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2016.02.09
カンガルーの本棚 形がない贈り物
角田光代さんの「Presents」(双葉文庫)を、読みました。
生まれて初めてのプレゼントは、両親からいただいた名前。
入学の時の贈ってもらったランドセル。
1人暮らし
恋愛、失恋、結婚、長い結婚生活
そして、最後にいただいたプレゼントとは
人生で出会う、12のプレゼントを綴る物語です。
2016年2月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.08
クリニックだより あれから5年が
2月7日 兵庫民医連の避難者健診に参加しました。
東京電力の福島原発事故の後、
関西に避難されてきた方の健診です。
わたしの役割は、子どもたちの診察。
事故直後の様子と、今の健康状態をお聞きします。
あれから5年、子どもたちは大きくなり
新しい環境で元気に暮らしています。
でも、ご両親の心の奥底にある健康への不安は、
消し去ることができません。
健診を通じて、少しでも心の支えになれることをと願いました。
2016年2月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.08
散歩のたのしみ 雪の朝の吉兆
避難者健診に出かけるお休みの朝、
ドアを開けると一面の雪景色。
駅まで、転ばないように出かけます。
東の空を見上げると、雪雲の間から朝焼けの雲
数匹の竜が、跳ね踊っているようです。
これは、吉兆、これは、吉兆。
平安時代の人は、こう思ったに違いません。
さあ今日一日、がんばろう。
2016年2月8日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.07
7+8= 合格ワンちゃん
寒い日が 続いていますね。
センター試験が終わって、
高校のおねえさんは次の試験の準備の真っ最中。
中学のおにいさんは、高校受験の追い込みです。
わたしも、「合格はちまき」を頭にしめて、気合を入れます。
受験生のみなさん、
体調に気をつけて、頑張ってください。
全員、合格できますように
2016年2月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.06
クリニックだより 立春の朝の勉強会
2月4日、おかあさんの勉強会を開きました
日中の日差しには、あたたかな春を感じますが、
朝夕の冷え込みは続きます。
立春の朝、6名のおかあさんにお集まりいただきました。
皮膚炎と食物アレルギー、
花粉症と食物アレルギー
初期の治療戦略
アナフィラキシーになってからの食べ進め方 などなど
風邪きみの聞き取りにくい声で、13時近くまでのディスカッションは続きました。
次回は、2月18日(木)9時半からです。
ご興味がおありのおかあさん方は、是非お越しください。
お待ちしております。
2016年2月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.05
カンガルーの本棚 普通のわたし
宮下奈都さんの」田舎の紳士服店のモデルの妻」」(文春文庫)を、読みました。
夫の病気から、田舎に引っ越すことを余儀なくされた梨々子。
餞別にと渡された10年連用の日記に綴られていく「普通の日々」
子どもの母でもなく、夫の妻でもなく、祖母の娘でもなく、
流れていく日々。
10年が過ぎ、顔がある人との間で生きていく私。
いま「普通のしあわせ」を生きている実感。
喜びと哀しみとが綴られた、ひとりの女性の物語です。
2016年2月5日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.04
7+8= わたしにおまかせ
節分の夜、
巻き寿司の丸かぶりのあとは、豆まきです。
「鬼は外、福は内」
おとうさんの声が聞こえます。
「あいたた たたた」
鬼役のおねえちゃんの声が聞こえます。
そのあと、わたしの出番です。
お庭が汚れないように、お掃除します
節分の夜は、わたしにまかせてくださいね。
2016年2月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.03
クリニックだより 安心してください
寒い季節になると、アトピー性皮膚炎の相談が増えます。
この日も、4カ月の赤ちゃんがふたり来院されます。
これまでの経過をお聞きし、診察を終えると、
最後は採血をして、アレルギーを調べます。
寒い日に、小さな赤ちゃんの血管に 注射針を入れるのは至難の業。
赤ちゃんは、大きな声で泣き出します。
でも、安心してください、入っていますよ。
クリニックには、「ゴッドハンド」の異名をもつ看護師さんがいます。
上手く採血できなかった日は、年に何回もありません。
クリニックは、「ゴッドハンド」で安泰です。
2016年2月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.02
聴診器のむこうに きむらドラゴン
もうすぐ7才の男の子は、待ち時間にドラゴンカードを作成中。
さっそく「きむらドラゴン」をリクエスト、
「得意技は何?」って尋ねても、遠慮するので教えてあげます。
その1
「ふかふかしけん」:子どもに、いろいろな物を食べさせて様子をうかがいます。
その2
「さ~いけっつ」:子どもの血を、吸い取ります
その3
「しゃべりすぎかも」:あいてに答える暇を与えないくらいに、言葉の嵐
その4
「さむいかぜ」:得意の「おじゃじギャグ」で、一瞬にしてまわりを凍らせます。
調子がいいと、「カンガルードラゴン」に、進化します。
さあ、無敵の「きむらドラゴン」カードで、楽しく遊んでくださいね。
2016年2月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.02.01
聴診器のむこうに ボクのあおむし君
もうすぐ6歳の男の子の胸には、あおむし君
1年前に、道端で見つけたあおむし君を連れて帰り、
大切に育てて、ちょうちょに育てた経歴の持ち主です。
その日から、あおむし君は 男の子の大事なお友だち。
今日も一緒に、診察です。
2016年2月1日
いたやどクリニック 木村彰宏