日、須磨区の中・高学校に出かけました。

    アナフィラキシーの研修は、この学校では3回目。

    講義、ロールプレイング、講義、ロールプレイング、講義と、

    アナフィラキシーが起きた時の実践を3回繰り返します。

    実際にアナフィラキシーが起きた時の適切な対応は、

    もっと過酷なものが要求されるのですが、

    ロールプレイングでも、みんなの前で演じられるだけで、

    体や頭が止まってしまいます。

    それでなくても学校は、課題が多くて大変なのですが、

    その上にまた一つ危機管理のお願いをすることは、申し訳なく思います。

    何も起こらなければ、一番いいのですが、

    アナフィラキシーや重大事故が起きた時の初期対応は大切です。

    今後とも、よろしくお願いいたします。

                 2015年8月4日

                 いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.03

    カンガルーの輪舞曲 おかあさんといっしょ

    夏2015.08.02  (98) 夏2015.08.02  (94) 夏2015.08.02  (96)

    8月2日、神戸で開かれた「61回日本母親大会」に出かけました。

    わたしの仕事は、分科会の助言者の役

    分科会のテーマは「遊んで学んで子育てきらきら」

    共同助言者の、熊丸みつ子さんに圧倒されながら、

    午前、午後の分科会を進めます。

    200名近くのお母さん、子どもさんと、遊んで、学んで

    濃厚な夏の1日になりました。

                 2015年8月3日

                 いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.08.02

    シネマ・カンガルー 子どもに引かれて18世紀

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    DVD「Amazing Grace」(2006イギリス)を観ました。

    時は18世紀、奴隷貿易が盛んなころ、奴隷廃止運動に身をささげた

    ウィリアム・ウィルバーフォースの物語です。

    誰もが知っている讃美歌Amazing Grace」に、

    そのような壮絶な実話が隠されていたことを、知りませんでした。

    宗教と人類愛から、偏見にも屈することなく

    議会を変え、奴隷を解放に導く生き方に

    強く共感を覚えました。

    このDVDは、かんがるうっ子が探してきたもの。

    先に見て、「おとうさんに絶対に合うから」と、勧められました。

    夏の暑い日、感動の日になりました。

                 2015年8月2日

                 いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2015.08.01

    散歩のたのしみ ブルームーンに願いを込めて

    夏2015.7.31  (122)

    7月31日は、ブルームーン

    この言葉には諸説があるそうですが、

    ひと月の間に、満月が2回めぐるときにも使われます。

    7月は2日と、31日の2回満月が巡りました。

    ブルームーンは、不吉なこと、それとも幸運をもたらす月?

    カンガルーは後者を採用し、ハッちゃんと一緒に見上げます。

    購入したばかりの宝くじを、月明かりにかざし、

    幸運を願います。

    ブルームーン、それは不思議な夜。

    ハッちゃんにも、幸運が訪れますように。

               2015年8月1日

               いたやどクリニック 木村彰宏

     

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