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2015.10.31
クリニックだより これで安心
10月30日 職員勉強会を開きました。
今回のテーマは、「夜尿症の初期診療」です。
小学校入学を控え、心配なことの一つに「おねしょ」があります。
大きくなれば治っていく子どもが多いものの、
高学年になっても、5%近くの子どもが「おねしょ」で悩んでいます。
夕方から、水分摂取を控え、
おねしょが起きた時に、音で知らせる「アラーム療法」
そして、抗治尿剤の「ミニリンメルト療法」
子どもたちの心配事を、1つでも減らすことができれば幸いです。
2015年10月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.31
カンガルーの輪舞曲 あわせて200人
10月29日、明石市の放課後学童倶楽部の指導員の先生方と
アナフィラキシーの勉強をしました。
先週の研修会と合わせて、200人の方にメッセージを送ります。
もしもの場合、力を合わせてどう行動すればよいのか。
どの顔も真剣です。
子どもたちが安心して、放課後を過ごすことができるよう、
よろしくお願いいたします。
2015年10月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.30
7+8= しんやのボール
きょうの おさんぽは おそいです。
11じを こえてます。
ねむいけど、おとうさんに おつきあいしてあげます。
かえりみちの うえこみから、
なんだか いいにおい。
まっくらだけど、なんかいもジャンプして、さがします。
「736こめ」は、「しんやのボール」って、なづけます。
2015年10月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.29
カンガルーの本棚 勇気が出るレシピ
井吹有喜さんの「四十九日のレシピ」(ポプラ文庫)を、読みました。
妻を亡くした夫、母を亡くした娘。
訪れる失意と虚脱の日々に、残された手紙を見つけます。
「四十九日には、明るく盛大に送ってほしい」
妻が、そして母が望んでいたこと。
突然現れたヤンキー娘と、準備が始まります。
「あしあとの記」を作る中で、空白の白さが目立ちます。
やがて、物語は・・
家族の再生を願う、心温まる1冊です。
2015年10月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.28
カンガルーの本棚 それぞれの青春
椰月美智子さんの「恋愛小説」を、読みました。
20代の男女が織りなす恋愛模様。
笑いころげ、泣きはらし、裏切り、裏切られ、
優しく、身勝手で、おとなになり 思い返すときに、
それは「狂気の恋」そして、「ぎりぎりの恋」
身近に過ごせば、迷惑な主人公たちが、憎めなく
いつまでも心のなかを、駆け巡ります。
2015年10月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.27
カンガ旅行記 さわやかな風の中を
東京での講演の翌朝、
早起きをして、朝の町を散策します。
文京区にある根津神社は、町中にあるとは思えない静けさ
拝殿は、朝日の中で輝き、
神楽殿を、さわやかな風が吹き抜けます。
ああ、訪ねてきてよかった。
いい一日がはじまります。
2015年10月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.26
カンガルーの輪舞曲 日の出とともに
10月24日、あとぴっ子さんのお招きで、東京に出かけました。
朝9時半からの会議に間に合うように、6時過ぎの「のぞみ」で上京します。
今回の講演テーマは、「二重抗原暴露仮説が切り開いた新しい治療法」
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーとの関係を説明します。
全国から集まられた患者団体のみなさんと、二次会、三次会と盛り上がりました。
2015年10月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.25
カンガルーの本棚 レッツ・ビギン
重松清さんお「空より高く」(中公文庫)を、読みました。
廃校予定の高校に通う3年生。
先生の口から出る言葉は、「最後の・・」という枕詞
閉ざされた未来にとまどう彼らが、少しずつ目ざめます。
レッツ・ビギン
若い人たちだけではなく、
我々世代のお尻をも軽やかに後押ししてくれる1冊です。
2015年10月25日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.24
7+8= きりんのきせつ
「わあ ハッちゃん、たいへんだあ」
おとうさんが、ヘンな こえを あげます。
いつものことだから、ボクは むし します。
「ハッちゃん きりんさん だぜ!」
「これって、めや おはな かゆくなるんよ」
ボクは、きいろい おはなをみて
いちおう つきあってあげます。
いつも ヘンな おとうさん。
はずかしいから、だまって おさんぽ おねがいしますね。
2015年10月24日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.23
カンガルーの輪舞曲 秋の明石で
10月22日 明石市の放課後学童倶楽部(学童保育所)の指導員の先生方と
アナフィラキシーの勉強をしました。
講義のあとは、ロールプレイング
ワイワイがやがやと、にぎやかに
子どもに異変が起きた時の対応を学びます。
9時半から、12時まで
お疲れさまでした。
2015年10月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.22
7+8= 男たちのすることって
お散歩の途中で、おとうさんが どこかに消えてしまいます。
ハッちゃんは、柵につながれたままです。
階段の上から探していると、
おとうさんが どこからか現れて、
レンガの上に、ボールを並べて 得意そう。
ハッちゃんも、うれしそうに 尻尾を振っています。
ボール集めですって。
男たちのすることって、わたしには分かりません。
階段の上を、心地よい風が吹いています。
2015年10月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.21
7+8= さくのむこうに
こうえんの さくのむこうに ボールさん
ボクは おくびを のばしたり
あなを ほって がんばります。
「ハッちゃん、とってきて あげる」
おとうさんは、むりして さくを のりこえます。
いきを きらして もどってくると
ポケットから たくさん ボールさん
ちいさいの 2つと、おおきいの 3つ
「731こ、732こ、733こ、734こ、735こ」
のだいしゅうかく
みんなそろって 「さくのむこうにボール」って、
なづけます。
2015年10月21日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.20
7+8= さらわれボール
ナナちゃんは、おなかを こわしてます。
よなかに、おさんぽに いったそうです。
おとうさんの ヘンな おやつが げんいんだと おもいます。
そのとき、ボール みつけと おしえてくれました。
あさになって、こうえんにいくと、おおきなボール。
においをかいでると、こうえんを おそうじする おじさんが
「これ、もっていくわ」と、ボールをさらっていきます。
ボクは、しっかり ほえたけど、
さらわれてしまいます。
「730こめ」は、「さらわれボール」って、なづけます。
2015年10月20日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.19
7+8= あきのしゅうかくさい
おやすみの あさは おねえちゃんと おさんぽです。
いつもより、すこしだけ、あさねぼうです。
こうえんにつくと、くさが きれいに かってあります。
こんなあさは、なにかが みつかりそう。
やっぱり、ゴルフのボールと、
やきゅうのボール みつけ
「728こめ、729こめ」は、「あきのしゅうかくさいボール」って、
なづけます。
2015年10月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.18
カンガルーの本棚 揺れ動くこころ
湯本香樹実さんの「春のオルガン」(新潮文庫)を、読みました。
小学校を卒業したばかりの12歳のトモミは、
祖母の死や隣家とのトラブルに、こころを傷めます。
わからないこと、理解できないこと、
どうしようもないことの前で
トモミは、立ちすくみます。
湯本さんのあとがき、
角田光代さんの解説がとてもいい。
おとなへと旅立つ少女の勇気を教えてくれる1冊です。
2015年10月18日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.17
散歩の楽しみ ひかりの国
朝日の中を、ナナとお散歩に出かけます。
高台から見下ろすと、
家々の窓が、金色に輝きます。
秋の一日が、キラキラと始まります。
ナナちゃん、今日も一日、いい日でありますように。
2015年10月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.16
クリニックだより 10月の勉強会
10月15日、定例の「おかあさんの勉強会」を開きました。
運動会シーズンも過ぎ、
修学旅行の相談や、次年度新入学に当たっての相談など、
6名のおかあさんが参加されました。
薬学部の学生さん2名も見学、
伝えることの難しさとともに、
患者さんの悩みをお聞きすること、
共有することの大切さを、分かっていただければと思います。
次回は、11月5日(木)9時半スタートです。
おかあさん方のご参加を、お待ちしています。
2015年10月16日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.15
7+8= おかあさんこないかなあ
ねるまえの たのしみは、おやしょくです。
おかあさんが、もってきてくれます。
ボクは、おかあさんがくるのが、まちどおしいです。
ものおとがすると、からだが うごいてしまいます。
こんやの おやしょくは、なにかなあ。
2015年10月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.14
カンガルーの本棚 しあわせのお手伝い
宮下奈都さんの「メロディ・フェア」を、読みました。
化粧品会社のビューティーパートナーに就職した結乃は、売り上げは伸びず、
どの商品を勧めればよいのか、迷うことばかりの新人さん
そんな彼女に転機が訪れます。
メイクで、人をハッピーに変える
ほんの少しのお手伝いが、結乃をワクワクさせ、成長させていきます。
映画「小さな恋のメロディー」に使われた、
ビージーズの名曲「メロディ・フェア」を聞きながら、
お化粧とは縁遠いわたしも、こころはすっかりメイクアップです。
2015年10月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.13
7+8= おとうさんの青春
おとうさんが、酔っぱらって帰ってきました。
おまけに上機嫌です。
私が寝たふりをしていると、頭をなでながら
「ナナ、今日、高校のテニス部の同窓会にいってきたよ」と、
話だします。
なんでも、高校時代のおとうさんは痩せていて
毎日テニスをしていたそうです。
同級生や先輩、後輩と話をして、すっかり盛り上がったそうです。
今のおとうさんからは、100%想像つかないけど、
おとうさんにも 青春があったんだなと、思いました。
2015年10月13日
いたやどクリニック 木村彰宏