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2015.09.13
7+8= バナナじゃないよ
おさんぽみちで、
「ハッちゃん、バナナ」って、おとうさんが いいます。
おつきあいで みると
みどりいろの、ながぼそいの
でも、バナナなんかじゃ ないですよ
ボクには、りっぱな おはなが ついてます。
ほんものか にせものか、おはなで わかります。
おとうさんこそ、だまされないように きをつけてくださいね。
2015年9月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.12
聴診器のむこうに 立派なキリンに
診察室に座ったのは、キリンの赤ちゃん
まだ9カ月だけど、からだのぶちも、はっきりと
「シッポもついています」と、おかあさん。
しっかり食べて、しっかり遊んで
りっぱな おとなキリンに なってくださいね
2015年9月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.11
カンガルーの輪舞曲 あさのお願い
9月10日、垂水で講演をしました。
アレルギーおかあさんの会「らいちょう」さんの、お招きです。
駅近くの海神社は、人通りも少なく、
お願いの競争率は、低そうです。
宝くじのお願いは、お聞き届けていただけなかったので、
今朝は、子どもの健康と、成績向上がお願い事
さあ、講演会もがんばるぞ~
2015年9月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.10
聴診器のむこうに なかよし鉄ちゃん
4才の男の子のおかあさんが、スマホの写真を見せてくれます。
2014年6月のブログに載せた写真です。
あきた新幹線 E5系「こまち」で、シャツ、靴 靴下とそろえた写真です。
「この子と、大の仲良しで・・」と、おかあさん。
目の前の男の子をもう一度見ると、
北陸新幹線 E7系「かがやき」、一色です。
さっそく 靴も脱いでもらい、靴下も撮影します
E5系、E7系
ふたりそろって、なかよし鉄ちゃん。
ふたりで走れば、運動会のリレーは、優勝間違いなしですね。
2015年9月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.09
カンガルーの本棚 生きづらさを抱えながら
穂高明さんの「かなりや」(ポプラ文庫)を、読みました。
虐待を受けていた女子高校生、パワハラで苦しむ青年
パニック障害で動けなくなる女性、
そして、忙しい日々の中に、こころをすり減らしていく医師
生きづらさを抱えた人を、
お寺の住職の家族が、やさしく支えていきます。
今年99冊目になる本は、いつまでも記憶に残りそうな1冊です。
2015年9月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.08
聴診器のむこうに おひげの王子さま
高木先生の診察室をのぞくと、
「おひげの王子様」が座っています。
10か月になったばかりなのに、
立派な口ひげです。
ここまで早熟だと、高木先生、
診断名は、どのようにつけたらよいのでしょうか
2015年9月8日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.07
カンガルーの本棚 てこじいと一緒
湯本香樹実さんの「西日の町」(文春文庫)を、読みました。
10才の少年と母が暮らすアパートに、
「てこじい」が、転がり込んできます。
何も言わず、いつも壁に寄りかかり一日を過ごす「てこじい」
母の気がおかしくなりかけたとき、
「てこじい」は、バケツ一杯の赤貝を 海から採ってきます。
大人になった少年は、
その貝殻を見るたびに、西日さすアパートを思い出します。
祖父と、母と、少年との、大切な時間を思い出します。
2015年9月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.06
聴診器のむこうに おかあさんの嘆き
診察室の兄弟に質問します。
「ねえねえ、夏休み楽しいことあった?、どこかお出かけしたの?」
4才の妹は、「どこも行ってない」
10才のお兄さんは、「どこやった?」と、おかあさんに尋ねます。
おかあさんは、がっかりした顔で
「キッザニア行ったでしょ。海も、プールも、イングランドの丘も」
「おとうさんが、時間取ってくれたのに、かわいそう」
そうです、そういうものです。
楽しい思い出は、言葉に出来なくても、大切にしまわれていますよ。
写真を見せて、思い出の反復学習は必要ですけどね。
2015年9月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.05
カンガルーの本棚 となりの他人
穂高明さんの「これからの誕生日」(双葉文庫)を、読みました。
バス事故で友だちを失い、ひとり生き残った千春を襲う罪悪感。
探そうとして見つけられない 生きていく意味
そんな千春の心を、まわりの人の目を通して描きます。
藤田香織さんが解説の中で書かれているように、
「相手の立場になって物事を考える」難しさを、
この小説は、それでも温かく伝えてくれます。
2015年9月5日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.04
聴診器のむこうに 一緒にワンワン
2才少し前の女の子のシャツ柄は、黒いろワンワン。
わたしも ワンワンTシャツに着替えて、自撮りします。
ふたり並んで、ワンワン撮影会。
でも、この図柄、クマさんかもしれないですね。
2015年9月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.03
クリニックだより いたくりちゃん1号
9月2日より、クリニックのゆるキャラ「いたくりちゃん」の
シールをお配りしています。
虹色の服を着て、手を振っています。
第一号は、9か月の女の子に手渡しました。
小児科限定のレアものです。
ご希望の方はクリニックに来られた時に、お申し出くださいね。
2015年9月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.02
カンガルーの本棚 向こうへの手紙
湯本香樹実さんの「ポプラの秋」(新潮文庫)を、読みました。
大きなポプラの樹に誘われて、母とふたりで暮らし始めたアパート。
小学生の千秋は、不思議なおばあさんに出合います。
おばあさんと交わした ふたりの秘密とは・・・
あたたかな、そして明日に踏み出す
静かな1歩へとつながる物語です。
2015年9月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.09.01
カンガルーの本棚 スタンド・バイ・ジー
湯本香樹実さんの「夏の庭」を、読みました。
いつも戸が閉まり、夏というのに一日こたつに座って過ごす
一人暮らしのおじいさん
ぼくは、友だちと3人で、おじいさんを見張ることにします。
やがて、3人とおじいさんの間に生まれる友情
夏が過ぎ、庭にコスモスが咲くころ、
少年たちは 大人へと歩き始めます。
日本児童文学者協会新人賞 受賞作品です。
2015年9月1日
いたやどクリニック 木村彰宏