カンガルーの小部屋

  • 2016.02.18

    カンガルーの本棚 こころの目

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    宮部みゆきさんの「桜ほうさら」(PHP文芸文庫)を、読みました。

    時は江戸、父親を陥れた犯人を捜すサスペンス。

    偽文書が現れるくだり

    「目はものを見るだけだが、心は見たものを解釈する

    人が生きるということは、目で見たものを心にとどめてゆくことの積み重ねであり、

    心もそれによって育っていく」

    この一文に納得です。

              2016年2月18日

              いたやどクリニック 木村彰宏