カンガルーの小部屋

  • 2015.09.15

    カンガルーの本棚 めぐりあえる幸せ

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    椰月美智子さんの「しずかな日々」(講談社文庫)を、読みました。

    5年生になった男の子の、ひと夏のお話。

    ホースでかける水の冷たさや、

    お塩をふりかけてほおばるスイカの甘さ

    最終ページに書かれた

    「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく」

    この1行が、こころに残ります。

    今年の100冊目も、大当たりの1冊になりました。

              2015年9月15日

              いたやどクリニック 木村彰宏